ネットショップ開業初心者に必要なものは何?
どこがおすすめ?レンタルショッピングカートの選び方。
中小企業・個人事業主が慎重に契約するための、ネットショップの始め方をEC構築経験者が徹底解説。
- 自力でカート作成すると売れない?
- 今のショッピングカート、使いにくい
- 予算・費用対効果がいい開業方法はどれ?
- 業者に言われ、高額なカートシステム導入……
なんてネットショップオーナー・通販経営者様に、
- ECカートツール導入/立ち上げ方のチェックポイント
- 人気ショッピングカートの種類別メリット。
- カラーミーショップ、メイクショップ、フューチャーショップ他、有名ASPショッピングカートの販売手数料・機能比較
の3つの選定方法をまとめました。
高難度の「ブログ・ホームページ運営」系ブログを書いています。
ネットショップウェブ担当出身なうえ、フリーランスとしてはブランディングディレクターとタッグを組み、食品系通販のリブランディング・EC制作/オウンドメディア提案に関わった経験も。
カート選び・ネットショップ制作・ブランディングからご相談いただけ、EC初心者や「実はカートの違いもウェブ運営力も自信がない」ネットショップオーナーさまもおすすめです。
[広告つき記事]
- ネットショップ開業初心者も後悔しないショッピングカートの選び方
- ネットショップ(オンラインショップ)開設/始め方手順と開業資金調達
- ネットショップ販売サイトの作り方4種類。ショッピングカートは専用作成ソフト
- WordPressでECショッピングカート自作する立ち上げ方はやめるべき
- ネットショップ開業初心者におすすめ? 無料・フリープランのショッピングカート比較
- ECサイト 有料ASPショッピングカートの利用/販売手数料・メリット徹底比較と仕組み
- BASE(ベイス) 個人事業主がネットショップ一人で開業できる無料カート
- カラーミーショップは小規模ECサイト開業レンタルサーバー(CMS)
- メイクショップ(MakeShop)は本当に使いにくい?
- Shopify(ショッピファイ)とは?利用価格は安い?評判は?
- FutureShop(フューチャーショップ)の評判
- レンタル通販サイト用ASPショッピングカート
- ショッピングモール型ECサイトの選定方法と特徴一覧(楽天、メルカリShop…)
- ネットショップはモールと独自ショッピングカート、どっちが売れる?
- EC-CUBEなど、オープンソースのネットショップ開設サービス
- オリジナルショッピングカートシステムを独自構築で作るなら注意
- ECの利便性を上げる、ショッピングカートオプション機能例
- ネットショップ開業/始め方でおすすめの本まとめ
- ネットショップ開業 ショッピングカートの比較/選び方/必要なものまとめ
ネットショップ開業初心者も後悔しないショッピングカートの選び方
ネットショップ開業の流れと機能比較のポイントを知って、自社ビジネスにあうカートツールを選びたいですよね。
やはりある程度のECサイト運営やホームページスキル未経験だと、判断しづらいもの。その概要を解説します。
加えて、全ての通販サイト担当者がカートやシステム選定をする訳ではありません。幸い当方は、カート乗換えにともなう機能選定・提案経験有りです。
カートやシステム選定ができないリスク
- オーバースペックかわからない
- 無意味な機能を要望(構築費用の高騰、無駄なコミュニケーション)
- ECサイト構築、HTML、SEOの要望が出せる知識がない
- 必要な機能に、ECサイト作成後に気付く
社内にわかる人材がいなければ、ネットショップ作成者・開店支援会社選びの重要性が上がります。
ウェブショップ開設方法やツールを選ぶリテラシーがないのは、リスクです。
通販会社の起業もカート選びも「慎重」がおすすめ
ショッピングカートの乗換えには、期間・費用コストがかかります。
URL移転が困難/不可能 or ページ移行など作業が煩雑なカートも。
つまり、せっかくのSEO効果や作業が0スタートになるリスクが😭
(乗り換えられるかは、カートによります。)
カート予算だけでなく、事業・ECサイトの規模拡大など、先を見据えた選定が重要。
主要ECショッピングカートの基本機能
カート選びを始める前に、まずは「王道ECショッピングカートの基本機能」を挙げておきます。
人気ショッピングカートならほぼほぼ標準搭載の機能です。
レンタルカートの説明サイト記載も、慌てずご確認を。
- カートに入れる
- 最低限の会員システム/配送/決済方法/受注
ネットショップ(オンラインショップ)開設/始め方手順と開業資金調達
開業初心者のための簡単なオンラインショップを作る開設手順、開業資金などまで軽く開設。
1.ネットショップ販売商品の選定
売りたいものが決まらないと、先のネットショップ構築にひびきます。
2.ネットショップに必要な手続き/届出/申請/資格 業種別一覧
販売資格・証明取得や開業手続きを済ませます。認可のいる業種やタスクを、下表に一部抜粋しました。
食品/保健所 | ・食品衛生法に基づく営業許可 ・食品衛生責任者 ネットショップでの食品販売には営業許可と食品衛生責任者が必要?販売方法と注意点 |
---|---|
化粧品/薬務課 | ・製造販売業許可 ・製造業許可 |
酒類/薬務課 | ・製造販売業許可 ・製造業許可 |
開業届(△) | ネットショップ開業届を出さないと確定申告はできないけど、必須・罰則規定はない。 |
公開できる住所取得 (自宅の住所知られたくない個人事業主/ハンドメイド/起業者に) | ・実店舗・事務所契約 ・住所貸しのバーチャルオフィス契約 ・BASE/minneで出店 のいづれか。 私書箱は×。 minne/creemaは取引開始までなら、住所開示しなくていいようです。 クリーマのプロフページに住所ない個人作家さん、お見かけします。 *2022年〜、個人事業主限定でBASEで特商法(住所・電話番号など個人情報)を非公開設定が可能に。 |
住所や電話番号載せたくない…匿名にできる?
