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人気店の秘密はブランド力? ステージアップできる3つの向上ポイント

「あのお店、なぜ流行っているの?」
「安くしないと売れない…」

と、うまくいかない、価格競争になる、お客様がお店のことをあまりわかってくれていない…と感じる原因は、ブランド力の差なんです。

…と言っても、すごい一流品じゃなくても叶えられそうな、基本の考え方を、「作る・届く・響く」の3つの視点で分析。

「ブランド力欲しいかー?🗽」
「おーーー!!!🙋‍♀️(私もw)」な方も、
「いや売れればいい。今そんな困ってないから、関係ないでしょ?」って方も、少しだけ振り返ってみませんか?

記事数に頼りすぎないウェブ運用も支援できるホームページ制作フリーランスです。

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あの人気店の秘密はブランド力?

  • これは自分向き
  • スキ!

と伝わりやすいお店は強いですよね。

差別化が強く、魅力の浸透度も高かったら、最強です。
購入前の迷い・疑いの期間や重さに、確実に影響することでしょう。

ブランド力の3要素

ブランド力が高い、の中身は以下の3つの目線で見てみると、今、何がどのくらいできていそうか、分析しやすくなります。

  1. 差別化・ブランド力が強い
  2. ブランド価値の発信量が多い
  3. ブランド価値の浸透度が高い

人気店はブランド力が強い

いわゆる差別化のレベル。

あ、若者ウケするようにハデに「ばえ」ればいいんでしょ?

「差別化が強い」って、無闇なインスタばえやコンセプトをおもしろおかしく、という意味ではありません。

  • 「本当に来てほしいお客様像(ペルソナ)」をよく描けており、
  • お持ちの強みや材料・理想の未来と相談しつつ…
  • それに基づいたブランドづくりができている

ような状態です。
その「ブランド完成度」が高いほど、マネされにくくなったり、ターゲットに選ばれやすくなります。

家の土台がしっかりしていて、骨組みの素材も緻密といったイメージが、近いかもしれません。

*需要なさすぎ or 他と被りすぎは、積極的にはおすすめしませんが・・。

ブランド力が弱いケース

  1. 老若男女全員がターゲットだったりはもちろん、女性むけ・年配向けなど、まだ曖昧なお客様イメージ
  2. 強みが活かせていない・よくわかっていない
  3. 商品展開が曖昧(何でも屋さん等)
  4. コピーやデザインなどが一人歩き
  5. オリジナル商品がない

2.強みがわかっていない

自店イメージを、店構えや商品展開、Webサイトなどの販促アイテムに反映できていないか、あまり考えてこなかった、というような原因が考えられます。

やはり、(他と比べて)どのようなお店かが固まっていないと、チラシや広告なども【一発逆転のキセキ】は起きないため、結果が出にくいでしょう。
ー広告だけでは、どんな秀逸なブランドでも厳しいですが、PRしにくい状態ということです。

3.商品展開が仕入れサイトのみ

「あの人気商品を、うちでも売れば大儲け?」などの勘違い。
スモールビジネスでは特に、アマゾンや本家サイトには、なかなか勝てません。

「有名な仕入れサイトで選ぶ」だけで満足する時点で超レッドオーシャン。

  • 強力で便利なシステムは高額
  • 商品数が豊富なだけのサイトなら、アマゾンや楽天で十分
  • 本家サイト以上の説明ができにくく、独自コンテンツが難しい(ことが多い)

それでも仕入れ品メインで…という場合は、「独自のセレクト」であることが、魅力になるようなお店づくりで「あなたのお店である理由」を強化できるといいでしょう。

ごくざっくりですが、「小さいサイズセレクトショップ」とか、特定の層に刺さるセレクトで、かつ、本家サイトにはない使用感の説明や組み合わせ提案、応用例など、気づきや共感を得られるコンテンツ展開などですね。

ファッション通販など人気業界は、すでにセレクトショップ型も多く、お店作りがやや難しいかもしれません。

4.コピーやデザインが一人歩き

  • 中身のないホームページ
  • 実態とブランディングがかけ離れている
  • 面白さだけを狙った賞味期限の短い状態

など、ブランディングになっていないようなもの。

例えば、「絵本の世界のようなWebサイトを見て訪れたら、実際のお店は特にそうした世界観ではなかった。。。」
など、お客様にがっかりされているイメージです。

5.オリジナル商品がない

ネットショップなどで「他社の仕入れアイテム」を主力にしてしまうと、あなたのお店から買う理由が弱く、価格比較になりやすくなっている状態だったり、ということです。

できるだけ独自商品を考案するのがオススメです。

ブランド力アップに差別化は必須?

