どこがおすすめ?レンタルショッピングカートの選び方。
慎重にしたい中小企業・個人事業主さま向けネットショップの始め方。
- 自力で作成予定。ネットショップ開業に必要なものは何?
- 今のショッピングカート、使いにくい or 売れない
- 予算・費用対効果がいい開業方法はどれ?
- 業者に言われるまま、高額なカートシステム導入……
なんてネットショップオーナー初心者・通販経営者様に、
- いいECカートツール導入/立ち上げ方のチェックポイント
- 人気ショッピングカートの種類別メリット。
- カラーミーショップ、メイクショップ、フューチャーショップ他、有名ASPショッピングカートの販売手数料・機能比較
の3つの選定方法をまとめました。
(当サービスでは入念にヒアリングして選定・ご相談させていただいています。
通販サイト開業は初めて、Webは苦手、という事業主様もご安心ください。)
目次
- ネットショップ開業初心者も後悔しないショッピングカートの選び方
- ネットショップ(オンラインショップ)開設/始め方手順と開業資金調達など
- ECサイトにも、SEOと告知のできるブログ設置は必要。
- ネットショップサイトの作り方4種類【ネット販売ショッピングカートは専用作成ソフト】
- WordPressでECショッピングカート自作する立ち上げ方はやめるべき
- ネットショップ開業初心者におすすめ? 無料・フリープランのショッピングカート比較
- BASE(ベイス) 個人事業主のネットショップ開業に最速お手軽な無料カート。
- ECサイト 有料ASPショッピングカートの利用/販売手数料・メリット徹底比較と仕組み
- メイクショップ(MakeShop)は使いにくい?→スペックは優秀
- Shopify(ショッピファイ)の利用価格は安い?評判は?
- カラーミーショップはbaseよりやや本格的なECサイト開業レンタルサーバー(CMS)
- FutureShop(フューチャーショップ)の評判
- レンタル通販サイト用ASPショッピングカート
- ショッピングモール型ECサイトの選定方法と特徴一覧(楽天、メルカリShop…)
- ネットショップはモールと独自ショッピングカート、どっちが売れる?
- EC-CUBEなど、オープンソースのネットショップ開設サービス
- オリジナルのショッピングカートシステムを独自構築で作るなら注意が必要
- ECの効果と利便性を上げる、ショッピングカートにつけたいオプション機能例
- ネットショップ開業/始め方でおすすめの本まとめ
- 後悔しないネットショップ開業 ショッピングカートの比較/選び方/必要なものまとめ
ネットショップ開業初心者も後悔しないショッピングカートの選び方
ネットショップ開業の流れと機能比較のポイントを知って、自社ビジネスにあったカートツールを見つけたいですよね。
やはりある程度のECサイト運営やホームページスキル未経験だと、判断しづらいもの。その概要を解説します。
加えて、全ての通販サイト担当者がカートやシステム選定をする訳ではありません。幸い当方は、カート乗換えにともなう機能選定・提案を経験しています。
適切なカートやシステム選定が判断できないリスク
- オーバースペックでも気づけない
- 各ツール共通の鉄板機能が想像できない
- 要らない機能がわからず、無意味な要望
- 知識がないので、デザインや構成、HTML、SEO絡みの要望が全く出せない
- 「必要な機能」がわからない(ECサイト作成/稼働後に気付く)
これらが社内にわかる人材がいなければ、ネットショップ作成者・開店支援会社選びの重要性が上がります。
ウェブショップ開設方法も知らず、ツールや機能を選ぶリテラシーがないのは、リスクです。
通販会社の起業もカート選びも「慎重」がおすすめ
ショッピングカートの乗換えには、時間・費用コストがかかります。
URL移転が困難/不可能だったり、ページ移行など作業が煩雑だったりするカートも。
つまり、せっかく築いたSEO効果や作業が0からスタートになるリスクが😭
(乗り換えられるかは、カートにより異なります。)
そのため予算だけでなく、事業・ECサイトの規模拡大など、先を見据えて選びましょう。
ネットショップ(オンラインショップ)開設/始め方手順と開業資金調達など
開業初心者のための簡単なオンラインショップを作る開設手順も軽く掲載します。
1.販売商品の選定
売りたいものの傾向が決まらないと、その先の工程にひびきます。
2.ネットショップに必要な手続き/届出/申請/資格 業種別一覧
販売資格・証明取得や開業手続きを済ませます。認可のいる業種やタスクを、下表に一部抜粋しました。
食品/保健所 | ・食品衛生法に基づく営業許可 ・食品衛生責任者 ネットショップでの食品販売には営業許可と食品衛生責任者が必要?販売方法と注意点 |
---|---|
化粧品/薬務課 | ・製造販売業許可 ・製造業許可 |
酒類/薬務課 | ・製造販売業許可 ・製造業許可 |
開業届(△) | ネットショップ開業届を出さないと確定申告はできないけど、必須・罰則規定はない。 |
公開できる住所取得 (自宅の住所知られたくない個人事業主/ハンドメイド/起業者に) | ・実店舗・事務所契約 ・住所貸しのバーチャルオフィス契約 ・BASE/minneで出店 のいづれか。 私書箱は×。 minne/creemaは取引開始までなら、住所開示しなくていいようです。 クリーマのプロフページに住所ない個人作家さん、お見かけします。 *2022年〜、個人事業主限定でBASEで特商法(住所・電話番号など個人情報)を非公開設定が可能に。 |
住所や電話番号載せたくない…匿名にできる?