*事業主個人名の偽名・匿名表記は原則不可、匿名配送は不可。
ただ、本名や住所の常時公開を避けられる「特定商取引法に基づく表記」法律の特例も用意されています。
- 「販売価格や送料、その他消費者が支払う金額を表示する」
- 「消費者から開示請求があった場合は、遅滞なく公開する旨を明記する」
の2条件が課される模様。
*「住所や氏名の部分を画像で作れ」との無意味検索隠しノウハウは、無視で。
個人事業主の救世主?格安バーチャルオフィスって方法も
フリーナンス様が、月額770円〜のバーチャルオフィスサービスを開始されています。
低価格で「住所貸し + 郵便物転送」付きは、開業初期に助かりそう。
別会社でハンドメイド限定の低額住所レンタル(バーチャルオフィス)も。
開業許可・資格が不要なもの
農作物など直送品・完成品はネットショップ開業に特別な資格がいらないようです。
3.ネットショップの名前(屋号)・ペルソナの決め方
ネットショップの名前アイデアを出すには開きたいショップ規模やホームページ作成の方向性を決めます。
ネットショップの名前を決めるなら、ペルソナ設定後がおすすめ。
4.商品調達・仕入れ・製作
商品の仕入れや製作を始めます。
新商品やリブランディングされる事業主さまは、パッケージや商品も見直します。
運搬用品・梱包資材もご用意を。
5.備品調達
ネットショップを支える調度品や家電・アプリを調達。
- 適性スペックなパソコン類(グラフィックや動画ソフト入れるならハイスペ。)
- グラフィック、動画、会計アプリ
- カメラなど撮影機材(背景やライティンググッズも)
- 固定電話、(+FAX)
- 事務所、倉庫、スタッフ(人件費)
- 広告宣伝費
- 送料、手数料
- 法的手続き・資格費用
ネットショップおすすめのパソコンスペック
準備するパソコンは、安すぎない、低スペック、怪しいメーカー以外がおすすめです。
まずは汎用性の高いノートパソコンから。
- windows/macどちらでも◯
- Adobeの画像ソフトが使えるスペック。無料のCANVAもいいですが、Photoshop/Illustratorよりは貧相
- ハードディスク容量は自分の利用規模を考えて。
6.開業資金調達
ネットショップの資金調達としては、「IT導入補助金制度」対象となる可能性も高く、有名ですね。
また、Campfireなどのクラウドファウンディングでテストマーケティングも兼ね、資金集めるという方法も、広まってきました。
応援が資金につながる特徴から、クラファンで成功するにはSNSマーケティングのスキルが求められます。
ただ、支援金に期待しすぎると、予算で判断がぶれる恐れも。使えそうであればご参考に。
7.ネットショップ作成依頼/ショッピングカート選び
開業条件が見えてから、やっとショッピングカート選定です。
開業初心者はブランディングやネットショップ作成ツール選定のできる業者に依頼するのがおすすめ。
依頼先として、カートサービス謹製の作成サービスや安いクラウドソーシングを提案されがちです。
ですが、自力でECに強いフリーランス/小規模ネットショップ作成会社を探せば「安い・手軽だけの業者」にできない解決やデザインが得られるかもしれません。
洋服/アパレルショップがネットで販売する方法と始め方ノウハウ
洋服/ファッションブランドを立ち上げ、個人や会社でネット販売を始めるには、上とほぼ同じ流れみたいですが、他社記事が詳しいです()
ただ、情報源はbaseや老舗ネットショップマーケティング専門メディアが安心。
「無在庫転売の起業成功ノウハウ」「ショップサイトの作り方支援」系EC業者は危険…。
以下のカラーミーショップ様記事では、アパレル以外の物販ECサイトにも参考になりそうな「仕入金・運転資金の目安」も掲載されています。
目標月商別でアパレルECの開業資金が整理され、シミュレーションしやすそうですね。
ファッション・インテリア・雑貨・セレクトネットショップの立ち上げ方種類
嗜好品ECは以下の販売方法に大きく分かれます。
当方の関連記事にも具体的な選び方を載せていますので、合わせてお読みください。
- 自社オリジナル開発ブランド
- セレクトショップ
雑貨ネットショップを開業する方法
雑貨ネットショップもアパレルの流れとかなり似ていそうです。
ブランディング設計は当サイト記事を、雑貨買い付けノウハウは「手順2.販売する商品を準備する」記事にて。
仕入れサイトやリアルイベントのほか、協業で手軽に商品作成もできる、といったアイデアが紹介されています。
女性も個人も未経験も、ネットショップ起業はやり方次第。
女性で通販会社の起業にご成功されている事例もあります。
性別や個人事業かどうか、未経験が…よりは戦略やリサーチ、ネットショップを始める「想い」で成否が変わるのでしょう。
ネットショップ集客おすすめのブログツールはWordPress
集客手段としてSEO対策とコンテンツが最重要。
SNSや広告集客コスト削減にも、信頼作るにも、告知にも、ブログ機能は欠かせません。
ブログ集客始めるなら、WordPressがおすすめです。
通販サイトにブログツールを設置/制作できるカートシステムもあります。
ただ、カート用ドメインとは別サイトに自社メディア用ホームページを作成するのがベター。
BaseやShopifyのブログ機能は、SEOなどで「力不足」との口コミが。
レンタルカート業者のWordPress連携サービスは「ブログサイトを<見かけだけ>ドメイン統一する」システムが基本。
総じてシステムの扱いが特殊で、積極的にはおすすめしにくい印象です(未検証)。
ネットショップ販売サイトの作り方4種類。ショッピングカートは専用作成ソフト
初めてのネットショップ開業、どんなカートを選べば?