差別化はあったほうがいいです。ネットショップの差別化に関してはこちらにも書きました。

「え、うちは普通だから…」と思ってしまわれた皆様へ。
でもどうしても「ない気がする」場合はこんな方法が。

やり方によっては…

特徴・価格帯などで同じように見える商品だと、信頼できる・好きな・期待できる人から買いたい。

いわゆる「ヒト消費」も起こせますよ。

上手なお店は、発信など含め、発想力を駆使して多角的に選ぶきっかけや理由をうまく作っていらっしゃいます。

奈良のまるかつ様事例

無料食堂、お茶目なSNS発信や企画で、奈良の人気店「まるかつ」様。
ターゲット像、ブランド定義など一般的な意味でのブランディングというよりは、「人」を前面にしたPRで、人気と認知を得ています。

参考

http://naramaga.in/node/393

ブランド価値を届けて印象アップ

お店が、お店の魅力ポイントを多く伝えているか。
言ったもの勝ち、の側面も多分にあるので、そもそも伝えていないと、勝手に興味を惹かれてはもらえません。

  1. ホームページ・パンフレットでブランドの魅力を十分に掲載できているか
  2. SNS発信状況
  3. ブログ活用状況
  4. メルマガ
  5. 広告、その他PR

ブランド力は、農作物。

もちろん、ホームページさえ作れば自動集客…といったものではなく。
販促物を揃えたのちも、上記のような「届けつづける」取り組みは、今では欠かせません。

接する機会が多いほど、思い出してもらえる確率は向上(単純接触効果)。ホームページやパンフでは(冗長になる・ページが作りにくいなどで)うまく網羅できなかった強みも伝えることができます。

ブランド価値を伝えるのでなく「伝わる」ように

お店の訴求ポイントが、お客様やお客様候補に、どれだけ多く・深く伝わっているでしょうか。

強み・コンセプトを説明されたとき「そう言われれば、どことなく…」となるお店は、その中間。それが良いか悪いか、ではないのですが。。

魅力が「通じている」状態であるほど、お店としては安心できるでしょう。

理由はわからないけどなんとかなっているお店だと「運」要素は強め、とは言えそうですね。
あるいは、お客さまは知っているかもしれません😃

  1. わかってほしいことが適切に通じている。
  2. 信頼したり、親近感を持つために必要なポイントが通じている。
  3. お客様が実際に、どんな満足感を持っているかが、ある程度わかる。
  4. お客様が、また来たいと思っている。
  5. お客様が、その魅力をシェアしてみたくなる。

ブランドをどう説明したら?

私自身も、難しいことはまだまだあるんですが、少なくともパンフやホームページを用意しただけでは、どんなに素晴らしくてもなかなか届いたり、響いたりはしないのが実情です。

莫大な情報が入ってくるなかで、【あるサイトの商品説明に、熱狂的に惹きつけられ、繰り返し熟読する】…なんてことは少ないですしね。

まずは、伝わりにくかった部分を伝えたり、忘れ去られそうになる前にリマインドすることから。コンシェルジュ感覚で、不安・ブランドの誤解を取り除き、言わなくても通じる、と思い込まず、発信してみましょう。
意外と、「すごいコンテンツ」じゃない発信も有効です。

有名サイトの洗練されたブログ記事などの方が触れる機会はどうしても多く、「自サイトもあれくらいしなきゃダメか…」と思ってしまいがちですが💦

もちろん、「こういう時は、さすがにこれくらいの発信は心がけた方が…」「高級店でチープな写真やカジュアルすぎるコンテンツでは合わない」など、見せ方のお作法もある程度はありますが。
(その判断や学習が、難しいのかもしれませんね。)

ブランド力がもっと向上する3要素

ブランド力は、ターゲット選び、コンセプトだけでは決まりません。他にも以下のようなポイントが、お客様の評価に繋がります。

  1. 商品・スタッフの品質
  2. クリエイティブの品質
  3. 自己実現

1.商品・スタッフの品質

会社の理想のお客様に高評価してもらえる、商品やスタッフや活動のクオリティです。
「お客様が」欲しかった魅力ポイントであることが重要です。

2.クリエイティブ(デザイン)の品質

Webサイト・パッケージなどのデザインアイテムや、発信のクオリティとお客様イメージとの一致感です。上を見ればきりがありませんが、目的やターゲット、基本の伝わりやすさなどからして、「このくらいは」というラインはあるはずです。