*事業主個人名の偽名・匿名表記は原則不可、匿名配送は不可。
ただし、本名や住所の常時公開を避けられる「特定商取引法に基づく表記」法律の特例も用意されています。
- 「販売価格や送料、その他消費者が支払う金額を表示する」
- 「消費者から開示請求があった場合は、遅滞なく公開する旨を明記する」
の2条件が課される模様。
*「検索隠しのため、住所や氏名の部分を画像で作れ」との無意味ノウハウは、全く参考にしないでください。
*あまり問題のない検索避け方法は、特商法ページのnoindexくらいですね。
個人事業主の救世主?格安バーチャルオフィスって方法も
GMOですがフリーナンス様から、いつの間にか月額770円〜のバーチャルオフィスサービスが開始されています。
低価格で「住所貸し + 郵便物転送」付きなのは、開業初期に助かりますね。
許可・資格が不要なもの
農作物など直送品・完成品は資格がいらないようです。
3.ネットショップの名前(屋号)・ポジション・ペルソナの決め方
開きたいショップの規模感やホームページ作成の方向性を決めます。
ネットショップの名前は、雰囲気で考えず、ペルソナ確定後にやらないと失敗します。
4.商品調達・仕入れ・製作
商品の仕入れや製作を始めます。
新商品やリブランディングをされる事業主さまは、パッケージや商品見直しもやります。
運搬用品・梱包資材もご用意を。
5.備品調達
ネットショップを支える生活品・調度品や家電・アプリを揃えます。
- 適性スペックなパソコン類(グラフィックや動画ソフト入れるならハイスペ。)
- グラフィック、動画、会計アプリ
- カメラ、ビデオなど撮影機材(背景やライティング関連グッズも)
- 固定電話、(+FAX)
- 事務所、倉庫、スタッフ(人件費)
- 広告宣伝費
- 送料、決済手数料
- 法的手続き・資格費用
ネットショップおすすめのパソコンスペック
準備するパソコンは、強いていえば安すぎない、低スペック、怪しいメーカーなどは避けた方がおすすめです。
まずは汎用性の高いノートパソコンから。
- windows/macどちらでも◯
- Adoveの画像ソフトが一応使えるスペック。無料のCANVAでもいいですが、Photoshop/Illustratorよりは貧相
- データは増えやすいので、ハードディスク容量はご自分の想定利用規模を見越して。
6.開業資金調達
ネットショップの資金調達としては、「IT導入補助金制度」対象となる可能性も高く、有名ですね。
また、Campfireなどのクラウドファウンディングでテストマーケティングも兼ね、資金集めるという方法も、市民権を得て来ました。
応援が資金につながる特徴から、クラファンで成功するにはSNSマーケティングのスキルが求められます。
ただ、支援金に期待しすぎると、予算で判断がぶれる恐れも。あくまで、使えそうであればご参考に。
7.ネットショップ作成依頼/カート選び
開業条件がある程度見えてから、やっとショッピングカート選定です。
自分で選べなければ、ブランディングや作成ツール選定から関わっていただける協力者に依頼するのがおすすめ。
依頼先として、カートサービス各社謹製の作成サービスや安価なクラウドソーシングをよく提案されがちです。
ですが、検索でECに強いフリーランス/小規模ネットショップ作成会社をうまく見抜けると「安い・手軽だけの業者」にはできない解決や提案、満足感が得られるかもしれません。
洋服/アパレルショップがネットで販売する方法と始め方ノウハウ
洋服/ファッションブランドを立ち上げ、個人や会社でネット販売を始めるには、上記とほぼ同じ流れみたいですが、他社記事が詳しいです()
ただ、情報源はbaseや老舗のネットショップマーケティング専門メディアが安心。
「無在庫転売で成功したノウハウ」「ショップサイトの作り方支援」などとし、雑な知見で発信する起業アカウントからは、おそらくあまり有益な話は取れません。
以下のカラーミーショップ様記事では、アパレル以外の物販ECサイトにも十分参考になりそうな「仕入金・運転資金の目安」も掲載されています。
目指す月商イメージ別でアパレルECの開業資金が整理され、シミュレーションしやすそうですね。
ファッション・インテリア・雑貨・セレクトネットショップの立ち上げスタイル
嗜好品ECは以下の販売方法に大きく分かれます。
当方の関連記事にも具体的な選び方を載せていますので、合わせてお読みください。