ネット販売サイトの開き方・作成が簡単なツールって……。
ECカートの種類は、作り方別に4種類で、安い順だと以下。
ECショッピングカート構築ツールの種類
- 無料・格安有料ASPショッピングカートのフリープラン
- 有料カート(クラウド型ASP)
- オープンソース/パッケージ
- 独自開発
無料〜格安ECカートは「値段なり」。独自開発は中堅企業以上向きです。
ショッピングモール型カート
ショッピングモールとは、楽天、アマゾンなど1つの大きな商業施設に入居するテナント型カートシステムです。
店舗はショッピングモールに利用料金を支払い、客はいくつもの店舗から商品を自由に価格・機能比較できるのがメリット。
デメリットは、まさに店舗名を認識されづらく、ファン化に不利で、より良い商品に流れがちな点。
自社独自カートEC
大家のない一等地に開設するオンラインショップの作り方が、自社カートEC。
ショップは独自ドメインやレンタルドメインで作る個人店型。
人気システムはASPカートのBase,MakeShop,カラーミー,Shopifyなどです。
特に、独自ドメイン契約だとSEOやブランディング構築に有利なのがメリット。
良心的な費用も特徴。
ショッピングモールと自社カートECの使い分け方
ショッピングモールは認知、自社カートECは長期資産化に最適。
ショッピングモールは、「高い手数料で競争がキツい」とされますが、無名ネットショップの宣伝代わりにも使えそうですね。
本店が軌道に乗るまで、とか。
多店舗経営が不安なら、手数料の安い独自ネットショップをじっくり育てる方向で。
WordPressでECショッピングカート自作する立ち上げ方はやめるべき
「ワードプレスでネットショップ自作すると、ブログも作れ、プラグインでショッピングカートできるっぽいけど…?」。
WordPress(ワードプレス)でもプラグインを使ったネットショップ構築ができます。
ネットショップをワードプレスで自作するメリット
- カートASPにかかる費用が節約できる
- ブログとドメイン統一でき、SEO有利かも
- ショッピングカート独自の機能を覚えなくて済む
- WordPressのデザインカスタマイズ自由度と機能拡張が便利
- Welcartなど無料ECサイトプラグインで、ノンプログラミング構築できる
ネットショップ構築はWordPressにカートをつける方法以外を
でも、ホームページにカートをつけるより通販サイトの構築は、ネットショップ専用カートサービスがおすすめ。
セキュリティだけでなく、ネットショップに重要なシステムが始めから揃います。
「ECサイト出店できるだけ」では、販促が弱いです。
ムリにWordPressで作成すると逆に、開設コスパが悪いかと。
ワードプレスでできないor難しい機能が多い
- EC機能追加
- 運営効率化(モール連携等)
- 販促(ポイント機能、メルマガ、予約販売)
- セキュリティ
- 決済方法
WordPressのEC決済プラグインはやや割高。
「WelcartでAmazon Payが使える」そうですが、月額費用がMakeShop/futureshopよりは高いです。
WordPressカートはセキュリティ・プライバシーリスク高い
顧客管理システムではないため、ネットショップに対応しきれていないようです。
一般ホームページなら有名なトラブルシューティング情報も多いですが、ECサイトむけ情報は弱いのでは?と。
また、システム更新を自社で担わなければならず、他のショッピングカート感覚で放置するのは危険です。
なるべくバックエンドはショッピングカート業者に託すほうが、有意義。
無料ホームページ作成サービスのECサイト機能も弱い
Jimdoなど無料ホームページ作成サービスも、費用がかからないだけ。ECサイトを作る上で、特に優秀なツールではないです。
ショッピングカートCGI、ネットショップオーナーや直HTMLは超古い作り方
「HTMLを昔かじった」オーナーへ。今は、使いやすい無料&格安カートが出ていて、自力で作らない方が遥かにおすすめ。
レンタルカートは手数料かかりますが、自作も後悔するだけだと考えます。
ネットショップ開業初心者におすすめ? 無料・フリープランのショッピングカート比較
オンラインショップを無料ショッピングカートで立ち上げるメリット
- 低コストで始められる
- 会員機能などを開発せず出店できる
- ホームページ制作が初めてでも内製でも、簡単にECサイトが作れる
無料カートで開業するデメリット
- 制限が多い
- 手数料や独自ドメインは有料など、完全無料でない
- 「簡単」が売りで、デザイン自由度は低め。
コスト削減の格安カートも、ネットショップを作るWeb発注費や自作コストがかかります。 - サポートはないか、不十分
- SEOが弱い。
基本のショッピングカート機能中心で、地味に必要な機能も少なそうですね。
商品数が増えた時の運営や集客には不安が。
無料カートは個人事業や点数少ないEC作成目的に
無料カートは予算が少ない、「ネットショップ開店し、少量の作品販売さえできれば」という小規模・個人事業者向けです。
また、自社メディアから十分に集客できることも重要に。
ハンドメイド系ならハンドメイドのショッピングモールに出品すると、自社サイトも不要ですが。
ECサイト 有料ASPショッピングカートの利用/販売手数料・メリット徹底比較と仕組み
ASPカートとは、自社がシステムやサーバを持たず、ECカート会社のシステムを有料で借りる仕組みです。
ネットショップシステムを自分でメンテナンスせず、カート会社が機能アップデートしてくれます。
ネットショップを開設・運営するのは自分か委託先ホームページ会社です。
ASPカート(レンタルカート)でネットショップ開設するメリット
会員やポイント、デザインテンプレートなど、必要な主要カート機能が用意され、「開店するだけ」なら内製できなくありません。
ASPショッピングカートのデメリット
- 格安カートよりは高額な運営費/初期費用
- 基本的に機能拡張できない。理想のシステムにするよりは、システムに運営を合わせがちです。
有料ショッピングカートツールで開設すべき事業
スタートアップから中小、中堅企業様に。特に、ECサイト作成/Webの知識がない・ショッピングカート導入が初めて…などツール操作や集客が不安なら、おすすめです。
有名ASPカートの機能比較
比較ポイント | メイクショップ | FutureShop | カラーミーショップ |
---|---|---|---|
初期費用 | プレミアムプラン:11,000円 MakeShopエンタープライズ:11万円~ カスタム 10万円(税抜)~ | ・中小EC用futureshop 50: 22,000円〜 ・大型ECむけfutureshop omni-channel:75.2万円 ・CVS決済 1万円 ・カード決済 無料(決済サービス加入後) | 無料(レギュラープラン3,300円) |
