- SNS、LINEにブログ、文章力も鍛えなきゃ。
- ハッシュタグちょっと変えれば途端に・・・なんて事ある?
- ブランド力ないなら、バエる商品にしなきゃダメ?
- 昨日インスタで見かけたハウツー、ほんとかな…
脳内が優先順位ぐちゃぐちゃの「集客メタボ」になっていませんか?
その場限りの学びばかり重ねてしまうと、頭がいつまでも整理されず、意欲も湧きにくくなります。
情報のつまみ食いだけで十分なビジネスイメージがついたら…逆にすごいです。
1月もすっかり後半戦。この辺で、ちょっと思考ダイエットしてみませんか。
膨大なデータなど持たない不束者ですが、少々引っかかったポイントについてお伝えします。
*画像はイメージです(汗)
*頭にこびりついた混乱は、ぜひ軽量化したいですけれどね。
目次
その集客術、本当?
無料情報の数々。
うまく取捨選択して適度な成長や成果が見えそうなら、(おそらく)問題ありません。
真偽だけでなく、ご希望やお悩みに近しい方法やサービスを選びとる必要も。
なお、情報レベルも内容の信頼性も学習効率もものすごく悪く、SNSだけでは学びに限界が。
安心できる情報源を選べればまだしも、「同じような人が同じような次元で言い換えあっているだけの情報」があなたのタイムラインを占拠していたなら、新たな気づきは得られないでしょう。
*捨てるべき情報源を間違えるかも、とご不安かもしれませんが💦
もし本気で学ばれるなら、(信頼できる書籍など)できるだけ適正な思考をインストールしてください。
正しさやまちがいだけでなく全体を
嘘の成果であっても、画像加工したり、無断流用したキャプチャ画面付きで、結果がでているように見せかけたりもできてしまう時代。
長文ポエムやありがちな(薄い)マーケティング解説だってネットから拾って来れます。
何を言っているかや、華やかさで決断することは危険でしょう。
他人の発信は、語り手によって歪められています。
「SNSで有名そうな方なら、きっと現実でも権威」とは言えません。
集客ツールやテクニック、どれもうさん臭い
「効果あるか怪しいので試しません、相談もしません。」
疑問を持たなすぎだと間違ってしまいますが、既に調べたり妥当性を検討されたなら、「できる範囲」でもご実践されてはいかがでしょうか。
でなければ、疑いの無限ループに。
やってみませんか?
深く考え、実際にやってみると「ここまでは理解した気がするけど、こういうのはわからなそう」など気づきができ、次の行動や限界も実感しやすいのではないでしょうか。
ほとんど何も気づけない方は・・・一人では難しいかと。
もちろん「少しできるようになってからでないと、うかつに相談/依頼すると危険」かは、人によりけりです。
研究をはじめる前に知っておいて欲しい7つのこと
- 石の上に何年いても石のまま
- 違うかな?と思ったら相談
- アウトプット大切。
- アウトプットには約十倍のインプットを。
うまくできない時は、たいていインプット不足。
文章改善だけでは、成功できない理由
あなたが
- Webサイトは何の問題もない(アクセス数やお問合わせ状況、それらの質含めて)
- ブランドづくりもビジネス内容も、優秀な方に相談した。
これ以上、その辺の中途半端な業者さんじゃ無理なはず…。 - SNSやブログも勉強は十分で、大体の発信はできている。
- 後はPR文章さえうまくいけば、簡単に売れると思う。
くらいの状況なら、部分的な文章改善で事足りる方もおられるかも。
「文章改善」と一口に言っても、「読みやすさ」だけか、SEOやセールスライティング、コピー表現などなど、何をどのくらい向上すべきか次第で、当たる書籍も、相談者との相性も変わります。
体感ながら、課題は複雑なことの方が多いはず。この集客ダイエットは、「思考の手抜き」まではお勧めしていません。
ぜひ、目立つ人の意見に振り回されない程度には、判断力も磨いてみてください。
SNSさえ頑張れば良いってことは?
- あとは、写真を覚えれば良いでしょうか?
- ハッシュタグちょっと変えれば途端に・・・なんて事は?
他の要素に問題なく「あとちょっとPRできたら…」であれば、SNSの講座だけを受講するなども良いでしょう。
ですが、やはり土台(ブランドやポリシー等)がないと、発信しづらくはなります。
なお自己分析が違っていたら、「SNSのちょっとの工夫」程度では済まないことも。
厳密に言えば・・・「SNSだけで無理なのか、大丈夫なのか」、なかなか一律の基準ではお答えいたし兼ねますが。
SNS改善もやはり、「どなたに」「どの程度」ご相談されるかによっても結果はかなり違うはずなので。。
一定期間様子を見て何事もおきなければ、おそらく別の学びや工夫が必要そうです。
改善効果は、例えば「いいねが6個増えた」とか「SNSからサイトへのアクセスが3pv増えた」くらいでは、どうとも言えません。
けっこう有益な発信できているんですが?