- 自社オリジナル開発ブランド
- セレクトショップ
雑貨ネットショップを開業する方法
雑貨ネットショップもアパレルの流れとかなり似ていそうです。
ブランディング設計などは当サイトの記事を、雑貨買い付けノウハウは「手順2.販売する商品を準備する」記事にて。
仕入れサイトやリアルイベントのほか、協業などで手軽に商品作成もできる、といったアイデアが紹介されています。
女性も個人も未経験も、ネットショップ起業はやり方次第。
女性で通販会社の起業にご成功されている事例もあります。
性別や個人事業かどうか、未経験が…というよりは戦略やリサーチ、ネットショップを始める「想い」の部分で成否が変わるのでしょう。
ECサイトにも、SEOと告知のできるブログ設置は必要。
堅実な集客手段としてSEO対策とコンテンツの充実が大切です。
SNSや広告集客コストの軽減にも、信頼づくりにも、ブログ機能は欠かせません。
ネットショップ集客でおすすめのブログツールはWordPress
ブログ集客始めるなら、WordPressがおすすめです。
通販サイト内にブログツールを設置(または独自制作)できるカートシステムもあります。
ただ、やはりカート用ドメインとは別サイトに自社メディア用ホームページを作成するのがベター。
BaseやShopifyのブログ機能は、SEOや利便性面で「力不足」との口コミが
レンタルカート業者のWordPress連携サービスは「あくまで、ブログサイトを<見かけ上>ドメイン統一する」ものが基本。
総じて、手放しではおすすめしにくい印象です。
(未検証なため、推察になりますが。)
無料にこだわるオーナーはnote。
ネットショップサイトの作り方4種類【ネット販売ショッピングカートは専用作成ソフト】
初めてのネットショップ開業、どんなカートを選べば?
開き方・作成が簡単なツールって……。
ショッピングカートの大分類
- 無料・格安系有料ASPショッピングカートのフリープラン
- 有料カート(クラウド型ASP)
- オープンソース
- 独自開発
安い&お手軽な順だと上記に(笑)
無料〜格安カートは「お値段なり」。独自開発は中堅企業以上のイメージです。
構築ツールの種類は自社ECかショッピングモール(テナント型)
オンラインショップの作り方を実店舗に例えると大きくは、
- 独自ドメインや借り物ドメインで作る路面店(個人店)型:
Base,MakeShop,Shopifyなど - 1つの商業施設に入居する、ショッピングモール型:
楽天、アマゾンなど
の2種類です。
WordPressでECショッピングカート自作する立ち上げ方はやめるべき
「ワードプレスでネットショップは、ダメなの?ブログも作れて、プラグインでできるっぽいけど…?」。
WordPress(ワードプレス)でもプラグインを使ったネットショップ構築ができます。
ネットショップをワードプレスで自作するメリット
- カートASPにかかる費用が節約できる
- ブログとドメイン統一でき、SEOが捗るかも
- ショッピングカート独自の機能を覚えなくて済むw
- WordPressのデザインカスタマイズ自由度と機能拡張が便利
- Welcartなど無料ECサイトプラグインで、ノンプログラミング構築できる
ネットショップ構築はWordPress以外がいい
でも、通販サイトの構築はネットショップ専用カートサービスがおすすめ。
セキュリティや安定性だけでなく、ネットショップにとても重要な機能が始めから揃うからです。
「ECサイトが出店できるだけ」では、販売促進でつまづきます。
ムリにWordPressで作成すると1からシステムを作る風になり、開設コスパが悪いかと。
ワードプレスでできないor難しい機能が多い
- 新規のEC機能追加
- 運営効率化(送料設定、モール連携、オムニチャネル)
- 集客・販促(ポイント機能、メルマガ、予約販売)
- セキュリティ
- 便利な決済など
WordPressのEC決済プラグインはやや割高。
「WelcartでAmazon Payが使える」そうですが、月額¥5,000と微妙。
MakeShop/futureshopは3,000円。
WordPressカートはセキュリティ・プライバシーリスク高い
顧客管理システムではないため、ネットショップに対応しきれていないと見られます。
