なかなかネットショップが売れない理由には、多くのノウハウが出ています。
EC儲け方の悩み
- 「無名店はアクセス少なくても仕方ない」
- 「大手・有名ネットショップ多すぎ」
- 「セールにメルマガ、SNSももう打ち手が…」
- 「商品は人気で、自信を持っておすすめできるはずですが…」
ECサイトの販促企画は難しいですが、うまくいかない悲観だけでは、なぜ儲からないか見えません。
全く売れないネットショップと売れる繁盛店の違いとは?
チェックリストを参考に、不人気店から売れてるネットショップに改善してみてください。
[広告つき記事]
- 本当に儲かるのか?ネットショップは効果的な宣伝方法が重要(無料/有料)
- 商品力が弱い?ネットで売れないものの特徴まとめ
- 個人ECサイト/base/ミンネで一つも売れない理由はなぜ?作品が下手?
- ネットショップで売れるものは何?失敗しないおすすめの商品選定
- 売れてるネットショップランキング推移に見るコロナ時代の店舗戦略と現状 2024
- 【赤字】売れない店はネットショップ販売リスクを軽視…?【黒字】
- 改善を!ネットショップ販売力・ノウハウが低い
- ネットショップに人気(ひとけ)がないと売れない
- 初心者は売れるネットショップのデザインに学ばない
- ネットショップの商品数が少ないけど、売上上がる?
- ネットショップで売れない理由ランキングに学ぶ、ネット販売のコツ
- メルマガやキャンペーン施策がまずい
- 開業2年目の売れないネットショップ売上アップ方法は、リピーター対策
- ネットショップ運営力も商売センスもない…… ECサイトの仕事辛い…
- ネットショップ課題を改善できず、売れない…時期が悪い?
- ネットショップで売れる店/売れない店の違いチェックリストまとめ
本当に儲かるのか?ネットショップは効果的な宣伝方法が重要(無料/有料)
「ネットショップ3ヶ月目、販促企画がうまくいかない。本当に儲かるのはごく一部?」
現状の自社ネットショップ、本当に十分アクセスされ、宣伝もできています?
売上が伸びない理由は、販促の知識不足だから。
分析スキルをお持ちなら、課題の明確化から始めてはいかがですか。
マーケティングが分かるほど「未熟な施策・課題」のどれをやるべきかの判断も、徐々に洗練されるかと。
(自分でも自己暗示)
ネットショップの売上平均は10万円代?
競合ECサイトはどれくらい売れてるんだろう…
平均売上は20万円くらいまでが中心で、月商100万円以上は10%くらい、とも言われます。情報源が探せませんが、売れてる成功者は一握りの企業。
他社と同じ状況に安心でも卑下でもなく、ただの参考値と捉えます。
また、古い調査で「モールよりは自社ECサイトが利益でやすい」とのデータも。
月商100万〜を豪語する通販コンサルは、異様に多いですが()
10万円代は、個人事業主など小さな通販サイトオーナーに多そうですね。
■趣味の延長ではじめた人の約8割が月3万円以上の売上
■50万以上の売上がモール型では16.8%であるのに対し、カート型では25%を上回る
【2019年ECオーナー実態調査】趣味の延長ではじめた人の80%以上が月に3万円以上の売上をあげていることが明らかに!
