「SEOキーワード選定のコツとは…😭」
ブログ初心者もやっておきたい、キーワード選定方法の知識集。
SEOキーワードの選び方から入れ方・書いた記事の改善まで、基礎の考え方を学べます。
1フレーズを全ページで狙うやり方は無意味で、1記事づつ選ぶ必要があります。
適切な月間検索ボリュームや、SEO難易度の低い穴場キーワードの調べ方をわかっているかは、すごく重要。
さらに、SEO理解が薄いと解決策がキーワード数の調整といった無駄な作業に終わります。
ついでに「検索キーワード候補が多く、なかなか選べない超初心者でも簡単にブログを書く方法」もわかる?とかわからないとかw
そのキーワード選定で上位になれる?
「知ってるw キーワードを自然に入れて中身を大切に…って記事だよね」
「おまじない感覚のキーワード設定はもう古い手法…でしょ?でも、意味わからない💢」
ネットで学ぶとわからなかったブログ運用者も必見の考え方です。
「ちゃんとやらなきゃ、コアアップデートが怖いんだとか?」
については、ふつうにキーワード選定やSEOが不適切って理由のみで下がる恐れも高いのです。ほんと、怖いことに…。
「あー、それではちょっとね…」
Googleくん、やっぱ人間じゃないんでSEOルールも重要なの…。
SEOのわかるサイト制作
当方ではHP制作時に基本SEO設定つき。
SEO初心者みたいな業者よりは…といってもせいぜい初期設定までですが、執筆支援プランにより、可能な範囲で商品説明とSEOライティングの強化もできます。
簡単にSEOキーワード選定方法が知りたい方へ、公開後のブログ運営支援プランもご用意。
SEO高難度な「ブログ運営」が主テーマながらも「某ジャンルたった2記事で某ビッグワード最大順位70位」のほか、他のミドルキーワードでも一定の順位( )を実現。
記事数に頼りすぎないSEOやウェブ運用も支援できるホームページ制作フリーランスです。
注意
本記事に似た「有料」SEO講座があったようですが、先駆的で網羅性の高い本記事は無料。お得じゃないですか…?
当方も、一般SEOノウハウは参照します。「誰も発見できなかった情報」のみ…までは。
目次
- キーワード選定の基礎。SEOキーワードとは
- ブログSEOキーワード選定の重要ポイント:量より質
- 対策するSEOキーワード選定の手順
- 月間キーワード検索ボリューム(検索回数)の調べ方
- サジェスト/関連キーワードを調べる検索キーワードツール
- 人気・トレンド・穴場キーワードを超簡単に選定する方法
- キーワードグルーピング SEOキーワードの難易度や分類を考える
- ロングテールキーワードやビッグワードの選び方
- もう迷わない、SEOキーワードの決め方と整理のやり方
- キーワード重複「カニバリゼーション」とは?被らない対策を。
- SEO検索キーワードの入れ方、設定方法と書き方 どこに入れる?
- SEOキーワード出現率と数の最適化、何回が効果的?
- コンテンツの改善と再キーワード選定で順位回復する方法
- 狙い目も人気ワードも…SEOキーワード選定・設定方法のコツまとめ
キーワード選定の基礎。SEOキーワードとは
SEOキーワードの意味とは、「自分がどんな言葉で検索したか」の内容そのものです。
自分本意でリサーチもしないブログは、伝えたいことが検索されるキーワードと合わないもの。
この「検索意図ズレ」防止が選定するメリットのひとつです。
「SEOとは何なのか」についてはリンク先へ。
キーワードって何ですか?単語との違い
キーワードとはお客様が検索窓で調べる【意識的な単語の組み合わせ】のこと。
何かを知りたい、買いたいという検索するユーザーの意図や目的を考えることで、キーワードの意味がわかります。
「ただの単語や言葉」だと思いつきフレーズでもOKなのが最大の違い。
例えば、対策したい検索キーワードが「バレエ教室」だけだと、ユーザーが知りたいことは「近くのバレエ教室はどこ?」「留学に強い?」など、さまざまな「質問」が混ざるんです。
SEO用ブログは、ユーザーの思いを含んだ検索キーワードを選定し、書く必要があります。
キーワード選定の重要性
キーワード選定の理解が不適切だと、検索エンジンでの上位表示は遠のきます。
広告費用タダで集客できるSEOにおいて、とっても重要なスキルなんです。
様々な数値や要素を比較し、検索上位の良質な競合記事を手本に書くことがコツ。
キーワード選定戦略は、ホームページSEOの成果にひびくことは間違いありません。
顧客に検索されるSEOキーワードを考える例
- 「ワクワク」「ゆるっと」などでは、探さない。
- 「社名」「商品名」は、ブランドを知る人限定だろう。
- 「ママ コーデ」「ダンス 費用」…など、ターゲットが知りたい悩み?
- 「トラウザー 選び方」だとファッション業界用だから、「パンツ 選び方」?
- 最近話題の**ってどうなの?「** 口コミ」っと。
ブログSEOキーワード選定の重要ポイント:量より質
ブログ運営のSEO対策に必要な考え方の中でも、キーワード選定の知識と理解は非常に重要な要素の一つ。
キーワードの使い方について、キーワードニーズが満たせないブログはとうてい順位も上がりません。
読者に合うSEOキーワード選定はSEO対策の超重要すぎるコツです。
いきなり検索ワードの検索数を調べる前に、まずは自社顧客に検索される言葉の候補を絞ると、より正確にターゲットに発信することができます。
キーワード選定をする目的 なぜやるか?
キーワード選定はコンテンツ制作やページ構成にも影響大。
初めての1記事目を書く前にまずはサイトの目的を考え、
- ビジネスペルソナ(人物重視)
- SEOペルソナ(悩み重視)
- 自社にとって説明力や発信効果の強いトピック
を言語化していきます。
有利なサイト構成を知る
「こんな系統のウェブサイトで●○情報に力を入れ、こんな記事にすると、ビジネスにも合う見込み客が流入するのでは?」と考えるわけ。
SEO設計次第で特化コンテンツが明確になって検索エンジンの評価も上がるんです。
初心者のブログ設計は雑で多目的になりがちなので例えば
- 「バレエ」カテゴリって「バレエ教室」が良い?