有益コンテンツで成果出るかは、半分正解、半分不正解。
「お客様にとって」役立つ発信は、お客様の不安や誤解を取り除くでしょう。
ただ、それだけでは埋もれやすく、「有益発信してくれるから、安心できるサービス」とも限らなくなったりしています。
サービス提供している理由や人柄、仕事の考え方であったり、ブランドの世界観であったり、工夫したモノづくりや考え抜いたことなどが感じられる方が、オリジナルコンテンツとして印象に残りやすく、強いブランドに伸ばしやすいです。
スペックや無味乾燥な情報ばかりでは「気持ち」が上がらない、と。
デザインの真価は横並びからの脱却で磨かれる。
でも、全員が同じことをしてると無個性の情報陳列が起きる。
Andy January 27, 2020
より見やすく、目につく、話題になる。を考えて変化する。
奇抜から入るのではなく、この文脈の中で意味ある変化を目指したい。![]()
普段は「ランチしました」のような投稿から、必要な時だけ急に「セミナーやります」「セールです」では、見知らぬフォロワーさんにとって意味不明になりやすいので、何している人・何がしたい人かは、多少は伝えるのが無難です。
極論、有益発信でなくとも
商品やキャラクター、ご状況などとの相性はありますが、場合によっては「無益」に振り切っている発信でもいいのです。
いまの自分に必要なもの、あっているもの、できていないけど伸ばすべきものはやるとして、本当に無理なものはやらなくてもいいのではないでしょうか。
(代わりに〜の活動を強化する、などマイナス面を埋めることは考えないと、ですが・滝汗)
【すごい人ブランディング】を、一般の私たちがそのままパクるには限界が。
真似る相手を間違えるとムダに怪しく見えたり、ややこしくなります。
そもそもSNSやコンテンツ集客ですらなくともいいかもしれません。
お悩み、サービス内容によっては、直接の営業も一つです。
あくまで「マーケティング」は営業をできるだけ減らして楽になるための方法なので・・・。
大事なのは接客。
難しい話を抜きにすると、シンプルに、その商品を買う時にどう悩むか?を考え、参考になるお話をおもてなししていくのが基本です。
安いTシャツと高級コート、手にとって試せるリアル店舗と通販や無形のサービスに求められる「おもてなし」はそれぞれ違う部分も出てきますが。
参考
ヤマヤスのTwitterのすごさをツイッタラーが全力で解説する
InstagramやYoutube、そしてこのnoteでも同じこと。
『どんなコンテンツならみんなが楽しんでくれるだろう?』という想像力だ。無理にHow toやお役立ちコンテンツを捻り出そうとする必要はない。
ヤマヤスTwitterも『役に立つ』とはまた別のベクトルで人気を得ている。重要なのは『その人の視点からしか見えない景色』を共有することだと思う。
https://note.com/qzqrnl/n/n4fd968eacc1f
資格の数が足りないせい?
できることを本当にやり尽くしていた、または、本当に能力不足なら、スキルアップも重要です。
が、スキルだけじゃ人は動かないですし、特に興味もない収入のための資格・スキルアップならエネルギーが分散しやすくなります。
よほど集客・ブランディングに自信があれば「やり尽くした」も言いやすいですが、「ありがちな誤解でうまくいっていないだけだった」ことも世にまだまだたくさんあるはずです。
「そもそも数千円のサービスしかやっていない」など、集客改善しても課題の多いサービス設計になっていませんか?
発信をひねり出すことが苦行すぎるなら、そのビジネス自体の問題や、心からされたい方向性じゃないのかも。
おしゃれ/映えるパッケージにすべき?
「ブランド力ない気がするから、デザインの力で集客アップしたいです・・・」
詳しくはお話を伺ってみなければ難しいですが、一瞬で理解させるのが重要なWebでは特にキレイ/カジュアル/ユーモアが通じる表現が必要。商品の実態と見かけ、撮影クオリティなどがバラバラでは伝わりづらいと思います。
お気づきの内容以外に課題が隠れていることも。パッケージ以外だったり。
アメブロ、WordPressブログにSNS…全てしなきゃ💦
Photo:Jan Mellström on Unsplash
アメブロのみにしたい
何度も強調するものでもありませんので簡単に済ませます。
うまくいっており、課題感もなければ、アメブロとSNSくらいで良いのではないでしょうか。
アメブロでSEOは苦しく、SNSで集客する必然性が上がり、手間、アクセス数などネックになる要素はもちろんあります。
何かを保証するご提案ではありませんが。
無料にこだわるのも、未来に投資してみるのもあなた次第。
投資といっても最低限は、サーバとドメインくらいです。
noteとSNSとかでも可。
指名検索や、SNSで勝手にお客さんがどんどん投稿・拡散してくれるほどだったら、さらに安心ですね。(トオイメ)
blog、FB、SEO。。集客ツール、全部いるの?