月間40万件ものアクセスを誇るショップもある反面、一方で月間500件未満 (1日20件以下)のところも16.4%あり、人気ショップとそうではないショップの差は大きい。
法人では売上50万円以上のショップが3割以上(35.2%)あるのに対し、個人ショップでは18.2%しかない。
富士通 98年インターネットショッピング調査(*記事削除)
無料宣伝方法1:SEO・ブログ、楽天SEO
ネットショップの存在を無料で宣伝するには、Googleまたは、楽天などモール検索で商品やブランドがひっかからないといけません。
SEOやりたくないオーナーも少なくないですが、(「やったけど結果出ない」ECサイトも)SEO対策はムダか、はよく考えたほうが。
「無料で簡単に宣伝効果が出る……。勉強はいや」でネットショップの成果はでません。
無料宣伝方法2:SNS
SNS発信じたいで集客…というよりは、購買転換率を広げたり、興味と紹介で繋がる集客施策がSNS。
お店を知るお客様との関係性アップを目標に、客数安定化をはかります。
つまりSNSは、無料集客ではなく「無料交流」です。
有料宣伝方法1:リスティング広告・SNS広告
ネットショップ広告は、「ECサイトへのアクセス数を、有料で買う」宣伝方法。
SEO/コンテンツマーケティング成果を待つ前に、自社ネットショップへアクセスを集められます。
ネットショップ広告の成功事例
広告もSEOも、「宣伝費にかけた費用よりリターンがあれば有意義」という啓蒙記事。
有料広告にも販売効果はあります。
有料宣伝方法2:同梱チラシ作成・試供品添付
一回でも買った顧客に 売れる効果のある有料施策が、同梱物をつけることです。
ネット宅配の同梱物は、さりげにチェックされるもの。
素敵で中身の濃いパンフレット類をつけてお届けすれば、一定数はお店のこだわりや新作に気付いてもらえます。
また、試供品やおまけを同梱するとその商品を「今度は買ってみようかな」と促したり、ウェブショップへの好感度も上々です。
ただ、農園ECサイトなのに「今年のアパレルは〜」「カット行きましたv」など無益な内容のチラシだと、売れないでしょう。
売れないチラシ脱却はご相談を。
売れてるネットショップはどんなやり方?
手付かずなら、ぜひできそうな無料の認知度アップ対策を始めてください。
宣伝予算面では、コンテンツマーケティングが最も効果的でおすすめ。
「無料宣伝」のみでECは売れない
無料の宣伝ツールをネットショップの広報に使いこなすには知識と努力が必要です。
スタッフ雇用費用のほか、教育研修費・光熱費含め安易に考えると赤字リスクが。
コンテンツマーケティングにやたら費用対効果を求めるのもまた、勘違い。
「どの程度の施策で売れるか」の評価が甘いと、失敗につながります。
商品力が弱い?ネットで売れないものの特徴まとめ
どうあがいてもネットで売れないものをマーケティングでなんとか売るリスクは、非常に高いです。
- 販売商品の魅力が薄い
- 業界縮小・流行遅れ
- ネット販売に向かない商材
- ニーズが少なすぎる
- 高額商材でハードルが高い
など、商品力が弱くないか分析してみてください。
自社販売商品のベネフィットが弱い、需要が少ない
例えば「コーヒー通販」と検索すると、約11,100,000件もの競合ネットショップが。
ネット販売で自社商品を探す人が非常に少ないなら、認知度か需要がないです。
現実的には、「誰も聞いた事ないレベルの他社にないショップの強み」は見つかりにくいです。ブランディングアイデアや、わずかな魅力の積み重ねも求められてきます。
高額商材
やはり高額商材は実店舗のほうが売れるようです。オンラインショップよりまずは本店舗のブランディングが優先されそう。
店舗での購入は「安心感がある」が72.9%でトップ。「友人・知人と一緒に商品を買える」、「返品交換がしやすい」が続く。
…店舗はブランドの思想を感じられる場所と捉えているようだ。
個人ECサイト/base/ミンネで一つも売れない理由はなぜ?作品が下手?
「インスタでいいね一杯くる個人ネットショップで、なぜ一つも売れないの?」
ハンドメイド雑貨やアパレルネット販売は、作品の品質と個性が重要。
本当に100均クオリティやオリジナリティ低いなら、仮に1つ売れても、「詐欺商品」と2度と買われないか悪い口コミが広まるだけ。
逆に、
- 「繊細でキレイ」
- 「面白い!刺さる!」
と思わせたら効果的な宣伝もできるはずです。
ミンネなどハンドメイドネットショップは発見性。
私もハンドメイド系ネットショップでは、結局クリエイティブを重視。
あと、作品の信頼感、怪しいセレクト品じゃないか?って比べちゃうんですよ。
「SNSでファン化…」なんて手間のかかる行動、あまりやらない。
ミンネで下手な作品は売ってもムダ?
下手なのは被害妄想なのか…何もお聞きせず断定できません。「ボッタクリ」と見られると怖いですね。。
ハンドメイド専門サイトってどれもこれも、クオリティーに対して値段が凄く高くつけられてますよね・・・登録者数もメルカリに比べ少ないんですから、そりゃ売れにくいですよね。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12172372632
ネットショップで売れるものは何?失敗しないおすすめの商品選定
「開業予定だけど、さくっと成功するにはネットショップで何を売ればいい?」
売上面だけで始めるなら、おすすめできません。自店の軸やニーズの見つけ方を知って、存在意義の見込めるセレクトを。
セレクト系ネットショップは儲かる?人気出る?