- 一応Bカテゴリも要る?
…と再分類するハメになるかも(*悩んだ←)。
情報収集で差がつく
自社に関連するキーワードや、どんなコンテンツが人気か調べることも重要なポイントです。
例えば、野菜サイトで「レシピ」というキーワードを選定すると料理好きの注意が引け、さらに「健康志向派に無農薬の人気が急上昇中」とわかるとより効果的なキーワード選定ができます。
SEOはハッシュタグ選定も効果的?
インスタ迷子さんにも、SEO対策の勉強はおすすめ。SNSでわからなかったお客様の悩みが分析できます!
アクセス解析でキーワードの流入データを調べることが可能。
おそらくハッシュタグ選定の効果は限定的ですが。
良いキーワードか悪いKWかの見分け方
「自社に悪いキーワード選びを見抜く方法って?」
いびつな自社サイト構成はSEO市場においても、強みがぼけます。
適切に選定できたか不安なら、以下の問いかけを。
- 狙っていた検索市場(サイト、記事)
- カテゴリごとの偏り(記事数など)
- キーワード理解と対策のズレ
もちろん、妄想でなく自社データや記事などの違和感の確認、競合リサーチから判断ください。
といっても、「隠れた人気でSEO対策がラクで…」なキーワードをむやみに探すのは困難です。
潜在客の悩みに素直に合わせているか?が要確認ポイント。
究極はキーワードいらない…?
Googleは、ツールが嫌われないよう「最適な結果」を目指しています。
なので、SEOキーワードが一回も入っていないページが上位にくる事も。
以下はタイトルやページにキーワードがない or ほぼない検索結果事例。

当方も「楽しい場所」検索結果にて発見!
キーワード登場回数ゼロのサイトが上位になるメカニズムは、対策キーワードとのマッチング度など複数の要素がポイントです。
ゆえに再現性はなく、一般サイトにキーワード選定は必要。
対策するSEOキーワード選定の手順
SEOキーワード選定の具体的な流れは基本的に「キーワード探して、選んで、書く、修正する」です。
やることは、自社ビジネスに合うメインキーワードと、関連キーワードを探す作業。
つまり今回のブログ記事をどんなキーワードで書くかの候補をブレストするんです。
月間キーワード検索回数の調べ方は、SEOチェックソフトで探します。
検索ボリュームとは、期間内で何回くらい特定の言葉の組み合わせで情報を探しているか?という需要数を意味します。
集客見込みの高いキーワードを大量に探し、検索回数が見られるツールで月間検索ボリュームと競合性を調査します。
- 関連キーワード洗い出し
- 検索ボリュームを調べる
- キーワードの選び方基準に従って、グルーピング
- 記事にするキーワードを絞り込む
- 書けそうなキーワードから記事作成
- ブログ公開
- 分析・改善、新記事
月間キーワード検索ボリューム(検索回数)の調べ方
Googleキーワードプランナーの使い方(グーグルキーワードアドバイスツール)
Googleキーワードプランナーとは「グーグルキーワードアドバイスツール」の後継検索ボリューム確認ツールです。
「単純な軸キーワードを入れ、ざっくり関連キーワードを出す」くらいの使い方に向きます。
キーワードプランナーの初期設定は、サイト用Googleアカウントの取得だけで準備完了。
Googleキーワードプランナー(Google adwords)にログインします。

ポップアップは「×」ボタンで非表示に。
「新しいキーワードを見つける」
画面左「新しいキーワードを見つける」で新提案のキーワード候補とボリュームが取得できます。
使い方は、ラッコキーワードなどで抽出したキーワードを一緒に貼り付けると各語に対する複数のフレーズ候補が一気に出ます。
2023年現在、一度に抽出できる語数は10個が上限。
いっぽう、軸キーワード(ビジネスや書きたい記事トピックに関するコアな1〜数単語)のみに絞ると関連性の高い単語が見やすいです。
競合キーワードを調査する方法?
*図下部で競合ブログなどのURLを「無関係なキーワードを除外するため、サイトの URL を入力しましょう」に入力すると、特定サイトやページのSEO対策キーワードの分析もできます。
入力後「結果を表示」ボタンを押すと、ボリュームデータなどがチェックできます。
図の1行目「キーワード(関連性の高い順)」で関連性で並び替えできるほか、他の指標順にもソートできます。
データを保存するには、キーワードプランナーの画面右上「📥(ダウンロード)」アイコンをクリック。csvかスプレッドシートをダウンロード。
こういったSEOツールで出たデータはダウンロードしておき、分類・選定はエクセルなどで行います。
図内「月間平均検索ボリューム」が多く「競合性」の低いものがお宝キーワードと言えます。また、「ページ上部に掲載された広告の入札単価」の安いものも競合性が低いです。
右端のボックスから特定キーワードの除外も可能。
「検索ボリュームと検索の予測を取得」
これから需要の上がる検索数を調べるには、「検索ボリュームと検索の予測を取得」を使います。
予測月間検索ボリュームを調べるキーワードを入力し、キーワードの検索回数・競合性をチェック。
「予測」タブでは需要の推移が、「保存したキーワード」タブでは個別の数値が見られます。
Googleキーワードプランナー 無料版と有料版の違い
Googleキーワードプランナーは広告出稿用の調査ツールなので、無料版では「100〜1000」と大まかな検索回数まで。
具体的な検索数は、少額でもGoogle広告への出稿が必須です。
サジェスト/関連キーワードを調べる検索キーワードツール
基本的に有料だと細かいデータが簡単に調査できますが、有料ツール選びに迷うなら、UberSuggest無料版かキーワードプランナーからがおすすめ。
有料プラン課金やツール選びは、お好みで。
具体的なキーワード検索回数の調査ツールから、Google公式以外で人気のプラグインやサービスをご紹介。
Google Search Console
ホームページへの流入検索ワードを調べるツールはGoogleサーチコンソール!