まだ、一般ホームページなら有名なトラブルシューティング情報も多いですが、ECサイトむけの情報は弱い・・といった懸念が多いのでは?と。
また、システム更新をオーナー自身で担わなければならず、他のカート感覚で安易に放置するのは危険です。
なるべくバックエンド側はショッピングカート業者に託すほうが、貴社の有意義なタスクに時間を使えます。
無料ホームページ作成サービスのECサイト機能も付録レベル
Jimdoなど無料ホームページ作成サービスも、見かけの費用がかからないだけ。ECサイトを作る上で、特に優秀なツールではないと考えられます。
ショッピングカートCGI、ネットショップオーナーやHTMLなどの古い作り方はオワコン
「HTMLちょっとわかる。昔かじった」方へ。今はもう、使いやすい無料&廉価カートが出ているので自力で作らない方が遥かにおすすめ。
手数料なんかがかかりますが、「自作は、流石にやめときゃよかった」となるだけだと考えます。
ネットショップ開業初心者におすすめ? 無料・フリープランのショッピングカート比較

オンラインショップを無料ショッピングカートで立ち上げるメリット
- 低コストで始められる
- 会員機能などよくある機能付きで、開発せずに出店できる
- ホームページ制作が初めてでも、内製でも、簡単にECサイトが作れる
無料カートで開業するデメリット
- 機能に制限が多い
- 独自ドメインは有料など、完全無料でないものも多い
- そもそも「簡単でお手軽」が売りなので、デザインなどあまり自由にできません。 できたとしても、コスト削減のため格安カートを選んだのに、別途、Web発注費や自作のコストがかかります。
- サポートはない、または不十分
- 機能的に、SEOが弱め。
大抵は、お買い物機能と会員機能くらいはあるものの、地味に必要な機能も少なそうですね。
商品数が増えた時の運営や、集客には不安があります。
無料カートは 個人事業や点数少なめのEC作成目的に
予算が厳しい、「機能や集客性はともかく、ネットショップ開店さえできれば」という時。
もしくは、自社メディアから十分な集客が期待できる場合など。
「少しだけ作品販売できればいい」という個人事業者様はいかがでしょうか。
ハンドメイド系ならハンドメイド系サイトに出品とかだと、自社サイトも不要ですが。
BASE(ベイス) 個人事業主のネットショップ開業に最速お手軽な無料カート。
BASEは無料から利用できる、シンプルなショッピングカート。
個人事業主のお小遣い稼ぎに、お試し感覚で導入しやすく、人気です。
- ページデザイン作成・編集が貧弱で、どのネットショップも似たデザインに。ブランディングしにくい。
- BASEはSEOも弱く、単体で集客は厳しいかも。
独自ドメインでもBASEは、別ツールの集客スキルで補う必要があります。
「高額ショッピングカートよりは集客が弱く、自社ECサイトが突然消えてもOK」で、「年商・点数など規模や運営の利便性を拡大したい」訳でなければ、BASEでも十分では、と。
BASEの口コミ
BASEでネットショップを始めて1ヵ月!「BASEは売れない」は本当か?ひと月の売り上げや売り方、商品ラインナップをご紹介。
baseはデザイン自由度がない、集客が別途必要
おばあちゃんのネットショップをBASEで作ってみて分かったこと
無料プランでも、売上によっては決済手数料がかかる
一見無料カートですが、注文が増えてくると、販売手数料と他のメリットが割に合わないかもしれません。
なので個人利用に向く、とされます。
以下は、base公式提供のシミュレーションで手数料を試算してみた費用。
- 1万円+送料800円ご注文が月10件(10万円売上)=手数料:7530円
- 1万円+送料800円ご注文が月100件(100万円売上)=手数料:7万5300円
baseでは「販売手数料(振込手数料 250円+事務手数料)+決済手数料 無料〜500円/1件」と計算されるようです。
「6.6%+40円かかる」と覚えておくと理解しやすいです。
ECサイト 有料ASPショッピングカートの利用/販売手数料・メリット徹底比較と仕組み
ASPカートとは、自社がシステムやサーバを持たず、ECカート会社のシステムを有料で借りる仕組みです。
ネットショップシステムを自分でメンテナンスせず、カート提供会社がいつも最新の機能にアップデートしてくれます。
ネットショップを実際に開設・運営するのは自分か委託先のホームページ会社です。