月額 | プレミアムプラン:税込12,100円~ MakeShopエンタープライズ:55,000円 (5アカウント管理/会員ランク/ポイント/クーポン/まとめ買い/再入荷/名入れ込) +SSL年額13,200円+決済1,100円+カード決済: 3.19%~ | ・中小EC用futureshop 50:22,000円~ ・大型ECむけfutureshop omni-channel:15.2万円 (50商品プラン・カート・SSL・ドメイン込) +ポイント 1,500円 ・CVS決済:1,000円+90円+1.5% ・カード決済: 1,500円+3円/1件+3.2%〜 | ・カート:レギュラープラン4,950円〜 (商品登録数無制限/5GB/フリーページ1万p込) ・カード決済:3.6~5.5%+無料〜2,500円 *料金と手数料シミュレーション *無料プランは月商7万円目標までなら安い。 *常時SSL:無料 |
スマホ対応方法 | PCと別/レスポンシブ | PCと別/レスポンシブ制作 | PCと別 |
商品一括CSV登録、上書 | ○ | ○ | ○ |
Google Analytics(アクセス解析) *eコマース対応: ec | ○ ec | ○ ec | ○ ec |
メルマガ | ○ 自動返信、ステップメール メール配信プラス(月額1,100円〜) | △ | ○ *無料は1万アドレス・10万通以下。 |
BtoB/会員制ショップ | ◎ *1 | △ | × (ログイン会員専用商品/割引のみOK) |
外部サービス連携 | △(楽天ID等有料、掛払) | ○(楽天ID等有料、アドテク設定) Web接客,モール連携 | ○ 楽天ID(無料)・レコメンド、Web接客ツール(有料) |
有料/無料プラン | ・海外販売:手続き後無料 ・定期購入は初期費用高額 | ・クーポン 1,500円 ・リコメンド: 初期25,000円+月額1万円〜、会員ステージ(有料) ・定期購入: 月額5,000円 ・実店舗在庫/オムニ(有料) | ・レビュー(レギュラープラン以上) ・定期購入(無料) ・広告リタゲ、インスタ連携、Googleショッピング、ヒートマップツール(有料) |
BASE(ベイス) 個人事業主がネットショップ一人で開業できる無料カート
BASEは無料から利用できる、シンプルなショッピングカート。
複雑な設定はないので、ネットショップを一人で運営する、個人事業主や副業の導入に人気です。
BASEのメリット
- 無料カート
- 目安月商20万程度?までの個人事業主のショッピングカート決定版(口コミより)
- カート機能のHTML埋め込み無料(手数料のみ)
BASEのデメリット
- ページデザイン作成・編集が貧弱で、ブランディングデザインが弱い。
- BASEはSEOや集客は弱い。
独自ドメインでもBASEは、別ツールの集客スキルがかなり必要です。
「高額ショッピングカートよりは集客が弱く、自社ECサイトが突然消えてもOK」で、「年商・点数など規模や運営の利便性を拡大したい」訳でなければ、BASEでも十分では、と。
BASEの口コミ
「BASEでネットショップを始めて1ヵ月!「BASEは売れない」は本当か?ひと月の売り上げや売り方、商品ラインナップをご紹介。」によると個人事業主・副業感覚では月商数万円ショップが多そうですね。
インスタとBASE連携させたんだけどひとつも商品売れないの。ウケる🤣
— ゆーりんちー(Yurinya2) (@m_ymes) July 13, 2022
BASE、
あとあとあと
メッセージ機能も欲しい……
購入者にちょっとした連絡とかしたい……発送待っててねって連絡したり……リクエスト受け付けたりしたい……
今オプションであるやつ画面塞いで邪魔だし問合せ特化で使いにくい……— 飛尽(ひづき)✴︎青絵描き✴︎個展&青零し展II終了御礼✴︎9月大阪&東京 (@althurayya) 2022年8月5日
ShopifyからBASEに移行しようとしていろいろ触ってみたけど
BASEは今のところ機能が少なすぎてどうも使いにくいなぁって感じで結局移行するのはやめた利用料無料なのは魅力的だけどどうしても使いたい機能が無いのはさすがに困る
— Daichi Nathaniel // D-Mad Devil (@Daichi_DMD) 2021年8月12日
baseデザイン自由度と集客力がない
ネットショップをBASEで作ったレビューをまとめると、「小さな収入源には向く。デザインや本格展開なら他カートがいいかも」との口コミに集約されます。
MEMO:BASEを推さない理由
①無料テーマ17パターン
→レイアウトの自由度なし
②写真挿入するときに位置や大きさの調整が全くできない
③カスタマイズしようとすると、部分的な編集ではなくテーマすべてをHTMLで書く必要がある
④ファビコン変えるの有料— Hina Nishino (@nisihina_623) 2021年8月27日
無料プランでも、売上によっては決済手数料がかかる
一見無料カートですが、注文が増えてくると、販売手数料と他のメリットが割に合わないかもしれません。
なので個人利用に向く、とされます。
以下は、base公式提供のシミュレーションで手数料を試算してみた費用。
- 1万円+送料800円X注文月10件(10万円売上)=手数料:7530円
- 1万円+送料800円X注文月100件(100万円売上)=手数料:7万5300円
baseでは「販売手数料(振込手数料 250円+事務手数料)+決済手数料 無料〜500円/1件」と計算されるようです。
「6.6%+40円かかる」と覚えておくと理解しやすいです。
カラーミーショップは小規模ECサイト開業レンタルサーバー(CMS)
カラーミーショップはbaseよりは、やや本格的なECサイト開業レンタルサーバーです。
「baseより収益性とデザインや機能上げたいスモールビジネス系ネットショップ」で、「手数料が極力安い」「大規模ECサイトになる可能性は低い」事業主向きショッピングカート。
月額900円〜でWebショップが作れるのは経済的。無料お試し1ヶ月有。
高度なWeb設定ができない
・カラーミーショップドメインから独自ドメインへの301転送のみOK。
・https://shop-pro.jp/news/url-301-redirect/
・https://shop-pro.jp/?mode=info_one&type=0&id=1782
ギガプランのみFTPでデータをサーバへアップできるが、FTPソフトはcyberduckのみ。アップできる階層が決まっていて、「http://file001.shop-pro.jp/PA0000/000/」みたいなURLに。他のプランは管理画面からのみ。
<head>タグ編集OK。
カラーミーショップの口コミ
3年後の売上予想や、実現したいことを想定すること。現在はカラーミーで十分でも、1年後には、手狭になることも考えられます。
http://ec-pkg-asp.com/colorme/
カラーミー以上の出来に持っていけないと、不満なのよ。現況だと何かインパクトが足りてないし、やろうとすると上手くいかず時間が掛かるというか
— Pachi★石垣島琉木民 (@ryubokumin) 2021年12月15日
最近カラーミーの管理画面クッソ重いな。
どっかから攻撃でも受けてるんと違うか— 模型用品専門店 G PARTS(ジーパーツ) (@GPARTS_Master) 2018年11月13日
メイクショップ(MakeShop)は本当に使いにくい?