まだ自社サイトにアクセスする前のSEOキーワードも含むお宝データが無料で確認可能。ブログ運営期むきツール。
Google公式ツールなのでデータ信頼性は確かで、未対策キーワードの発見に超便利です。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト):使い方簡単。検索数も競合調査も
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、キーワードプランナーの代替におすすめです。
1単語調べるだけで、ついでに他の関連する検索ボリューム数もチェックできます。
検索上位のライバルチェックに便利な機能も豊富。
難易度・SNSシェア数など競合サイトの強さを見て、どうするか決められては?
*2020年春ごろ?から無料の検索回数制限が拡大、機能も激減。(有料だと可能)
データ正確性は不明ですが、妥当な雰囲気です。
無料ではかなり便利なSEOツールの一つ。
Ubersuggestが使えないなら、他の検索回数/SEO難易度チェックツール
「Ubersuggest使えない!無料はすぐ利用上限きちゃう」
なら、代わりに検索数調べる他のツールも使ってみては?Chromeアドオン版もあります。
検索数予測ツール aramakijake(アラマキジャケ)は使えない?
aramakijakeも便利。
*正確性が弱く、検索ボリューム出ないケースも残るよう。
Ranktracker(ランクトラッカー)
「Ranktracker」はインストール型の検索回数チェックツール。
無料はコピペ制限などあっても、(Googleキーワードプランナーは無料では調べられない)実数の検索ボリュームなどは一応見られます。
また、ランクトラッカーだけで、自社サイトのランキングチェックと追跡もでき便利です。
個人的に、他の無料検索回数チェックツールよりやや不正確??
*「環境設定」>「SEO/PPCデータ」>「検索数のグーグルの予報」にチェック
他にも順位チェックなど、機能豊富な総合SEOツール。
Keyword Surfer(キーワードサーファー) 検索回数予測プラグイン
「Keyword Surfer(キーワードサーファー)」というGoogle Chrome拡張機能(アドオン)もおすすめ。
Googleクロームにインストール後、ふつうにグーグル検索するだけで、無料で検索ボリュームと競合ブログの予想アクセス数を調べる事ができます。
キーワードサーファーで見れるデータ
キーワードサーファーでは
- 検索ボックス→サジェスト含む「月間検索数」
- 検索結果エリア→「推定月間トラフィック数(アクセス数)」「使用単語数」「完全一致キーワード数」
- 右ボックス[Keywords ideasエリア]→サジェスト含む「メインワードとの関連性」「月間検索数」
がわかります。ただ、「推定月間アクセス数」は「サイト全体で同じ数字で、数値もいい加減」なことを確認済み。
当方サイトも本来よりかなり低い数字に。が、「0アクセス/閑古鳥なWebサイトの推定トラフィック数」はわかりそうな印象ですw
サイト権威度が超弱いサイトは丸裸にする調査ツール。
キーワードサーファーデータダウンロード手順
キーワードフレーズのチェックマークをオンにし、CSVでダウンロードOK。文字化けする可能性も。
エクセルでの使用は、いったんメモ帳で開くなど工夫が必要そう。
キーワードアドバイスツール(Yahoo)
「キーワードアドバイスツール」とはヤフーのキーワード抽出ツールの意味です。
月間検索回数は出ず、わかるのは広告の推定インプレッション数(表示回数)だけ。
あまり複合キーワード探しには使わない印象です。
類似キーワードがわかる「るりこ」
自分用にもメモ()。検索回数のみならず、「競合サイトの複数KWにおける上位被り率」も確認できるスグレモノ。
要は、「同じ検索意図は1記事にまとめる」のリサーチが超捗りそうですよ。
「え?何が便利?」って方はSEO初心者。KWへの理解を、運営で深めましょう。
Ahrefs(有料の多機能キーワード取得ツール)
Ahrefsは検索回数チェックツールのうち、とくに流入キーワードと競合分析に便利な有料キーワードツール。
これひとつでGoogle Search Console的な自社流入分析と順位チェック、検索回数、ドメインランキング、競合のキーワードやアクセス推計値がわかる、とのこと。
無料版だと一部機能だけ使えます。なお各数値の正確性は、保証されません。
効率化や競合サイトのキーワード調査は有料ツール?
「キーワードツールって、どれ使えばいいかわからない。無料でなんとかSEOするなら、組み合わせろってこと?」
本格リサーチやキーワード管理が煩雑なブログにおすすめの有料キーワードツールは、小規模期の貧乏SEOには無縁。ですが、競合サイトから流入キーワードを取得してキーワードグルーピングまでやってくれる系の高機能ツールなら、有料のキーワードツールが便利そうです。
SEOツール導入には、利便性・できないことをよく理解のうえ、ご検討ください。
ビッグワードはもう戦略的なブログ運営組織でないと難しいですが、地道に競合サイトを分析する手法でも構いません。まだまだ「SEOのつもり」ブログも多く、とにかくリサーチして、一部は記事制作してみて、結果を見ながらやらざるをえない面も。
ただSEOツールの導入は、格段に記事構成も捗るかと。「自社事情を汲み、執筆までできる」SEOツールはないです。コンサルなしで自分で運営する場合、使える内製状況の企業ならおすすめ。
ツール以前のマーケティング/SEOリテラシーや「伴走」、SEOハックなつまらないコンテンツを書かない考え方、などが人に相談するメリット…になってきそうです。
増え続けるキーワードツールに疲れつつ使い比べた当方の最適解は、いまのところ、「サーチコンソール的な自サイト監視」と「検索意図が分類できるツール」は少なくと要るかなと。
掛け合わせ検索される関連キーワードとは
関連キーワードとは、検索でビッグワードによく掛け合わせて使われる、複数の単語群。
Googleの検索窓に何か打ち込んだら自動で提案される【サジェストワード】も、検索ボックスで調べる任意の言葉も含みます。
複合キーワードの見つけ方「関連キーワード取得ツール」で抽出
関連語を1つづつグーグル検索で見てまとめていくと、すごく調査時間がかかります。
ロングテールキーワードを短時間で調べるには、複合キーワードをワンクリックで抽出できる、検索キーワードツールがお役立ち。