「インスタでよくみる、海外・韓国系セレクトショップって儲かるんですか?」
元の商品が微妙で独自性もなく、価格勝負で厳しそうですね。
また、海外製品の店舗ばかり増えれば、日本製の良品が安定生産されにくくなります。
仮に儲かるとしても、トレンド媚び過ぎなセレクト系ネットショップは、中長期的にはジリ貧かも。
自分のネットショップで売るセレクト基準まで似たり寄ったり、ですもの。
-中国を撤退して、青森・岩手を残した方が先々いいような気がするんだけど。
-安さだけ求めて外に出ると、あまり良くないと思うけどな。
会社への信頼度は明らかに下がりました。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6415799(*記事削除)
もちろん、高感度な海外製アイテムも増えていますが、品質だけではないです。最近の日本サゲ・他国アゲは危惧しています。
では、儲かる商材とは何なのか…?
ネット販売に強い、売れる店の商品力とは
「うちは良い商品だから、今が成果の限界?」
「良い商品」が勝手に売れるとも限りません。商品やコンテンツで強みが伝わってないかを知るべきです。
ネットショップで売れるには「強みや差別化」「需要」「市場規模」を兼ね備える必要が。
商品自体にバズ要素を作れた成功例。
椅子がガクガクブルブルしてる!
ように見えるデザインがなんだか可愛いいし斬新. pic.twitter.com/dgiWnEPmB8— AKILA™ (@AKILA_Design) 2021年10月9日
ネットショップで販売すれば売れるもの、儲かる商品って?
「ネットショップを始めるだけで儲かる」という簡単なネット販売ノウハウはありません。
ネットショップで売れる商品の選び方は、自力で綿密なリサーチと「ダイヤの原石」探しへのこだわりだと思います。
- 販売者がおすすめできる商品
- 利益率のいい商品
- 既存商品の強み強化
- 簡単に見つからない、隠れた名商品など。
1.経営者やスタッフも自信をもっておすすめできる
ECサイト担当が試せない、買えない、商品理解がないと、ネットショップや宣伝の質も下がりやすいです。
販売当事者が良さをよくわかっており、メーカーや成分を信頼できる、知人に教えたくなるほど長期的には儲かると、期待できます。
2.利益率の良さ
でしゃばる範囲でない気はしますが、必要販売数が巨大なら、目標達成は困難に。即諦める必要はないかもしれませんが。
3.ブランディング以外の商品改善アイデア・事例
石井食品様はミートボールなど加工肉ジャンルで改良を重ね、「無添加で安心」の訴求力を高めてこられたようです。低価格で驚異の品質は、まさにどんなブランディングより効果的。
減・無農薬化、スキマアイデア…など自社でできそうなこと、まだまだ残っているかも。
「売れているものを“ちょっと変えて”売る」商品企画の鉄則と実践方法
4.希少性が高い、探しぬいた商品
とあるお客様の事例でも、お話が私の中で浸透するほど「良い商品は、並の努力では見つからない…」と感じました。
光る要素があれば、商品自体がコンテンツのヒントになってくれたり。
売りたいものを売る?売れる商品を売ればいい?