参考

ハイクオリティなブランドクリエイティブの「情報デザイン」について考察されています。
記事では、「安そう・庶民的な感じ」と「高そう・良さそうな感じ」で見せ方が変わる、という意図も含んでいます。

また、迷路のようなWebサイト、あれもこれも盛り込みすぎたメッセージ、何が言いたいかわからない発信、だと庶民的なアイテムすら、イメージダウンしてしまいます。

ブランド価値が高いものほど情報が整理されている

ブランド価値が低く商品単価の低いものであればあるほど、ロゴやコピーといった情報が数多くパッケージに施されていて、ブランド価値が高いものほどロゴは最低限の数しか入っておらず、情報はスッキリと整理されています。

http://media.management-club.jp/shikaku-marketing-20180405/

3.自己実現

スペック以外でも選ぶ理由はたくさん。
その中で、自分のクリエイティブ性を発揮できる、とか、世のためになる取り組み、といったような高次元の欲求を満たすアイテムは、モノ選びにシビアなターゲットにとって、すごく印象的に映ります。

「あ、シンプルでいいです」デザインご依頼の誤解

「デザイン依頼ってコミュニケーションが難しそうだし、こだわりはないし、色んな人に無難なやつでいいよね・・」と、なんとなくシンプルなデザインを依頼。
そして、デザイン=ただのコスト(orファッション)、という感覚になってしまう。。

絶対的に間違いとは言えませんが、基本的には、見た目や面倒さから決めてかからない方が、よりターゲットや狙いに沿ったご提案ができる可能性が高まるんです。

また、必ずしも、シンプルデザイン=簡単でデザイン価値も安くなる、という事にもなりません。
シンプル、と一口に言っても表現は多様で、適切な方向性選びや表現が「簡単」とは言えないためです。

ただ、本当のいい加減か、意図あるシンプルか、というジャッジは、難しいのかもしれないですが。。。

・ユーザーは“問題解決疲れ”
・企業は“スペック競争疲れ”

ブランディングが全てを解決するとは思わないけど、恐怖訴求して刈り取る手法や機能性訴求で秀でる手法の継続性には疑問を持ってる。

企業は人格を持って「好き!愛してる」に向き合うのが大切。 Tweet

— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san)

ヒトは機械ではありません。なので、あなたのお客様候補にとって「これいいね!ピッタリ。」と、フィット感を感じてもらえるよう持っていければ幸いです。

全てのデザインに重大な意味があるか?というと絶対的ではないというところはあるんですが。。

詐欺とブランディングの違い

ブランディングは、あくまで、埋もれていたお店やご自分本来の魅力を、お客様に伝わりやすくするための技術です。
当然、ないモノまでありそうに演出しすぎてしまうと、【虚構のブランディング】になってしまいます。また、詐欺ではないものの、基礎工事がないところに、立派なお城は建てられません。

ただ、過剰防衛や過剰期待、過剰演出など、送り手と受け手のミスマッチは起きやすく、ときには難しさもあります。

「たまたま」本人の意図しないほど高評価になってしまうようなら、かなり注意深く表現コントロールできないといけませんね・・・(汗)
また、見せ方ミスは先人の失敗事例に学びながら改善し、発信を眺める側も、うまく判断できる世界になれば良いですね。

スモールビジネスがブランド力を高めるには?

時々お伝えしていますが、大手のマネ、または既存の競合と同じような方向性でいいかな、となると苦しくなってしまいます。
ポジション戦略やあなたの持ち味を生かして、少しでも選ぶべき市場や戦い方を見つけるのが良いでしょう。

ブランド戦略を実践するのは大変・・・・・ですが、私自身も出会いや経験を通して、ただの集客や広告のようなことだけでは限界を感じました。

■ 人気店の秘密はブランド力? ステージアップの3ポイントまとめ

ということで、

  • 作る
  • 伝える
  • 浸透する

の3ステップでブランドをしっかりと届けられるよ、という概論でしたv

なお、私も今のところ、賞を取るようなデザイナーではなく、必ず人気店になれるとまでは言えませんが、お聞きした中で、市場を考慮し、できる限りのターゲットづくりからポジション設計など、その方の状況などに合わせ、精いっぱいのご提案はしています。
まずは色々とお話しください。

もちろん、受賞級のデザイン、バズるアカウントや(クオリティ評価がしやすい)大手クラスの広告コピー…の世界もステキです。
ただ、道端にひっそり咲きつつも、根強くじっくり成長する、
そんなスモールブランドの世界を少しでも応援できれば、と思っています。
そうした第1歩から、見えてくるミライもきっとあるはず。

It’s a small world💘🎠

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  • 元ダンス部 (ง ˙ω˙)ว

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