MakeShopはECサイト構築SaaS業界で、12年連続No.1と人気の国内カート。
口コミも実感も「メイクショップ(MakeShop)は使いにくい」ものの、スペックは優秀。
多機能カートがコミコミ費用で始めから準備されている点が、Shopifyに比べ良心的です。
MakeShopのメリット
- 良心的な価格で豊富な機能。
- 決済手数料は有料だけど、販売手数料無料
- カラーミーショップより集客力・デザインに期待?
- 出店者も多い、人気レンタルカート
- BtoBカート機能が特徴的。有料オプションで高いカスタマイズ性。追加開発OK
「月商1000万規模のネットショップまではオススメだそう。
集客力と価格のバランスが人気なのではないでしょうか。
*最安プランはカート機能・集客とも、もの足りないです。
当サービスはメイクショップ認定パートナーです。
万能ではないですが、公式の制作事例にないようなテイストもお任せください。HTML編集とデザインで多彩なデザインもできるカートです。
「カゴだけmakeshop」機能で手持ちサイトにカートをつける
「カゴだけmakeshop」とはプレミアムプラン以上の契約が必要ですが、現サイトにコピペでMakeShopカートをつける機能。
WordPressで作ったホームページにも設置可能。
ただ、カスタマイズするには知識は必要です。MakeShop側のカート機能も制限が出る様子。
逆に手間もかかり、ブランディング目的のページだけとか、部分使用が良さそうです。
メイクショップのデメリット
残念ながら、カート管理画面が使いにくいです。現在は、改善が試みられているとのこと。
- 管理画面が見辛い
- バックアップは不便
カラーミーとMakeshop比較・選び方
カラーミーに比べ、Makeshopの方が高機能で集客に便利そうですね。
高度なSEO設定
*初心者は、気にしなくてOKです。
.htaccessは使用不可。
・「URL自由設定」はできる、SEOを行ったURLや告知済みURLをMakeShopでも利用でき、乗換えリスクを軽減できます。
・https://www.outideoshigoto.com/netshop/?p=769
FTPで直接データをサーバへアップできない。管理画面から「WebFTP」機能を使う。
<head>タグの編集OK。
MakeShopの口コミ
MakeShopは使いにくいと言う口コミが目立ちます。
ただ、国産レンタルカートで安い価格帯なのに、できる事も多い印象です。
ほぼカスタマイズしなければノンWeb制作者やノンプログラマー寄りなWeb担当者が作成するのにおすすめかと。
使い勝手悪かったです。機能は充実している。
https://note.mu/ccchippy/n/nc2d22ef5869c
・管理画面がちょっと素人には難しいかな。
・カート画面の融通がきかなくて、用意されているものしか使えないので、独自のカゴ落ち防止対策がとりにくい。http://webnomori.net/2016/09/08/post-1783/
レスポンシブも今は対応済み。カスタマイズするならスキルは必要ですが。
モダンなデザインテンプレートの種類は少ないです。
どちらかというと構築するなら、デザインできる業者がおすすめ。
決済ページの遷移が早く、離脱率が改善!
使っていたネットショップASPが、 売上の多い夜に決済ページの遷移が非常に遅くなりカート離脱率が高まったため、機会損失が大きいと判断し、乗り換えを検討。
無料期間中に遷移スピードを社内で比較し、メイクショップに。https://www.makeshop.jp/main/about/speed/
MakeShopのセキュリティ
「MakeShop登録した覚えがない」検索で来た方へ。過去の流出トラブルによるものかもしれません。
そうでなければ、公式にお問合せを。
Shopify(ショッピファイ)とは?利用価格は安い?評判は?
Shopify(ショッピファイ)とは、注目のカナダ発ASPショッピングカート。
Shopifyについては詳しくないですが、他ショッピングカートとはよく比較検討した方が良さそうです。
カラーミーショップ・メイクショップあたりで迷っているネットショップオーナー、越境対応されたい方は候補にはなるかも。
EC制作のカート選定は、じっくり検討しましょう。
初期費用無料・月額も低コストながら高性能カート
- 個人事業主から大手ネットショップまで成長にフレキシブル
- 多種類のアプリとスキル次第で拡張性高い
- 日本語も対応
が特徴のショッピングカート。
Shopify 使用料金プラン・手数料比較
Shopifyなら決済サービス込みで月額数千円〜と低コストに先進的ネットショップが開設可能。
ベーシックプラン | スタンダードプラン | |
---|---|---|
利用料金月額 | 25ドル(約3,427円) | 69ドル(約9,460円) |
クレジットカード決済手数料 | 3.4% | 3.3% |
スタッフアカウント数 | 2 | 4 (運営者が多いネットショップにおすすめ) |
アプリ必要 | お気に入り登録etc |
※現在、ライトプランはないようです。
Shopifyのメリット 何がすごいの?