ASPカート(レンタルカート)でネットショップ開設するメリット
会員機能やポイント制、デザインテンプレートなど、必要な主要機能が用意され、「とにかく開店するだけ」なら内製できなくありません。
ASPのデメリット
- 格安カートよりは高額な運営費/初期費用
- 基本的に機能拡張できない。理想的なシステムにするというよりは、システムに運営を合わせるパターンになりがちです。
有料ショッピングカートツールで開設すべき事業
スタートアップから中小、中堅企業様に。特に、ECサイト作成/Webの知識がない・ショッピングカート導入が初めて…などツール操作や集客が不安なら、おすすめです。
有名ASPカートの機能比較
比較ポイント | メイクショップ | FutureShop | カラーミーショップ |
---|---|---|---|
おすすめ通販種類 | 総合通販 | 総合通販 | 総合通販 |
初期費用 | 10,000円 *カスタム 10万円~(税抜) | ・スタンダード 20,000円〜 ・決済15,000円 | - |
月額 | 実質10,000円~(カート)+10,000円(税抜)(WP) | 実質15,000円~(カート)+3,800円(WP) +ポイント 1,500円+決済 0〜5,000円+クーポン 1,500円(税抜) *SSL:17,000円/年 | 3,300円〜(料金ページでシミュレーション可能。) *無料プランはあるが、月商8万円以上目標・独自ドメイン取得なら実質有料。 *常時SSL:月額1,100円~ https://shop-pro.jp/ssl/ |
スマホ対応方法 | PCと別 | PCと別 | PCと別 |
商品一括CSV登録、上書 | ○ | ○ | ○ |
Google Analytics(アクセス解析) *eコマース対応: ec | ○ ec | ○ ec | ○ ec |
メルマガ | ○ 自動返信、ステップメール 配信グループ(月額1,000円+税〜) | △ | ○ *無料は1万アドレス・10万通以下。 |
BtoB/会員制ショップ | ◎ *1 | △ | × (ログイン会員専用商品/割引のみOK) |
外部サービス連携 | △(楽天ID等有料、掛払) | ○(楽天ID等有料、アドテク連携設定) Web接客,モールなど連携 | ○ 楽天ID(無料)・レコメンド、Web接客ツール連携(有料) |
その他 | 定期購入はあるが、初期費高額 | ・リコメンド: 初期25,000円+月1万円〜、会員ステージ(有料) ・定期購入: 月5,000円 ・実店舗在庫/オムニ(有料) ・モバイル対応: 公式オプション月5,000円 or レスポンシブ制作* | ・レビュー(レギュラープラン以上) ・定期購入(無料) ・広告リタゲ、インスタ連携、Googleショッピング、ヒートマップ解析ツール(有料) |
メイクショップ(MakeShop)は使いにくい?→スペックは優秀
MakeShopのメリット
- 良心的な価格で豊富な機能。
- 決済手数料は有料だけど、販売手数料無料で安心
- カラーミーより集客力・デザインの表現力が期待できる
- 出店者も多い、人気レンタルカートの一つで安心
- 充実のBtoB機能。有料オプションや追加開発など高いカスタマイズ性。
「月商およそ1000万円規模のネットショップまではオススメだそう。
適度な集客力と価格帯のバランスが人気なのではないでしょうか。
*当方はメイクショップ認定パートナーです。
*最安プランは機能・集客面とも、少しもの足りないです。
「カゴだけmakeshop」機能で手持ちサイトにカートをつけれる
「カゴだけmakeshop」とはプレミアムプラン以上の契約が必要ですが、現サイトにコピペでMakeShopカートがつけられる機能。
WordPressで作ったページでも設置可能。
ただ、さらにデザインや機能をいい感じにカスタマイズするには知識と限界があるようです。
また、どうやら本家MakeShopのカート機能も制限付きの様子。
いづれにせよ、逆に手間もかかります。
ブランディング目的の数ページだけとか、部分使用にとどめるケースが多そうです。
使い所の見極めを。
メイクショップのデメリット
残念ながら、管理画面が使いにくいです。
- 機能が多い割にUIがわかりにくい
- 管理画面のデザインが古臭く、見辛い