WordPressブログをやってみられるなら、まずそこを重点的に育てるべきです。
SEOもブランディング発信も確かに簡単ではないですが、だからこそ、まずは「何か」から力を注いでいかないと、という意味で。
WordPressブログが健康的に運営されていれば、アメブロは不要なんじゃないかと。
そもそも、アメブロに限界を感じられたからこそのWordPressであるケースが多いでしょう。
「アメブロとワードプレスを併用してください」と指導するホームページ制作業者さんもあるようですが、いやいや、WordPressの真価を活かせていないので・・・( ̄▽ ̄;)
わずかなアクセス数を期待し、闇雲に作業を増やすより、1ブログ+2-3のSNSくらいに抑えるべき。
各SNSの性格は違うものの、SNSやブログの投稿内容も全部、個別の内容をでなくとも構いません。
余力があれば無料ブログに「メインと違う趣向の記事」など上手に住み分けを。
本当に「発信マッチョ」な方は別ですが、質も必要なので・・・😓
ライン、やらなきゃだめ? or SNSとLINEを組合わせるとホームページいらんよね?

「インスタとLINEのステップメールをしています。ホームページ要らないですよね?」
ステップメールは、何のために使っておられます?
「見込み客のリストを集めて教育し、徐々に態度変容させて集客するのが定石だ」
風のうわさを聞き、何となく・・・では?
基本、お客様は透明性ある方がご安心いただけます。
集客手段は、必要性とコスパも考えましょう
サービスを選んでいただくため、本当にそんな【教育】が必要でしょうか?
実際に購入しそうな流れとは、かけ離れていませんか?
実態と違うようなら、余計に集客しにくくしている可能性が。
高額サービスすら、信頼性がないと難しいはず。
(「知らないサイトから個人情報取られるのが好き」なほうが少ないですよね…。)
メールマガジンもどんどん新規顧客獲得のコストは高くなっていると言えます。
https://mailmarketinglab.jp/mail-magazine-ltv-improvement/
…『LTV』を向上させることが鍵となってくるのです。
*LTV:
ざっくりいうと生涯顧客価値のこと。
何度も買う、お店を長期にわたりご愛用いただく等。
ステップメールの「意味ある」使い方
ステップメールは、主には通販などで購入したお客様に、
- 発送完了した頃にレビューを促したり、
- しばらく買っていない人にセール通知したり
など、「既存客または、あなたのサービスを一定評価している相手」に使うもの。
お客様が気になることやメインとなる情報は、しっかりホームページ、ブログ、またはSNSに掲載しましょう。
メルマガとは、新着情報やキャンペーン等の「最新の情報」をユーザに一括で送るメール。
ステップメールとは、個々のユーザのアクションをきっかけとして、用意しておいた内容・タイミング・期間でユーザに送る複数のメール。
https://liskul.com/step-mail-15505
https://ms.repica.jp/column/20181029_stepmail/
ホームページ制作させるため…でなく。
ホームページ制作の是非ですが、どこまで届けたいのか、どれくれいのことができたら十分なのか、などにもよります。
当サービスでは、ホームページがあまりに無意味そうなときには、お断りすることも。
ただ、他の集客手段にもいえますが、「この施策は不要」と自己診断されたものが、重要な対策だったり・・・などは、ある気がします。
参考
違和感はあったものの、後押しになりました。少し古い出版ですが、参考になります。
ラインのリスクも
また、ラインの危険性も何度か指摘されています。
安心面で、企業公式アカウントでの活用は積極的にはお勧めできません。ただ、ラインじゃなければ大丈夫、ということもなく現状で似たことするならメルマガが関の山ってところに落ち着きそう。
とにかくSEO対策すれば集客できる?