調べる土台キーワードを選び、「関連キーワード取得ツール(ラッコキーワード)」にて、だだっとキーワード掛け合わせを洗い出します。
提案結果画面になるので、右上のボックス内キーワードを一通りコピー。
- ・「関連キーワード取得ツール」はサジェストキーワードに加え、知恵袋などQ&Aサイトの単語も含むので、意外な組み合わせワードが浮かぶかも。
- ・「goodkeyword」はGoogle検索の「サジェストキーワード」のみチェックできるSEOツール。
Googleトレンドの使い方・見方
グーグルトレンドとはグーグル公式の流行キーワード難易度・回数チェックツール。Goole検索された単語のみ対応。
Googleトレンドなら、似た表現の人気比較や検索推移を調べるのに使えます。どうせならより検索される回数が多く、需要が増えたキーワードを選びたいところ。
1.検索件数を調べるキーワードを入力、エンターで、検索ボリュームがわかる。
2.右の「+」側に比べたい検索ワードを追加すると…
最初に入れた単語との検索数推移の比較を出せます。
また、下部の地図上にマウスオーバーすると、都道府県ごとのトレンドを、右ボックスのランキングでは急上昇キーワードをチェックできます。
推移や人気調査チェックを通じ「今、力入れて書くと良いキーワード」を探す、的な使い方に。
検索ワードランキングサイトとは、トレンドやgoogle検索数推移の調査ツール
検索ワードランキングサイトは、年間で人気の「検索ワードまとめサイト」、トレンドのビッグキーワードを見つける「Googleトレンド」など、【検索数推移調査サイト】の意。
流行の調べ方は「ヤフー検索大賞 2019」などで、使えそうなキーワードの候補をリサーチするだけです。
類語抽出ツール
類似語や掛け合わせ違いなど、難易度が低く検索ボリュームの多い穴場フレーズを見つけることができます。
また、類語は専門用語など、特定の客層に合う「別の言い方」アイデアにもなり、便利。
人気・トレンド・穴場キーワードを超簡単に選定する方法
穴場キーワードの洗い出しで人気の無料サジェストチェックツールは、SEO対策中の同業者も使います。
サジェストワード調べるだけでは他社とかぶりやすいです。
競合サイトが未対策な穴場キーワードを調べることができたら、勝てる記事が書けるかも。
トレンドワードを探すと空き市場が見つかるかも
トレンドキーワードとは、Googleやネットで今人気・話題になっているキーワードを指します。
キーワード的な人気が長続きするかは疑問ですが注目されたいときや、特定ターゲット層に合う話題を書きたい…といった意図に役立ちます。
ただこのトレンドワード、「トレンドブログ」という【疲弊するブログ運用手法】とされ、悪名高いですw
一方で、「自然に認知度が上がっている注目すべきキーワード」は今後の需要アップ・アクセス安定化が期待できます。
「トレンドワードと注目キーワードの違い」をわかったうえで使い分けてください。
筆者のブログは、トレンドに左右されないコンテンツが中心です。
穴場キーワードの見つけ方:キーワードリサーチツールに頼らない方法
- 商品や会社の関連キーワード
- 競合サイトから探す(Google キーワードプランナー、業界動向etc)
- 本や業界紙、人気トピックから探してみる
- Yahoo!知恵袋などQ&Aサイトをチェック
- 検索キーワード ランキングサイトでトレンドキーワードを発見
SEOリサーチツールに頼りすぎず業界や社会、顧客理解を深める探し方が、穴場キーワード探しのコツです。
類語や表記ゆれも調べるとキーワードの網羅性アップ
SEOキーワード選定では、類義語・略語の検索数も調べることがおすすめ。
月間検索回数ボリュームの多いキーワードほど、顧客獲得の難易度が下がったり、客層に大差がつくためです。
似た表記の使い分けができなくてもGoogleがキーワードを理解してくれることもありますが、緻密に選定することで安心感があります。類語の検索数も合わせてチェックするように。
ブログ初心者がキーワードを秒速で調べるコツ(番外編)
面倒なSEOキーワード選びをやらず、簡単にブログ書き始めたい、という初心者に捧げる方法とは…
思いつきのキーワードを選んでブログを書く必殺「SEO無視」。
当たればラッキー?
私が書いてみたSEOガン無視記事は、意外とブックマーク等されました。さすがにブログ初心者ではないので、一時的SEO効果もあったのでは。
SEO狙いを無視する方法のデメリット
キーワード選定をやらないデメリットは、ブログ集客をSNSに頼ること。SEOに比べ、検索数も予測できず顧客獲得コストが高いかも。
また、SEOに弱いコンテンツになり、他記事とかぶる危険も大。仮にSEO効果が出たところで、すぐ下がるリスクも考えられます。
貧弱アカウントなら、SEOのキーワード選定方法どおりに選ぶのがおすすめです。
キーワードグルーピング SEOキーワードの難易度や分類を考える
「で、キーワードツールで出たのをどうする?」
候補キーワードをじゅうぶん洗い出したら、実際に書く記事に関連するものに絞って整理します。
自社の関連キーワードの選び方
まずは簡単な、自社にまつわるキーワードを選びます。商品に近い話は、記事が書きやすいので。
- 検索ボリュームが多く競合他社が弱い、かつ
- 他より良質な記事が書けそうな
SEOキーワードを選ぶと上位表示しやすく、SEO対策初心者におすすめ。
検索数が少なすぎると上位表示が簡単だけど成果が弱く、多すぎても難しいでしょう。
なお、キーワードツールで出た難易度だけでなく、上位ライバルやブログ記事の強さも分析できると、より現実的な判断に。
洗い出したキーワードを検索意図で選定・整理: キーワードグルーピング
「キーワード検索意図」とは読者がブログ1記事にもつニーズ。
【Googleで調べる目的】により読みたい内容が違います。
機械的な選び方はダメ。「キーワード検索意図が同じ同士」グルーピングにまとめます。
1記事内で、意図外のネタまで書かないように。
キーワード分類基準例
- 取引型(買いたい/やりたい):【例】「ドレス 通販」「ホームページ制作会社」
- 案内型(ご指名):【例】「イケア」「無印 ふとん」
- 情報収集型(知りたい):【例】「パーティー コーデ」「奈良旅行 おすすめ」
1・2で調べる心理は、問合わせなど、最も成約率が高い状態。
3「知りたい」なら、潜在客の購入者数や、再訪問の可能性を増やせます。
お客様層の探すキーワード?