ムリにトレンドに合わせた商品選定をすべきかは自由です。
もちろん、販売リスクを減らすには、
- 競合調査
- 流行チェック
- 需要リサーチ
された商品を売れば効果的です。
が、あえて「好きな・広めたい商品を売る」もかえって独自性の高い商品開発となる期待も。
今の私に言えるのは、およその考え方ですが…。
売れてるネットショップランキング推移に見るコロナ時代の店舗戦略と現状 2024
コロナ効果でネットショップは伸びた
緊急事態宣言後もネットショップ利用は伸びているようです。
つまり、競合の出店数も増加傾向なので・・・。
「慌ててECサイト開設。でも、まともに運営できる人いない」飲食店などはお辛いと存じます。
日用品のほか、お出かけ商品も増加。
期間中の注文件数は昨対比166.15%。
宣言解除後も、各月の新規顧客利用が昨対比2倍。
ウィズコロナ時代、ECはどう利用される?数字でよみ解くEコマース[2020年7月〜9月 futureshopサービスまとめ]
成功の難易度も上がった…
2018年のネットショップランキングを見ると、当時はまだ
- ユーザー共創型コンテンツ作成
- ネットショップの使い勝手・デザイン・商品検索性
の評価も高かった模様。
参考:売れてるECサイトとは? ネットショップグランプリ受賞店の事例と参考点
でも今は、ビフォーコロナの施策だけじゃ成功できないのかも…。
「ひと消費?コト消費?カンケーないわw」なんて言ってられなそう。
FrancFrancみたいな品ぞろえの人気店がありましたが、FrancFrancなどが実際にガンガンECをやりはじめると、一般的には本家と比べると不利ですね。
そうなると、何かに専門化したりズラしたりして、正面衝突しないようにするわけですね。イメージとしてはこんな変遷ですね。
特定ジャンル専門店 → 特定サブジャンルの専門店 → ○○という特徴の特定サブジャンルの専門店
https://www.commerce-design.net/blog/archives/4731
安定的に儲けるには、見込み客に競合より早く認められること?
今後は早目に自分のネットショップが「私のための店だ・好き」「穴場だ」…などと認識されるようもっていくって事かな?と考えています。
ただ、いきなり成功できる店や担当者はごくわずかのはず。
実店舗をお持ちなら「無理にECサイトでの成功にこだわりすぎない」手も一つです。
【赤字】売れない店はネットショップ販売リスクを軽視…?【黒字】
ネットショップのリスクは、ムダな施策やシステムで赤字化・煩雑化することです。
「基準」を知れば、「出店費用、こんなにかかるの?」「宣伝の上手い競合多い…?」「え?**やらなくていいの」と驚かれるのでは…。
利用料や手数料が高い・安いけど…楽天、base出店は儲からない?
「無料か格安カートだったら安くて、個人や小さなネットショップオーナー向き」とも言い切れません。
baseやミンネは集客や販促に限界があったり、手数料がかさむのかも。
base向きなネットショップと儲からない店舗って、あるように感じます。
ツールによって、作業の手間も違うはず。
楽天だと「売れるけど、出費で儲からない」「制約が多い…」なんて悩んでおられませんか。
案外、乗り換えると楽になるかも。以下記事を参考に、料金・システムに問題ないかご診断ください。
ネットショップの格安商品戦略はオワコン
いわゆる【良品安価】のネット販売戦略は飽和。
プチプラ人気アパレルのネットショップは多いですが、もはや「見えすいたブランディング」は失敗するはず。
自信ないって理由で安くすると、品質にシビアな顧客は逆に警戒されるような…。
価格より価値提供が重要です。
ネットショップの基本はニッチ狙いビジネスなので…。
自店舗で買う理由、その商品である理由、ストーリー、メリットないお店は不利になります。
厳密には、「フツーの商材」を売ると絶対失敗するわけでもないです。が、ネットショップの開設理由が薄い場合はおそらく…。
失敗?ネットショップの儲からない売り方
過度な囲い込み・価格が高すぎる等、お客様を見ない売り方になっていませんか?
かといって、過剰セールは利益が出にくく、価格競争に。
売れてるのに赤字なら、CPAとLTVとROASというマーケティング用語を覚える
ネットショップの赤字は利益率やかけたコストに対する効果で見ます。
広告は測りやすいのでよく使われるのが「CPAとLTVとROAS」。
広告以外でも、やった施策について参考にはなる考え方です。
専門用語は控えたい派ですが、マーケティング用語もちょっとかじりましょう。
CPA (Cost Per Acquisition) |
1コンバージョン(注文や成約)あたりコスト |
---|---|
LTV (生涯顧客価値) |
一人のお客様あたりの売上や値打ち |
ROAS | 広告費に対する売上% |
簡単にいうと、ネットショップの売上評価は「商品力xアクセス数×転換率×客単価xリピート率」の掛け合わせ次第。
だからアクセス数など、どこか一ついじり回すだけではCPAが悪く、売れないんです。
ネットショップ成功の秘訣は、売れない理由の現状分析
ネットショップの現状分析はできていますか?