「SEO対策を想定した記事」がある程度の割合であると、SNSだけからのアクセスより確実です。
検索需要のあるワードなら、より大きくアクセスを伸ばしやすくはなります。
SNSをちょっと頑張る程度では「フォロワーさんのごく一部」しかサイトに来なくても普通だからです。
ただ、もはやどのオウンドメディアもそういう「SEO向き」の似たり寄ったりなコンテンツなら飽和し、「SEO対策だけする時代」からブランディング発信やコンテンツの魅力を高める時代に。
「SEO対策できる」はかなりのグラデーションで、耳障りの良い発信だけでは、一般の方には見分けにくくなってきました。
*「100円でベンツは買えない」的な難しさも。
*細かくいうと、「SEOは難しくなっていますが、匙を投げた訳ではない」のが私の現在です。
お申込みフォーム改善とかすれば良い?
ホームページ公開後、サイト課題を分析し「ここ〜だからマズイかも」と文言やレイアウトを変更してみることそのものには意義があります。
ただ、勘だけで行うべきものでもなく、また、それより優先すべき課題があれば、そちらをした方が、という判断も必要です。
サイト内改善にできるのは、アクセス数に対する
- 「脱落率(直帰率など)を減らす」
- 「お問合せ率をアップする」
の2つの課題まで。
いくら素晴らしいWebサイトでも、どんなに改善しても直帰率15%とか、お問合せ率10%とかに持っていくのは無理があります。
この計算が理想の状態と合わなければ、全体の良質なアクセス数を増やす必要が出てしまうということです💦
サイトリニューアルを
— ホリウチ ショウゴ / SHOGO HORIUCHI (@syo_design) January 24, 2020
依頼される理由で多いのが
・アクセスを増やしたい
・問い合わせ数を増やしたい
なんだけど前者と後者は似てるようで
全然違ってて
前者はSEO対策、後者は既にアクセスが一定数あるならコンテンツの見直しが必要。
共通してるのは共にターゲットを明確にできなければ死ぬ。
それなりで良いので、正しく健康診断できていそうでしょうか?
データ主義だけでもなく
Web運営経験などから、「やっておくに越したことはない」と感じた内容ならもちろん、できそうな時にはやってみるとお客様の心象がよくなるといったことはあり得ると思います。数値に出るとは限りませんが。。
集客の優先順位をここで整理
基本は、以下の優先順位で集客活動を行ってください。
- (良質な)ホームページ制作
- ブログ(主にSEO)
- ホームページやブログ改善
- SNS
- メルマガ/LINE
- 有料のWeb広告(リスティングとか)
SNS、メルマガ/LINEの優先順位が低い理由
一般的に、SEO集客は、SNSやLINEで取れるリストの規模を凌駕します。
私自身もSEO(を意識したブログ)からの集客割合が圧倒的です。
実は、SNSはいくら書いても資産になりにくく、見た目のライトさの割に時間を奪う集客ツール。
「露出数を増やさないと集客できないが、ずっと楽にならない」でもよければいいのですが。。
結論。
SNSにあまり時間をかけず、資産になるブログ(ほぼSEO)にエネルギーをあててください!
さらに、「メルマガ/LINEで取れるお客様リスト」とは、そもそもSNSかホームページで集客したそのごくごく一部分。
なので、【おまけくらいにしかならない】と言う結論に。
実店舗・教室集客なら…
なお、実店舗/教室系は「Google Map(マイビジネス)」利用もありだとは思います。ですが
- MEO違反と詐欺に加担しない
- マップの集客力に期待しすぎない(ホームページの重要度は減らない)
に注意してください。
(実験するわけにもいかず、あくまで推察ですが。。)
早くアクセスが欲しい時は
アクセスアップを急がれる場合、有料のWeb広告が有効でしょう。
アクセスをお金で買うので、表示から一定の割合でアクセスアップが見込めます。
広告だけでは伸ばせないので、広告だのみにならないよう、自力の集客体制は必要です。
アメブロがない理由
資産になりません、アメブロにアクセスを集めるには結局SNSになりがちだから、です。
「ワードプレスのSEOブログ執筆だけでなく、アメブロ発信も必要」なんてことはありません。
■集客メタボ 優先順位をつけるチェックリスト まとめ
- あのノウハウでいける?
- 文章だけ、SNSだけ?
- アメブロ、WordPressにSNS…全てしなきゃ💦
- SNSとLINEを組合わせる?
- とにかくSEO対策?
- フォーム改善とか?
と、自己診断と希望的観測から、思考のゴミが溜まりがちなビジネスや集客課題の考え方。
考えなきゃいけないことを無視して、いきなり「発信して引き寄せれば…?」「広告かな?」と思考をショートカットしてしまうと、いづれ限界がきます。
早く結果を求めすぎて絶望していたり、「誰でもすぐできる」それっぽいハウツーをついつい積み重ねてしまうなど、迷宮にはまっておられる方に、少しでもスッキリしていただければ幸いです。