Shopifyの強みは、海外資本でグローバル対応がすごいのと、「落ちないサーバ」の異名を持つ強いシステムです。
また、基幹システムとネットショップ事業主のいじれる部分がうまく別れた「ヘッドレスコマース」という最先端の仕組みを採用。
初心者開業でもストレスなくショッピングカートを管理できるのがメリット。
利用者急上昇中の注目ショッピングカートです。
- アクセス急増に強いサーバ
- 無制限の商品登録数・クーポン・カゴ落ち対策メールetcが基本機能に
- SEO設定強い(タイトル個別設定、canonical設定。)
- 初心者も直感的にネットショップ作れる
- 別サイトにカートボタン埋め込みOK
- 越境ECに強み
- 自由度アップ中
何ができる?
Shopify(ショッピファイ)の口コミ/評判
…カスタム配送料という設定があって、コレでいろんな事できる。…(略)"重量"や"ロケーション"の概念があるので応用すればめちゃ細かい設定可能
Shopifyのデメリット
- サポートが弱い?
- 海外製サービスの癖
- 日本語化や通貨の壁
- 初心者は、うまくアプリ選びできない
- 複数のアプリが前提(制作が面倒?)
- Shopifyノウハウの日本語記事少ない
- SNSで「Shopify少し重い気が」の声も。
- カスタマイズ用のプログラミングは難しい
- ドル換算で、月額費用も左右される
- 有料契約アプリが増えると、国産人気カートより料金高い。
- 副業・個人事業にはコストが合わない。
- 要件が複雑なら、Shopify以外のカートがまだ無難か?
- 自称「Shopify構築できる」業者の不信感
自社サイト構築につき、
MakeShop、futureshop、Shopifyと会話を開始しました。
…一元管理システムを
考慮するとMakeShopの方が有利な感じ。— よっしー (@ymitsuda1) February 26, 2020
「くじらの紅茶」オンラインショップは流行りのShopifyで作ってみたのですが、なにせカナダ発のサービスなので、日本語がやや不自然のなってしまうところも…
怪しいサイトだと思われないか心配です🥺 pic.twitter.com/nZR49jMoz1— くじらの紅茶【公式】大きめティーバッグ紅茶のオンライン専門店 (@Kujira_Tea_Shop) 2022年8月12日
ShopifyとWooCommerce、3rd partyアプリ(プラグイン)で比較すると問答無用でWCに軍配が。。
Shopifyアプリ、ランニングコストかかりすぎ、そしてデザインがダサいの多いし、使いにくすぎ。
Shopifyのクソサポートはなんで「こういうエラーでおかしいと思うんですけどー」って現象を説明してるのに、なんで一切自社でチェックせずに「お前の入力が間違ってる」って決めつけてくんの?…どうかんがえてもシステム確認するべきだろ。
Shopifyで販売できないもの
Shopifyでは、販売不可の商品がいくつか決まっています。
大物・議論されるもの・システム上扱いづらいもの(?)が売れないようです。
「販売はできるけど微妙?」という話を聞いたジャンルも。
Shopifyコンサルは怪しい?
Q.ShopifyのことはShopifyコンサルの方が詳しいし効果出ますか?
発信もマインドやざっくり、簡易的な個人ネットショップ販売の経歴から急に【稼げるECコンサル】【ショッピングカートを乗り換えて売上アップ】と吹聴するShopifyコンサルは怪しいと思います。
Shopifyコンサルの運営ECサイトや制作サイトがあれば、商品力、運営力、ブランディング・ライティング力などを多少垣間見れます。
一つ言えるのは、「基本機能メインでデザインも悪く、内容も薄いShopifyネットショップを依頼または有料で伴走支援してもらう」自体があまり必要でない気が。
資格やShopifyパートナー認定は、キャリアやビジネスの誠実性を保証するものではないです。
baseとShopify どっちが売れる?
baseとShopifyでどっちが売れるかは、集客に高機能なShopifyですが、細々ネットショップにはやや過剰かも。
baseからの乗り換えがいが高いショッピングカートは、Shopify・Makeshop・futureshopで構築するとできること増えます。
baseかショッピファイかというより、将来は機能を充実させたいならShopifyかな、というだけのこと。
Shopify(ショッピファイ)に移行できる?