「企画はやりっぱなし。淡々と商品アップするばかりで、既存ページに手を入れない。」ままでは、成功どころか現状の改善なんて不可能。
- ネットショップが現在「売れない理由」を言語化する
- 購入転換率が問題なら、購入前のつまづきを発見する
- アクセス解析などで仮説チェック
- アクセス数、購買導線など売れない原因を見つける
- 何が減ったか、本当にインパクト大な課題か、考える
と、課題を仕分けします。
アクセス解析の解説や分析フレームワーク紹介は下記。
改善を!ネットショップ販売力・ノウハウが低い
ネットショップを軌道に乗せる上で必要な、販売促進スキル。先ほどの出店する競合が増えている問題にも関わりますね。競合が多すぎる市場は特に、競争力に欠ける理由にもなります。
ネットショップ運営ノウハウの超基礎がない
ネットショップを始めたら、やるべき活用の「ど定番」はご存知ですか?
まずは自分のネットショップを冷静にくまなく分析・体験するって、ほんと大事。自HPをろくに見ず・いじらずには何も始まりません。
足りない要素、現システムでは無理なことも早く気付けるかと。
すごいスキルつける以前の開設初期、根本的な施策をすっ飛ばすと、全然売れないです。
基礎ノウハウがないままズルズル、色んな「売れる噂」に手を出すハメになるリスクも。
楽天やbase出店は儲からない・売れない?
モール、楽天出店なのが儲からないのか?
確かに、楽天は独自ネットショップよりはコストがかかるように見えます。
高いとされる集客力は個人差が大きいかと。
baseは安い上に「公式アカで広めてくれそう」ですが、baseインスタで宣伝されるのは一部人気店だけのようです。
現状で自社ネットショップを開設すべきかは、何とも…。
モール併用なら、多店舗展開も
売れてるネットショップは、多店舗展開でリスク分散なさるケースも少なくない様子。
楽天店と本店独自ドメインの2つくらいが多いのでは…。
「どのネットショップも多店舗が正解」かは不明です。
売れない文章、Webライティング
「商品説明が数行、写真が2〜3点」なんて状況はまずいです。
顧客の要望・疑問・不安をなくす、豊富なコンテンツになっていますか?
手に取れないものを売るネットショップで伝え切るには、商品ページでのアピールがカギです。
商品を埋もれさせず、良いモノを届ける感動を。
ECサイトで重要な文章力って、耳障りの良さだけじゃないんです。
販売ページには「セールスライティング」が最重要。以下記事をお読みください。
薄いコピーライティング・キャッチコピー
次に対策すべきは、つかみを最大化する「コピーライティング」スキル。
競合商品でも当てはまる「八方美人」コピーになっていませんか?
「自分向けだ!」「類似品より、この商品が良い」と思えたほうが、商品を選びやすいんです。
コピーライティングで、そんな「本当はいい商材」なのに伝わっていない強みを伝えます。
ネットショップに人気(ひとけ)がないと売れない
現実のお店も、薄暗く営業してなさそうなお店では売れませんよね。ネットショップでも人気の演出を。
「覗いてみようかな」と思わせられるはずです。
「みんな買ってる感」はレビューで
口コミの表示はネットショップ定番コンテンツです。
レビュー機能をつけたほうがいいのはいいんですが、大方のネットショップにもついており、他店より飛び抜けた売上効果が出るかは微妙。
ただ、モールで売上上げるには、レビュー数・高評価の多さがモール検索などで有利なので対策必須です。
ECサイトのレビューの集め方
- SNSシェア・投稿でプレゼントキャンペーン
- 公式ネットショップの口コミでポイント付与
- レビューされていない顧客に催促メール
誠実感
悪いレビューも真摯に答え、商品改良に使います。お客様を神格化せず、フラットなレスポンスを。
もちろん、不人気なのに「人気商品」とうたったり、サクラレビューなんて論外。
スタッフや店長写真で「中の人いる」感
店長など「中の人」を登場させると、信頼感も親近感もアップできます。貴社がまだ、グローバルブランドでなければ特に使える小ワザです。
ブログ運営で「営業中」感
コンテンツマーケティングで集客と販促を支えます。告知だけでなくお役立ちブログ発信で、顧客に寄り添って。
- 独自の言葉や世界観
- ブランドらしいデザイン、リアルタイム注文表示、受賞アピールなど「繁盛」感
などをうまく組み合わせると安心感アップに。
ただ、演出を間違えると、お客様の望む魅せ方とはなりません。
初心者は売れるネットショップのデザインに学ばない
売れてるネットショップデザインの魅力や課題に、自力で気付けていますか?