また、自社に効果的なブログを書くにはペルソナに関係するキーワードを選ぶべき。
- 「ヒール 歩きかた(女性、ファッション好き)」
- 「簡単 自宅 ヨガ(スポーツ苦手、手軽なやり方)」…
など、読まれるコンテンツはユーザー層で違います。
決め方2. SEO難易度や優先度で選定
候補キーワードのなかで「ビッグキーワードかスモールワードか」「自社で取っておきたいキーワード群か」の2軸で優先度を分類。
重要キーワードから順に対応するイメージです。
効果的なキーワード検索ボリュームの選び方
ミドルキーワード、ロングテールワード(月間検索回数: 10〜1万回)の中で【自分で書ける、簡単な(検索上位の取りやすそうな)】ところから狙い、まずは小さな成果をご実感くださいませ。
ミドルキーワード以上の上位表示はSEO難易度高いので💦
ちなみにミドルキーワードで1ページ目になり、検索上位化が連鎖的に起こると、大幅なアクセスアップが望めます。狙って上がるものではないですが、SEO初心者だと無理め。上がったら落ちないとも限りません。
SEOキーワードボリューム別の種類一覧
SEOキーワードをボリュームで分類すると下表のようになります。
月間検索数1万以上〜 (ビッグキーワード) |
1-2語すご〜く検索数の多いキーワード。「コーヒー」など。
検索順位を上げる難易度が最も高い。質の高い関連記事の充実はもちろん、自力でなかなかコントロールしにくい様々な基準が。 検索意図が曖昧すぎるデメリットも。 |
---|---|
月間検索数1000~1万
(ミドルキーワード) |
2〜3語。意図がほどよく見えながらも人気の高い、おすすめキーワードの一つ。
ただ難易度は高く、総記事数が1記事や雑魚ホームページでは無理。最低でも複数の関連記事が必要。 例:「コーヒー オーガニック 通販」など。 |
月間検索数10~1000 (スモールキーワード) |
SEO初心者におすすめだが、意思や悩みが明確で、最も購入に近い。
別名はロングテールワード。 |
月間検索数0 | 需要ないキーワードかも。 |
キーワードツール難易度 | 高:競争が激しい、難関。
中:中難易度 低:競合サイトが弱く、初心者むけ |
決め方3. 難易度の低いキーワードを探すコツは、検索上位の競合調査と選定力
競合サイトが弱い、難易度の低いキーワードの探し方は、
- 競合タイトルのキーワード
- 競合サイトのカテゴリーなど構成チェック
- 他社記事のSEO的クオリティやその他の品質etc/関連記事
- 検索結果の傾向など
キーワードの種類や意図、ブログをよく読み込んでください。
「SEO弱い、タイトルや内容が薄い、自社ならもっとできそう」なら、かなり狙い目かと。
基準4. 購買段階で探す、教室のキーワード選定例
お稽古教室の場合、購買ステップ別に以下3点から探されてみては?
新規集客には、「準顕在〜潜在顧客」へのアプローチが大切です。
顕在顧客/競合(?) | 成約にもっとも近い購入系キーワード。
競合じゃない検索者の購入意欲は高い。 「ダンススクール 奈良」「ピアノ教室 大阪」「ダンス教室 市町村名」 「オンライン レッスン」「ヨガ 体験レッスン」 |
---|---|
顕在顧客 | ブランド名/具体的な商品名/カテゴリなど成約しやすい指名キーワード。
「ABCダンス教室 評判」「ABCダンス教室」他。 |
準顕在顧客1 | 興味/関心系キーワード。気になるけど不安、決めかねている人向け。
「比較」「違い」「英会話 費用」「ダンス 体力ない」「40代 ダンス」「レッスン内容」「始め方」 |
準顕在顧客2 | 何か習いごとしたい気はするけど、やりたい趣味が決まっていない人向け。 「初心者 習い事」「未経験」「趣味 おすすめ」「無料レッスン」 |
潜在顧客:一般語句 | 日常に刺激・不満、趣味を増やす/変えたい。 「むくみ ヨガ 動画」「運動不足」「社会人 サークル」「趣味 ない」 |
潜在顧客:ペルソナ | 「小学生 習い事」「40代 趣味」「転職 資格 取りやすい」「効果 ダイエット」 |
知りたいキーワード | 知識・ノウハウ系。成約から遠くはなる。
「肩こり 解消」「デトックス エクササイズ」「ヒール 歩きかた」「~の方法」など。 |
いくら教室が1店舗でも、大抵の「地域名+〜教室」の検索ボリュームは低く、また、見込み客だけが探すキーワードとも限りません。
地名SEOに頼らないほうがアクセスアップでき、成約に近づけます。
また、「お悩みキーワードを自発的に打ってくれる読者」は、自スクールのお客様候補のアクセスだ!って可能性、上がりますよね🙂
「潜在顧客キーワード」も狙うのが、新規生徒募集SEOのコツ
最初からやりたいお稽古が決まっている人も少ないです。
自社ホームページを知ってもらうには、潜在顧客が打つキーワードやライフスタイルをブログで提案できると、差をつけられるかも。。
ぜひユーザー目線で色々と潜在ワード、探してみてください。
ロングテールキーワードやビッグワードの選び方
初心者も簡単!とされるロングテールキーワード選びは、売れるKWがまずは検討候補です。「ロングテールは3語以上」とか決まっているわけではなく、ボリューム調査は必須です。
「検索上位に知恵袋やアメブロがいるキーワードは、SEO簡単」なんて噂もあれど、上位表示できるかはSEOスキルと難易度次第。
「SEO競合性チェック」はツールじゃ限界が。必ず自分の目で丁寧に調べ、見極めてください。
3語キーワードの見つけ方も、サイトにあったほうがいいものか、書きたいものだけ。目的を見失わないように。
ミドルワード、ビッグワード対策の意味とビッグワード例一覧
もし全て月間検索数10回のキーワードで、1記事づつ書いたら、アクセスを伸ばすの大変じゃないですか?