baseからShopifyに移行するアプリが出ていますが、確実に引っ越せるとは言い切れないようです。
baseむきなネットショップが費用をかけてまで移行するカートではないです。流行ってる=最高のショッピングカートではありません。
ECカートの手数料や使いにくいなど十分に比較するのが重要なポイント、業者トークに乗らないでください。
Shopifyの選び方 参考記事
FutureShop(フューチャーショップ)の評判
FutureShopのメリット
自由度が高く、大手通販も愛用。中堅〜大手や、規模拡大を目指す企業に最適なASPカート。
別料金で店舗在庫連動/多店舗(モール)/実店舗連携に強そうですね。
商品数点のミニショップ・個人事業主だと、不向きに見えます。
なお、当方はFutureShop認定パートナーです。
FutureShopの強み
- 高いサポート力
- 店舗併用に強い
- 成長店舗を輩出
- 人気上昇中ショッピングカート
- 日本製ショッピングカートとしてシステム充実
- 強力な機能で、年商1億級の大型ECも安心。
FutureShopの口コミ
オプションを採用すれば、ECのフロント機能としては、ほとんど全部が揃っています。まさにASPの最高峰。
レンタル通販サイト用ASPショッピングカート
LIG様記事より、「aishipRENTAL」というショッピングカートが良さそうです。
大規模Webショップも対応できるなら、ネットショップ拡張に合わせた運営に期待できますね。
他に何かわかれば追記するのですが。
ショッピングモール型ECサイトの選定方法と特徴一覧(楽天、メルカリShop…)
ショッピングモール型ECサイトは「オンライン商店街」。費用を払うと出店できます。
ショッピングモール型カート構築のメリット
- モールの利用者数による参入しやすさ
- 簡単にネットショップを開店できる
- 独自ドメイン・システム管理が不要
- 独自構築、オープンソースよりは安価で、無料出店できるモールも
ショッピングモール型に出店するデメリット
- 競合から選ばれる必要性
- 有料なら運用コストが高く、価格競争に。
- ブログ機能がなく、独自ドメインでもないから、自社サイトのSEOは基本的に弱い。
- 楽天内SEO対策も必要
- デザインカスタマイズに独特の知識が必要で、スキルにより要外注。
- 集客がメルマガやキャンペーンに限定され、消耗しやすいようです。
- モール型の顧客は、すでに何か買物を検討している「顕在層」のみ。
「お客様候補」に出会いにくい。 - ショップドメインは取れない
モール型出店ツール比較表
楽天市場 | ・国内最大級モール。 ・ノウハウ充実 ・キャンペーン多い(多すぎる、とも) ・広告宣伝費の投資に自己判断力が必須 |
---|---|
Amazon(アマゾン) | ・世界的なユーザー数 ・詐欺商品、信頼性の高い商品の検索しづらさ、配送関係に、問題 ・商品が埋もれやすい ・外資系 |
ZOZOTOWN(ゾゾタウン) | ・アパレル専門モール最大手 ・スマートなサイトデザインと検索性 ・安価なファストファッションブランドの台頭で、ZOZOのブランド力に疑問視の声も? ・手数料がかかる |
モール型EC開業の口コミ
“脱ECモール依存”を模索するアパレルが増えている。
「売上が増えても、利益は残らない」。
出店したアパレル幹部の表情は冴えない。
楽天市場
URL:
https://www.rakuten.co.jp/ec/?l-id=PC_common_navi_to_top
ショッピングモールの雄。シミュレーションでみると、手数料は月5万程でしょうか。チョット高い.。oO
- 月額出店料:シミュレーション
- 楽天の商品ページづくり、お買物マラソンなど手法が確立され、販促が不安でも、ある程度は運営できそうですね。
メルカリShopsの口コミ
農業(農産物)など小規模事業者に密かに利用される、メルカリShops。
自分で作る必要がなく、すぐ開業できるのは便利な反面、ASPカートより、非効率そうな声も聞こえてきます。
- 受注対応フローが人力寄り?
- デザインカスタマイズできない
「コスト削減」の結果、地味な作業時間やストレスが増えている可能性も。
初動で売れるカートをさっさと用意したい、すぐ売上が欲しいなど割り切って使うにはまだしも、顧客数も増えてくると悩ましいですね。
例えばキャンセル対応の場合、こちらでキャンセル出来ず事務局対応になる。その場合当然商品は発送できずステイなわけなんですが、マーキング機能が無いため己の勘と眼力に頼ってそのキャンセル予定の商品を避けなければならない。
つづく
— まるかじり農園 (@MarukajiriF) October 9, 2021
メルカリShopsの仕様上、文字に色をつけたり、枠を引いたりして見やすくすることはできないのでちょっと伝わりにくかったんですよね。
ネットショップはモールと独自ショッピングカート、どっちが売れる?
小規模通販はモールから独立し、独自ECサイトに開設すべき?
小規模ECで今ショッピングモールに通販サイトがある場合、ASPショッピングカートに店舗を移転・開設すべきかは、商品やネットショップ運営の考え方次第かと思います。
成功事例・失敗事例もあくまで他社のケースまで。
事前にわかるのは、明らかな固定費の比較くらいな会社も多いためです。
成功に繋がる独自ネットショップが制作・運営できれば、既存客のイメージダウンや利用者減少に関しては、さほど気にする必要性はなさそうです。
モールとカート店舗の併用がいい可能性もありそうですが、明言はできかねます。
ショッピングモールから小規模店舗が独立するとしたらどう思うか尋ねると、
「返品や交換に柔軟に応じてくれれば使う」
「自分が好きな商品が多ければ使う」
「対応が親身であれば使う」が約9割に。
新規開店なら、どっちで出店すべき?