ロゴ、パッケージ、ECサイト・・・。
絶対的な効果は不明とはいえ、自作っぽいor不適切なデザインだと限界はありそうです。
上のような「テキストだらけ」は、嫌われるパターンの代表例。プロのWeb業者は、文章頼みにならないデザイン設計をご提供できます。
競合は比べて落ち込むものではなく、研究対象。
いろんな目線で分析すれば、きっと自社通販サイトでもできることの1つや2つ、見つかるはず。
商品画像・写真が悪い
小さすぎる商品画像や暗い写真、ノイズが出て汚い・・・など低品質な写真は、購買意欲を下げる原因に。
また、画像数や見せ方が少ない、稚拙だと「イマイチな商品」に見えてます。
デザインや写真撮影・補正のスキルアップをされるか、プロに依頼を。
EC商品写真・説明のNG例
安物雑貨なのにやたら高級そうな写真を撮り、SNSで壮大な「思い」を釈明する個人ネットショップさんへ。
おしゃれな写真も、若者は「盛れる」って知っています。
本当に凝るべきは、使用素材や製法、商品デザインへのこだわり。
キレイな作品だけでなく生活者の課題を解決するアイデア商品もネットで売れるはず。
逆に、自信のない個人ハンドメイド作家も少なくなく、コンサルに狙われやすい感も。適正な魅せ方を願います。
「D2CのWebサイトでの体験にギャップを感じる人は6割超、性別・年代でギャップを感じるポイントに差」の調査のように、「思っていた商品と違う」と思わせてはやっぱりダメですね。
汚い商品写真もコンバージョン悪いですが、商品画像詐欺や甘い宣伝で、「実は悪いもの・パチモンを盛る」のはやめるべき。
スマホ対応していない・ネットショップ構成が見にくい
スマホ表示対応はほぼ必須。半数くらいはスマホ閲覧され、ネットショップの成果も半減する計算に。
PC版が分かりづらいのも、おすすめできません。
ただユーザビリティやスマホ対応のみで売れるわけではないです。
ネットショップUIデザインが微妙
UIとはサイトパーツのデザイン。スマートなUIの便利なECサイトは増えています。
また、自分の店や意図する案内に合っていない場合も。
売れてる人気ネットショップはとっくに何度も改善されており、カスタマイズできた方が有利です。
購買促進デザイン
消極的な使い勝手のほか、販売促進につながるデザインも注目です。
ユーザーがメインカテゴリで選びきれないとき、一般的なカテゴリ案内のみだと離脱されます。
そこで、上記のようなナビゲーションが大活躍。自社ユーザーに検索されそうな軸を考えてみてください。
ネットショップの商品数が少ないけど、売上上がる?
ネットショップは商品数多いほど売上が高いようです。
もちろん、無秩序な大量販売はブランド毀損になり、売れないはずですが。。
商品数が100〜1万以上は…“商品点数が多ければ多いほど売上が大きくなる”は事実だといえそうです。
https://www.magazine.makeshop.jp/shiire_160425/
ネットショップで商品数が多いメリットとは?
オンラインショップの商品数が多いと、
- 細かいニーズが拾える
- 流入ページ数を増やせる
- 「ついで買い」客単価アップや機会損失防止に
- 商品改善、開発、需要のヒントになる
といった目的が果たせます。
ただ、SEOは商品数増やすだけでは難しいかと。
SEOと顧客サービス、どちらも大事。「濃いコンテンツ入りの精鋭商品」に絞りつつ、ちょうどいい品揃えやラインナップにとどめます。
商品数多すぎは、中小ネットショップ最悪のやり方。
中小ネットショップなのに、Amazon化していませんか?