脱初心者のブログ運営のコツは「ビッグワードやミドルワード」を狙ったり、1記事のキーワード選定に工夫が必要。
簡単でも「無関係キーワード」はダメ
狙えそうなワードだけ書く、なんて決め方されていません?
キーワード選定を「アクセスアップごっこ」化すると、ブログ運営がブレます。
下表で、人気ワードの意味がより鮮明になるかと。
ビッグワード例一覧
業種 | キーワード | 検索回数 |
---|---|---|
家具 | ニトリ | 3.4百万 |
SNS | インスタ | 1.8百万 |
生活 | ホットペッパービューティー | 1.5百万 |
仕事 | テレワーク | 201,000 |
健康 | 動物病院 | 165,000 |
趣味 | ダンス | 60,500 |
スポーツ | 脚やせ | 40,500 |
趣味 | 着物レンタル | 27,100 |
Web | seo対策 | 27,100 |
「検索数が低すぎず、自社や目的にあう」キーワードの選び方がおすすめです。
「平均的な●業界ブログ」に合わせると記事も広く浅く…となり、選定の大事さがわかるはず。
SEOキーワードの絞り方はビッグ-スモールと関連性
出てきた候補から、「需要が多く、購買に近く、商品やペルソナと関係する」SEO対策キーワードに絞ります。
1ページ1キーワード
「1記事1キーワードで書くべきだ」とよく言われます。
でも厳密には「検索意図で絞って書き分ける」って意味です。
【同じような内容は1ページで書きつつ、分けざるを得ないページは適度に量産し、上手なツリー構造リンクで繋げる】のが戦略的サイト構成。
もう迷わない、SEOキーワードの決め方と整理のやり方
関連キーワードを整理、絞り込みます。
先ほどダウンロードしたキーワード候補のスプレッドシートかCSVを開いてください。
キーワードプランナーの場合、「Segmentation」「Avg. monthly searches」など明らかに不要な列を消しておきます。
「Keyword(キーワード)、search volume(検索ボリューム)、Competition(競合性)」は必要なデータです。
ムダのないキーワード決め方のコツ
全ての検討中キーワードは【絞り込み検討専用エクセル/Googleスプレッドシート】で、なるべく1ファイルにまとめて作業すると効率的です。
検索ボリュームが少ないキーワードは不要?
検索数「-(データなし)」「0~10」のSEOキーワードは一応、不要。
「10〜100」くらいで効果的そうなキーワードの選び方は、検索ボリュームが少ないキーワードを対策しておくべきかのような優先順位です。
予測検索ボリューム数よりSEO流入が多かったりも。
悩みが深いかビジネスに関わる場合、あるといい印象はあります。
ですが私も判断が難しいので、上記を参考にさせていただきます。
結論:「購買に近い or 自社商品に重要な」キーワードだったら、要検討ネタが見つかるかも。
「検索ボリューム多いから対策する価値がある」「ないなら対策する必要がない」といった二元論的な考え方ではなく、あくまでも検索ボリュームは施策を行う上での優先順位付けの判断基準のひとつとして捉えるとよいでしょう。
検索ボリュームがないキーワードでSEOを行う必要があるのかという話
今回は「月間検索数10未満」を切り捨てますね。
キーワードをツリー構造にカテゴリ分け
まずは、要らないKWをクリーニング。選定基準に従い、ホームページの目的やペルソナに無関係なキーワードを削除していきます。
削除後は、意図・ペルソナ・類義語・主従関係の点から、仲間キーワードを見やすく整理してください。
キーワード整理ツール:keysearch Betaで検索ワード関連性をグルーピング
OMUSUBI(おむすび🍙)は、関連キーワードをマインドマップ表示してくれるツール。
単語の関係性が可視化でき、キーワード分類の参考におすすめです。
「記事ダブり」を抑えるにも、似た目的のキーワードをグルーピングで捉えておきます。
「LSI graph」というキーワードグルーピングツールも使えそうな。
キーワード重複「カニバリゼーション」とは?被らない対策を。
選定が済めば、準備万端。選んだブログやホームページにSEOキーワードを設定しつつ書くだけ!
ただ、再度
- ペルソナに合うか
- 1トピックか
- 自サイト内に似た記事や、カニバリゼーション記事はないか
念の為チェック。理想の「1キーワード」とは字義どおりでなく、ロングテールなど複数ワードも含めます。
1ページ1キーワード=1つの検索目的、ですね。
キーワードは複数記事で、重複させない!(別名:カニバリゼーション)
カニバリゼーションとは、1サイト内の複数記事で使用SEOキーワードが重複し、「あるフレーズにとってどの記事がより適するか」が検索エンジンが判断しづらくなり、順位に悪影響する問題を意味します。
誤判定を避けるには、(極力)1キーワードで2記事以上書かないように。
良い決め方は、競合サイトのページ構成を調べてみては。
ロングテールワード狙いでも、ミドルワードまで上位になる・・・現象は起こります。
まぁ、最初は「1記事・1ロングテールワード・1目標設定」が書きやすいですかね。
上図みたいに「ブログ記事の話題」と「狙うキーワード」がズレたり、不自然にあげたいワードをねじ込むのはムダです。どうせ読者に嫌われるだけなので。
検索意図・カニバリゼーションの概念が難しい方は、あまり独学に向きません。
ブログ続ける中でお伝えしたかった感覚に気付ける人も一定数おられるとは思いますが。
キーワードのカニバリゼーション例
典型的なカニバリゼーションの具体例を挙げると、1つのブログサイトで
- 記事A「40代女性に人気の健康法2022年版」
- 記事B「40代女性人気の健康法とは」
- 記事C「40代女性の人気健康法がすごい」
…とキーワードが共食いしている状況です。
実は他にもダメな例はいろいろ……
自分で情報探すか、理解力が高くPDCA上手なら無料コンテンツでわかるかもですが、当方も意味をおぼろげに実感するまで大変でした。
1キーワードの例
- 「ダンス教室」
- 「ダンス教室 奈良」
- 「ダンス教室 奈良 おすすめ」
カニバリゼーション対策は「検索意図で絞る」
「だるい 運動 方法」など検索意図の詳細なキーワードほど、集客や成約が簡単です。
「ダンス教室」などビッグキーワードはSEOが難しいうえ、お客様から遠すぎる面がネック。
検索ボリュームは大きいですが、「ダンス教室の何」を知りたいか不明で、書きづらいです。
複合キーワードなら検索ニーズが見えやすく、集客効率も上がりそう。
「奈良だけにするか、関西や全国まとめ、どれがいい?