- バックアップ機能があるけど、不便
と(汗)
カラーミーとMakeshop比較・選び方
カラーミーに比べ、Makeshopの方が高機能で集客に便利そうですね。
SEOなどの高度な設定
*手軽にやりたい人は、気にしなくてOKです。
.htaccessは使用不可。
・「URL自由設定機能」はあり、SEOを行ったURLや告知済みURLをMakeShopでも利用でき、乗換えリスクを軽減できます。
・https://www.outideoshigoto.com/netshop/?p=769
FTPで直接データをサーバへアップできない。管理画面から「WebFTP」機能を使う。
<head>タグの編集OK。
MakeShopの口コミ
MakeShopは使いにくいと言う口コミが多いですね。
ただ、国産レンタルカートでこの価格帯にしてはできる事も多い印象です。
また、ノンWeb制作者やノンプログラマー寄りなWeb担当者さんが手軽に作成するのに向くかと。
(カート画面やwebページのカスタマイズを本人がしなければ。)
フリーが2割、ビジネスが1割で、7割がプレミアムを利用しているみたい。やっぱ、こうなるよね^^;
MakeShopの評価!評判はどうよ|ネットショップ運営
使い勝手悪かったです。機能は充実している。
https://note.mu/ccchippy/n/nc2d22ef5869c・管理画面がちょっと素人には難しいかな。
http://webnomori.net/2016/09/08/post-1783/
・カート画面の融通がきかなくて、用意されているものしか使えないので、独自のカゴ落ち防止対策がとりにくい。
現在は、レスポンシブも「クリエイターモード」のみほぼ対応している様子。
ただ、詳しくは公式をご覧ください。
モダンなテンプレートも出てきましたが、バリエーションは少ないです。
まだ、どちらかというと独自デザインやカスタマイズが理解できる方が望ましいと感じました。
決済ページの遷移が早く、離脱率が改善!
https://www.makeshop.jp/main/about/speed/
使っていたネットショップASPが、 売上の多い夜に決済ページの遷移が非常に遅くなりカート離脱率が高まったため、機会損失が大きいと判断し、乗り換えを検討。
無料期間中に遷移スピードを社内で比較し、メイクショップに。
MakeShopのセキュリティ
「MakeShop登録した覚えがない」検索で来た方へ。過去の流出トラブルによるものかもしれません。
そうでなければ、公式にお問合せを。
Shopify(ショッピファイ)の利用価格は安い?評判は?

Shopify(ショッピファイ)は、ここ最近?注目されているASPショッピングカートの一つ。
当方で詳しく把握しているわけではありませんが、他のショッピングカートとはよく比較検討した方が良さそうです。
カラーミーかメイクショップ、フューチャーショップあたりで迷っているネットショップオーナー様、越境対応に関心のある方などは候補にはなるのかも。
*貴社EC制作の選定候補になりそうな場合、ぜひ私どもとじっくり検討しましょう。
- ベーシックプラン:29ドル、スタンダードプラン:79ドル〜
- 決済サービス込み
- 一部のオプションだけ追加も可能
などが特徴のショッピングカート。
参考:https://web-kanji.com/posts/shopify-pricing
Shopifyのメリット
- アクセス急増に強いサーバ
- SEO設定強い(タイトルやディスクリプション個別設定OK、ECでネックな重複対策も、自動でcanonical設定。)
- 配送など設定の自由度はアップ傾向の様子
Shopifyのいいところを"再発見"
配送料金の設定がめっちゃ細かくできる。配送料金の設定にはカスタム配送料という設定があって、コレでいろんな事できる。一般的には料金縛りでの金額設定しかできないが、ここに"重量"や"ロケーション"の概念があるので応用すればめちゃ細かい設定可能— 井澤孝宏 | Shopify エバンジェリスト (@izawatakahiro) 3/7, 2022
Shopifyのデメリット
- 発展中のサービス、海外製ならではの癖があるなど(詳しくは参考記事)
- 日本語化や通貨の単位換算などで敷居高い
- 各アプリをインストールして組み合わせる作業が必要(制作がやや面倒?)