「大型サルマネ量販店」でネット販売の成功は難しいです。
だって中途半端な品揃えなら、Amazonが楽だから。
購買心理的にも、商品数が多すぎるとかえって買われないんです。
丁寧にコンセプト設計し、自店に合う商品展開をしましょう。
かんぴょうの専門店等がいい例です。
レビューを見ると年配の人が子どもにかんぴょうを買ってくれと依頼しているんですよ。
小さいながらも確実に市場を形成しているんです。小さい店舗でも幅広い商品を扱うと、無駄に在庫を抱えてしまい結果、キャッシュが滞るという結果に陥ります。
商品を絞り一時的に減収になったとしても継続的に増益につなげることはできますよね。
…戦略も作りやすくなります。https://anagrams.jp/blog/13-tips-to-keep-increasing-sales-in-the-net-shop/
リソース消費リスクも
人員リソースが弱い中でのページ肥大は、多くのページがメンテできなくなるだけ。
ブログでもネットショップでも1000近いコンテンツを一人で完璧に作成・改善をやり抜くのは大分キツイです。
結果、凡庸な説明となり、放置されるハメに。
商品数を増やさず売るには、商品購入パターン・プランを増やす
「少量パック」や「お試しセット」などトライアルしやすい商品展開は、闇雲に商品数を増やすよりずっと低リスクでニーズ調査できます。
見込み客がいきなり「本番商品が欲しい」「すぐ定期購入始めたい」とはなりません。
ネットショップのジャンル特性に合わせ、ライフスタイルやステップ別のサービス提案がオススメです。
- 少量で手頃ならなぁ…
- この店じゃなくていい気が…
と思うと、離れられますよね。
アイデア次第で、諦めていた客層もお得意様に変えられそうです。
商品数が少ない場合は「魚鱗の陣」で集客する | 売れるネットショップの法則10
コンセプト、商品詳細&写真作成、市場を探す、商品数の増やし方参考
商品数が少ない(100商品未満)ショップに比べ、商品数中(100以上1000未満)のショップ群の売り上げは5倍、商品数が多い(1000商品以上)ショップ群は、43倍。
ネットショップで売れない理由ランキングに学ぶ、ネット販売のコツ
1位:運営者不信、2位:商品情報の不足、3位:送料、4位:情報入力が面倒
https://www.univapay.com/column/100-online-order/
送料が高い
送料無料ラインが安いか、シンプルな料金体系のところは多いです。でもすぐお客様に迎合すれば、ブランド毀損や利益減にもなり、慎重に決めてください。
決済方法が少ない
決済方法が少なすぎるネットショップも、機会損失に。複数の選択肢をご用意ください。基本は
- クレジットカード決済
- 銀行払い・銀行振込
- コンビニ決済
- 代金引換
の4つもあれば十分では。代引対応が必須かは考え方次第ですかね…。
加えて、「登録の情報入力が面倒」層を取り込むには、AmazonPay・楽天ペイなどのID決済導入が、新規会員登録率アップに効果的なようです。
アマゾンや楽天アカウントで決済でき、ラクですね。
ただ、なんとかペイありきじゃなく普通に会員登録してくださる層を増やすのも大切。
ほか、キャリア決済、後払いは客層や、どこまで便利に対応するかによるでしょうか。
最も利用する決済手段が対応していない場合、そのサイトでの購入をやめ、希望する決済手段が利用できる他のECサイトで同じ商品、サービスを検索し、購入する傾向が見られる。
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/62476
Amazon Pay導入:1,179店舗(カラーミーショップの場合)
https://shop-pro.jp/?mode=infographic2018
メルマガやキャンペーン施策がまずい
商品URLだらけや、大量のうざいメルマガ配信やっていませんか。
ちょっとした商品の裏話や、アイスブレイクくらい入れてみましょう。
商材や配信意図にもよりますが。
長すぎるメルマガは、忙しいお客様は諦めてそっと閉じてしまいます。
目玉商品やキャンペーンが伝わらなくなっては逆効果に。
メルマガもやはりターゲット向けの濃いコンテンツだと「また届いても読んでもらえる」かと思います。
他社の宣伝施策も研究。
自分のネットショップばかり眺めていたら、「課題は見つかりにくいです。話題の人気店の秘密を探ってみるのも有効。
また、質の高い消費者体験も現状打破につながります。
開業2年目の売れないネットショップ売上アップ方法は、リピーター対策
追客施策は、お客様の再訪問率を上げ、ロイヤルティも高まります。
初回購入者に、次回用「サンキュークーポン」、メルマガ、定期的なキャンペーンやクーポンはもちろん、既存客向けフォローコンテンツ発信も効果的です。
リピートの少ない商品は売れない?