実店舗のおすすめダンス教室情報は、遠くても関西圏までだろう」などと狙い目を定めます。
前項に学ぶと「ダンス教室 奈良 おすすめ」の記事を何個も書くとカニバリゼーション扱いかもです。
SEO検索キーワードの入れ方、設定方法と書き方 どこに入れる?
ホームページやブログの対策ワード決めたけど、あとの設定方法はどうすれば……。
キーワードの書き方は単純!
- 記事タイトル
- ブログ見出し
- 本文
に「SEO対策したいキーワード」を適度な回数入れるだけ。
ブログ/ページURL(ワードプレスのパーマリンク)/画像ファイル名にもキーワード入れる
ブログURLにも、ぜひ「https://abc.me/123456」より「https://abc.me/dance-lesson/」などキーワードを入れるように。
検索結果や記事紹介された時も誘導率が高まると、期待できます。
URL設定は読みやすく、内容が想像できるもの。長すぎるURLはおすすめできません。
WordPressで簡単にURL設定できます。
URLだけで順位が上がる訳はないものの、クリック率アップや分析がラク…など、丁寧に決めるメリットも多いです。
なお、一度公開したURLはよっぽどでないと変更しない方が。
URL転送する方法もあるものの、うっかり変えるとページの順位評価が引き継げず、読者もアクセスできなくなるからです。
URLは英語か日本語か?
日本語url例:https://hoge.me/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E7%BE%8E%E5%AE%B9%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%822021
英語url例:https://hoge.me/osaka-barbar-campain2021
URLの文字列は、英数字とハイフンのみが無難。
日本語URLもペナルティにはなりませんが、URLの視認性が悪いからです。
記事タイトルへの入れ方とキーワード順番
タイトルタグの左側にキーワードを入れます。
「キーワードを目立たせる目的」だけなので、配置する順番も無理にTitleタグ前方じゃなくてOK。
意図もなく飾り言葉を前方につけるため、ならそれ自体が不要かも。
メタディスクリプションタグ(meta description)の書き方
SEOキーワードをメタディスクリプションタグ前半に設定しながら、クリック率の高い導入文を考えてください。
メタディスクリプションは必須じゃなく「いちおう設定するとおすすめ」って感覚。
SEO meta keywords(メタキーワード)の個数は0個!
メタキーワードは何個まで入れる?meta keywordsタグはもう不要。もう無意味ですが、この「メタキーワード」に対策キーワードを何個か入れると、SEO上がった時代があって…(トオイメ)
メタキーワードとは、htmlのソースコード内だけで見える、古いSEO設定です。
ページの見た目には影響せず、検索エンジンとHTMLが読める人にだけ通じます。
見出しのSEOキーワード設定方法
見出しのキーワードは、h1やh2タグ(「見出し1」「見出し2」)中心にSEOキーワードを設定します。当然、多用せず自然な入れ方で。
同じ2〜3語キーワードフレーズをh2・h3以下の複数の見出しタグに何度も入れても、目次が見づらくなります。
見出しも「上げるためのおまじない」じゃないんです。
「記事に単語を並べる」 対策をバカにする人も、案外「見出しの身嗜み」に無頓着では?
念は込めずに、見出しのSEO効果の高い入れ方は、上位記事の分析が重要です。
長すぎ・短すぎ
(Hタグ) おすすめバレエ。
(Hタグ) 子供にバレエを習わせる効果①身体と心と発達に有効で、いい体験になり、おすすめです。楽しい。
見出しはタイトルよりは短いですが、対策キーワードは入れる必要性はあります。
また、文章を入れる場所でも、冗長になったから入れた単語の評価が上がるわけでもないです。
複数の見出しで何回も同じキーワード
「●●で上げたい」執念すら感じる、つめつめ見出し。
子供にバレエを習わせる効果①体が強くなる
子供にバレエを習わせる効果②精神を育む効果を実感する子供が多い。
子供にバレエを習わせる効果③感性を養う
*「子供にバレエを習わせる効果とは?人気の理由や注意点を解説」様より改変引用。
eys-kids.com/art-college/ballet/media/106
引用記事は上位に上がっていますが、「どっちでもいい」or「ライバルや難易度が低い」場合も考えられます。
マニュアル思考で上位記事を真似るだけじゃ、競合記事やSEOアルゴリズムに負けるリスクが高いです。
組み合わせキーワードも含める
選んだキーワードには、連想される「組み合わせワード」がいくつかございます。
SEO「頑張ってみる派」なら、表記ニーズの網羅も試されては。
専門用語で「共起語」といいますが、さほど神経質にならなくても良いです。
でも、ブログを伸ばすのに「何か足りない」理由が表現力な可能性も。
共起語調査ツールなど無料ツールが出ています。
気にし過ぎても記事がブレ、時間もかかるので、ブログ初心者は注意を。
キーワードの詰め込み例
キーワードの乱用
- 上位に掲載されるようにするために市町村名や都道府県名を羅列
- 同じ単語や語句を不自然に繰り返す
SEOキーワード出現率と数の最適化、何回が効果的?
キーワード、何個書けば? 絶対上がる含有率はない!
「キーワード出現率を上げるほど、上位上がる」説はただの勘違いです。
SEO重視すぎず、人が読んで自然に見える文章・使い方を。
SEOのメカニズムはとっても複雑。スパムっぽい考え方は、無駄です!