売上などはやってみないと不明ですが、やはり自社ドメインのネットショップが売上が良いというデータが出ています。
ただ、カート選びやブランド力、通販サイトの運営スキル次第です。
個人的には、「独自ドメインで脱モール」が理想ではあるかと。
50万以上の売上がモール型では16.8%であるのに対し、カート型ではなんと25%を上回る結果に。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000023357.html
EC-CUBEなど、オープンソースのネットショップ開設サービス
システムのコードが無料公開(「オープンソース」と言います。)され、カートの機能追加が自由。
基本機能は標準設置、「他のカートが使いにくい」なら、検討候補かもしれません。
代表的なEC-CUBE(イーシーキューブ)のみご紹介。
EC-CUBEのメリット
- 無料インストールのみなら、カートの初期費用は低価格。
- 要望次第で独自機能開発、オプション追加できる。
EC-CUBE選定のデメリット
- 初期状態は機能少なめで、機能拡張が必要がちです。
- バージョンアップなど保守が自社負担で、コストが高い。また、自社で作業すれば自己責任に。
- すべてが手作りに近く、開発・保守など初期費用がかなり高額、その要望も自社で行わないといけません。
- レンタルカートより開設に時間がかかります。
- 軽い機能追加のたびコストがかかる。
EC-CUBEの評判・費用
個人的には、よほどの特殊な機能が必要なければ、EC-CUBEよりはASPカート(レンタルカート)で十分かと。
仕組みが独自で、Webデザイナーや担当者だけでは、カートのメリットを活かし切れないような。
- http://ecsite-compare.com/eccube/
- EC-Cube3を使ってわかった5つの良い点と3つの悪い点
EC-CUBEのネットショップ構築費用相場
EC-CUBEの初期費用や維持費の相場は、複雑な開発をやらなければ、他のネットショップ構築コストと似ているようです。
ただ、経験上は商品数やカスタマイズが嵩むと爆上がりする感も残り、楽観は禁物。
低リスクでEC-CUBEでネットショップ開業するには
便利なサブスクサービスやプランもあるみたいです。XServerのECプランも使えそうな。
「EC-CUBEの細かなアップデートはXserverショップにおまかせ。」と、システムが弄れない企業様も開設可能だそうです。ただ、カスタマイズは別途や自己責任かと。
EC-CUBEインテグレートパートナーの例
https://www.ec-cube.net/integrate/partner/partner.php?partner_id=70
EC CUBEでネットショップを作るケース
中規模自社ネットショップで、オリジナルカスタマイズが必要な時。自社で開発/メンテできるエンジニアがいれば、費用を抑えられるかもしれません。
- 予算少ない
- WebやECの知識が浅く、要望を出せない
場合は、レンタルカートが無難です。
オープンソース/独自開発カートの発注
売上アップ、不便など、目的・予算・課題要件を一度、整理しましょう。
機能追加を避けすぎれば、あえてパッケージカートで作るメリットがあまりないですが。。
カートの不満はあっても、要望出しは難しいもの。
当方ではなるべく必要な機能の検討から頼っていただけるようなコミュニケーションで、カート開設を提案しています。
EC-Cubeの場合
URL:
ec-cube
- WordPress設置も可能
- レビュー/オススメ/納品書PDF/ポイント/集計/メルマガは、無料プラグインあり。もちろん、インストールを外注したら有料に)
- 細かいSEOは、有料プラグインなど
- アクセス解析EC対応、クーポン、レイアウトカスタムなど、有料プラグインまたはプログラミングが必要なものが多い
オリジナルショッピングカートシステムを独自構築で作るなら注意
ecサイトの「独自開発カート」とは、なんでもできる、フルオーダーメイド方式でネットショップ構築の最上級。
(4)オープンソースと同じく、貴社独自のカート開設が可能。メリットも似てきます。
実装はカート業者まかせですが、一度作るとやっかいな構築方法。
自社開発カート構築のメリット
- 独自機能が開発でき、デザインやシステムなど、思うままのカートが作れる。
デメリット
- 保守が自社負担で、コストが高い。
- 要望出し、開発期間を要する。
- 外部業者に構築依頼すると非常に高額な上、仕様決定も大変。
独自開発ショッピングカートがおすすめなネットショップ
大規模な自社ネットショップで一般ASPカートを使用し、売上を上げてきたが、物足りない。競合ECから一歩リードした、さらに強いECシステムやカスタマイズが必要な時に。
カート構築予算が潤沢な企業様に。
ECの利便性を上げる、ショッピングカートオプション機能例
効果的なネットショップを作成する機能は、オプション契約するか、自分で設定やプラグインを追加します。
カートやプランによるので、合わせて比較/チェックしてください。
ソーシャルログイン/他社ID決済
独自ドメイン通販の初期集客の壁に、「会員登録への抵抗感」があります。
そこで注目されるのが楽天、Amazon、SNSなど大手既存サービスでのログイン/決済です。
Amazon Payとは~特徴&メリットから実店舗に広がるID決済の可能性
この記事では以下ソーシャルログインを比較してみました。
- 楽天ペイ
- AmazonPay
導入/構築費用
カラーミーショップ | AmazonPay•月額2,000円+4%、楽天ペイ•月額2,000円+5% |
---|---|
MakeShop* | AmazonPay•月額3,000円+4%、楽天ペイ•月額2,000円+5% |
Futureshop | *、楽天ペイ•月額3,000円 |
ネットショップ開業/始め方でおすすめの本まとめ
開業方法や起業初期に絞ったネットショップ本を集めてみました。
2021年発売で比較的新しいネットショップ起業本。ショップ開設ツールで人気のあのカラーミーショップによる解説で、情報の網羅性と安全性が期待できます。目次を見ると
- 開店準備
- 0円開店(無料開店)するまでの流れ
- 開店前の注意点
- 宣伝方法
- ウェブショップ運営
と開業のイロハを、低価格でコンパクトに掲載いただいているようです。
ネットショップの主なビジネスモデルを体系的に解説。自分のネット販売スタイルを言語化し、適した戦略やツールを探す思考整理に役立つと思います。
「企業の新人ECサイト担当者」を想定した業務範囲の例と、社内コミュニケーションがイメージできる一冊。
通販サイト立ち上げ初心者向きの本。
ネットショップ開業 ショッピングカートの比較/選び方/必要なものまとめ
作成も簡単な、手数料の安いショッピングカートで、売れるコスパの良い通販サイトは何?
そんなショッピングカートはございません。レンタルECカートも商品/業種により、要るものも違います。
安いカートで開店すればコスト削減できても、システム移行が難しいことも。
悩み別カート選定復習「自分で選定できなくてもいい」
- 自作できる範囲(操作の簡単なbase、Shopifyなど):個人経営ショップを手軽にor副業用。売上/ブランディングも程々。
- プロ依頼&有料ショッピングカートがおすすめ:一般的な商品展開、事業拡大、選ばれるネットショップを作りたいショップ。
自作カートとの違い・移行の必要性
「baseより人気カートのShopifyに乗り換えないと…」など、焦らず正しい知識を。
「カートのテンプレ導入のみ」に近いネットショップ制作なら、高額で業者に依頼するメリットは薄いです。
自力でできることや初歩的な無料情報でEC構築レクチャー費用とったり、「マーケティング指導つき」と偽るフリーランスも。
プロ発注は、ショッピングカートの選び方、ブランディングなども相談できるのがメリットかと。
当サービスでは、入念にヒアリングして選定・ご相談させていただきます。ブランディングや商品方針、UI改善、ECサイトのライティング支援から可能。目的に合う提案を心がけます。
Webマーケティングや通販サイト開業は初めてな事業主様もご依頼をサポート。