・・ではない気も。高額アイテムなら、メンテや買い替えなど長期で「何かできないか」探ってみたいですね。
自社の商品の本質を理解しないとダメですよね。「雛人形」や「ミシン」だったら、「リピートされないからダメか」と諦めるんじゃなくて、「雛人形を買ってくれたお客様は、次は何を買ってくださるだろう」と考えていくとか。
https://eczine.jp/article/detail/1792
ネットショップ運営力も商売センスもない…… ECサイトの仕事辛い…
ネットショップを成功させるには、運営力も超重要。運営しやすい組織だと、改善サイクルが早まるでしょう。
- 直感で改善
- 課題を放置
- 意見を出せないor出せる人がいない、形にできない
- ネットショップ担当に任せすぎ、または権限がない
ネットショップ運営を担当者に丸投げしていませんか。
ECサイト運営は「ビジネスの一形態」で、想像よりはるかに多くのスキルとリソースが要求されます。
自社にWeb担当がいれば、いい協力関係や教育による人材育成もご検討ください。
個人経営、一人担当者体制だと成功できない、という意味でもないと思いますが。。
「いつも同じ」は売れない
なんとなく新商品や価格変更だけアップするばかり、では飽きられます。
「そのうち買おう」の「そのうち」は、永久に来ないかも。
放置系ネットショップは、「面白くてお得な」販売施策が起爆剤になるはず。企画やキャンペーンに挑戦してみてください。
ネットショップ課題を改善できず、売れない…時期が悪い?
当てはまる項目が多ければ、リニューアル時期に見えます。
ネットショップ制作や運営は、意外に高度な知識や試行錯誤スキルが重要。「簡単に」競合人気店のような成功は厳しいでしょう。
ネットショップの売れない時期診断
売上伸びない原因は、ご時世だから?
- SEOの影響
- 強い競合が現れた
- オフシーズン
- 商品数・レビューが少ない
わかる原因に、やれることをやるのみです。
売れない時期にやる施策
- 商品数追加
- ページ改善
- リピート施策
- カゴ落ち対策/web接客
- SEOかSNS改善
- 競合・トレンド調査→商品改良・見せ方の判断
- アップセル・クロスセルで関連商品の売上を伸ばす
- 購入満足感の刺激
ECサイト改善手法とマーケティングツール施策による成功事例を知らない
売れてるECサイトなら、大きな施策は慌てなくてよさそうですよね。
「あとちょっと」の伸ばし方はカゴ落ち対策やWeb接客のようなマーケティングツールの導入・・・なのかも??
ただ、私はこの手の導入実績による実感を持っているわけではないです。
「目標によっては優先度低い」印象もあり、期待しすぎないように。
「売上は好調、ECサイト運営も及第点な会社が、取りこぼしを防ぐ」イメージかと。
商品の購入満足感がアップするアイデアを。
9年前に作ったパッケージ。似たような他社も増えた。
Aネットショップは、SNSウケまで考えたデザインを打ち出した。自社では無理だろうか?
デザインには、「撮る・話したくなる・繋がる」といった体験を持たせられます。
逆に、あえて安定感を出すのも1つ。
予算的に少し手軽なのは、製品には手を加えず、同梱リーフレット刷新・社員メッセージ同梱などが使えます。到着時の満足感をあげられそう。
レスポンス・サービス向上
実務系の改善なら、返信・発送速度や回答の質アップを。離反を抑えてくれると思います。
ネットショップで売れる店/売れない店の違いチェックリストまとめ
自社ネットショップがぜんぜん売れないときは、ネットショップ運営の
- 認知度
- 商品力
- 宣伝
- ひと気
- 運営力
- ペルソナ
- リピーター対策
を変えるべきサイン。
繁盛店の夢を自力や外部伴走で現実に、近づけてみませんか?
*「アクセス解析(ホームページの課題分析)」・サポートは当方の【Webカウンセラープラン】にて承っています。
業者選択のリスク。ネットショップ構築「だけ」の会社に注意!
運用支援・基礎的ブランディングまで相談できるECサイト構築会社がおすすめです。
一人でお受けする事に疑問を感じたら、プランや外部協力体制について相談させていただきます。
なお現ネットショップを自己診断できなくても、遠慮なく課題をご相談ください。