キーワード率、多すぎ?少なすぎ?と個数ばかり調整しても、メリットは薄いかと。
ブログ本文でキーワード入れる場所と適切な出現頻度
ブログ本文(文章)への入れ方も、まずは内容優先です。
テキスト中のキーワード出現頻度は、出現率ツールでわかります。
記事内キーワード数・出現率チェックツール
ブログ内キーワード数は、無料の「SEOキーワード 出現率チェックツール」で確認できます。
- ohotuku.jp
- FunkeyRating(ファンキーレイティング)(ブログ公開前に文章貼り付けでも、チェックできる)
キーワードは詰め込まず、あえてチェックするなら「テキスト全体の3〜5%付近」とかですかね。
でもツールで「〜を何単語削除」アラートが出ようが、キーワード数調整による、明確な検索順位アップは保証しません。
よっぽどダメなら改良の余地はあるかもですが、「SEO記事や本を見て、なんとなくキーワード数いじってみた」初心者は不毛な改善が多く。
ただ、「ブログのスパム度」は、出現頻度チェックツールで気づけるかも。出現数多い=全てスパムじゃないです。
キーワードの入れ方だけでなく、読者満足も。
「キーワード比率」を見ない企業様もあるようす。当方も含有率は「薄目」で捉えていますね。
読みづらいと嫌われるのは確実です。
*「SEOって、キーワード出現率じゃないんですぅ〜」と語る専門家なら全て本質をわかっているわけではないです。
コンテンツの改善と再キーワード選定で順位回復する方法
公開当初のブログ記事はほとんどが未熟なコンテンツですが、リライト(ブログ修正)で上げられます。
これは手順7の「分析」で、書いたブログのSEO結果をチェックするステップです。既存のコンテンツを見直し、SEO対策不足なページ・キーワードを発見することがおすすめ。
キーワード設定効果確認の方法
過去の投稿記事が検索エンジンで上位表示されなかったら、サーチコンソールで現状をご確認ください。
検索順位チェッカーは順位だけが追え、厳密な流入キーワードについてはサーチコンソールで「キーワード検索数が多く、伸び代」の記事修正に使います。
リライトした記事のほうが圧倒的に成果が出た、との調査データが出ています。当方も同感です。
リライトの効果実証!やはりリライトはメディア成長には欠かせない施策だった!
キーワード変更と再選定
またサーチコンソールやツールで新たなキーワードも再選定するとSEO戦略が有利になり、検索エンジンでの上位表示を狙うことができます。
例えば、より適切なキーワードを改めて選定することが必要です。
Google Search Console(サーチコンソール)で検索ワード調べるやり方
Googleサーチコンソールにデータがたまったら、実際に流入見込みの高いキーワードを調べ、まずは修正効果の高そうな記事からリライト対象に。
キーワードの選び方は時々見直すと、穴場キーワードや改善点が分かります。
自社ホームページがよく検索されるキーワードを、以下4ポイントからチェックしてください。
- 検索に引っかかるっぽいけど、記事で対策したつもりはない(でも自社に重要な)キーワード
- 記事改善すべきっぽい、検索で上がらない「狙ったはずなのに」キーワード
- 検索上位だがほぼクリックされないキーワード
- 「もっと上の方に」接戦キーワード
優先度の高いキーワード検索の順位改善方法
1.伸び代記事の修正
「何から改善すれば」という方、まず「平均検索順位」や「表示回数」の割にクリックされない記事はタイトル・ディスクリプション・見出しを変えます。
2.簡単な順位アップ

改善例
検索流入見込みの高い、「平均検索順位」20〜30位くらいまでの記事改善から始めては。
キーワード再選定やリライトの難易度はさまざまで、「何をどう変更すればアップするか」は、解析スキル次第です。
3.10位以内の順位アップかCTR(クリック率)向上
10位以内からの順位アップは、安易なブログ改善だけでは難しい…と思うことは少なくないですが、やはり記事改善もやります。
私も全て4〜7位くらい?→2位になり、80%ごえのアクセスアップになった記事も。やはり「上位化するほど望ましい」結果に。
回遊と購買心理を改善
「記事に関連した内部リンクを張れないか?」など、自社ホームページ内のネットワークを強めます。
離脱を減らすと人間にとってや長期的にはメリットですが、Google的には「サイトの関連キーワードの結び付き」を明示する効果になるだけです。
リンクだらけにするとダメですが。
また、「記事書いた自分、えらい!上がるよね?買って!」でなく、伝えたくなる魅力アップも重視ください。
4.サーチコンソールやツールで見つけた新キーワード
サーチコンソールに「こんなコンテンツ書いたっけ?」的な「無対策キーワード」を発見することもできます。また、たまにやる自発的リサーチにより新キーワードも見つかります。
ビジネスに有効なキーワードなら、対応すればお宝ワードとなる可能性も。ただ、修正に溺れることも注意が必要です。
有効キーワードは放置
「順位もめちゃ高い、クリック率も悪くない」キーワードは放置でOK。
正確なキーワード設定
キーワードの入れ方で順位つかない時は、あるようです。当方も「改善後、数日でガラッと順位もアクセスも変わった」経験が。
で、最初から選定知識があればぐっと作業時間が減ります。自分で法則を見つけられなければ、「気づいた人」に聞くべきです。
狙い目も人気ワードも…SEOキーワード選定・設定方法のコツまとめ
効果的なSEOキーワード選定のコツは、5つ。
- ツリー構造・穴場・検索意図の知識
- 事業にマッチする選び方
- 作業の根気
- 自分でも考える力
- 顧客目線
「SEO順位を上げる」はただの手段。
キーワード選定など、SEOルールを入れると、かなりコンテンツマーケティングが捗るはずです。
持てる限りのクオリティアップ・ご提案には勤めますが、実際の保証はGoogle次第となります。
「ECサイトのキーワード選定」「SEOとは?わかりやすく説明 〜検索順位の仕組みらしいねん」も合わせてどうぞ。
キーワードが上がらない、SEOの相談は
「自社ブログ、検索順位30位以内のキーワードすらない…」
「上位なのに客が来ない」
「いっぱい記事書いたのに下がってきた…」
現状のSEO対策に困ったらお問い合わせください。簡単なSEO診断など一部単発サービスもご用意。