- 案外、国産メジャーカートより料金高くなる。
→MakeShopとShopify(ショッピファイ)の比較
Shopify(ショッピファイ)カートは最高!…は甘い??
流行ってる=最高のショッピングカートではありません。
ただディスりたいわけではないのでご注意を。
「ShopifyありきのEC構築は失敗のもと!?よくある失敗事例をコマースメディア井澤さんに聞く」では、目的・要件を無視したカート信仰に警鐘を鳴らしています。
他にも以下記事が参考になります。
カラーミーショップはbaseよりやや本格的なECサイト開業レンタルサーバー(CMS)
月額900円〜でWebショップが作れるのは経済的。無料お試し1ヶ月有
Web周りの高度な設定ができない
・.htaccessは使用不可。ドメイン配下のディレクトリにアクセスできず、アクセス制御ファイルを設置できません。
独自ドメインへの301転送機能はあり。
・https://shop-pro.jp/news/url-301-redirect/
・https://shop-pro.jp/?mode=info_one&type=0&id=1782
ギガプランのみ、FTPで直接データをサーバへアップできるが、FTPソフトはcyberduckしか使えない。アップできる階層が決まっていて、「http://file001.shop-pro.jp/PA0000/000/」みたいなURLになってしまう。他のプランは管理画面からのみ。
<head>タグの編集OK。
カラーミーショップの口コミ
基準は、3年後の売上予想や、実現したいことを想定すること。現在はカラーミーで十分でも、1年後には、手狭になることも考えられます。
http://ec-pkg-asp.com/colorme/
カラーミーだと、apiの種類が少ないので、顧客連携だと大変そう
— (@todaygunjo) 2018年
FutureShop(フューチャーショップ)の評判
FutureShopのメリット
自由度が高く、大手通販も愛用。中堅〜大手規模の方や、今後の企業の拡大に最適なオプションが充実している印象。
別料金になりますが店舗在庫連動/多店舗(モールなど)/実店舗連携関連に強そうですね。
逆に、商品数点、目標売上はお小遣い程度…だと、不向きに見えます。
なお、弊社はFutureShop認定パートナーです。
FutureShopの口コミ
数多く用意されたオプションを採用すれば、ECのフロント機能としては、ほとんど全部が揃っています。まさにASPの最高峰。
レンタル通販サイト用ASPショッピングカート
LIG様の記事より、「aishipRENTAL」というショッピングカートが良さそうです。
少し大規模なWebショップも対応できるらしく、ネットショップの成長に合わせた運営に期待感がありますね。
他にも何かわかりましたら追記するのですが・・・。
ショッピングモール型ECサイトの選定方法と特徴一覧(楽天、メルカリShop…)

ショッピングモール型ECサイトは「オンライン上の商店街」。所定の費用を払うと出店できます。
ショッピングモール型カート構築のメリット
- モールのブランド力・信頼性・利用者数による参入しやすさ
- 簡単にネットショップを開店できる
- 独自ドメイン不要
- システム管理が不要
- 独自構築、オープンソースよりは安価で、無料出店できるものも
ショッピングモール型に出店するデメリット
- 多くの競合から、商品やショップが選ばれる必要がある
- 有料なら運用コストが高く、価格競争も激しい。
- ブログ機能がなく、独自ドメインでもないから、自社サイトのSEO集客は基本的に厳しい。
- 楽天内SEO対策も必要
- デザインカスタマイズに独特の知識が必要で、スキルにより要外注。
- 集客がメルマガやキャンペーンなどに限定され、消耗しやすいようです。
- モール型で集められる顧客は、すでに何か買物をしようと具体的に検討している「顕在層」のみ。
はっきり購入意欲が育っていない「お客様候補」にアプローチしにくい。 - ドメインは取れない
モール型出店ツール比較表
楽天市場 | ・国内最大級モール。
・ノウハウ情報の充実 ・キャンペーン多い(多すぎる、とも) ・広告宣伝費の投資には、リテラシー・自己判断力が必須 |
---|---|
Amazon(アマゾン) | ・世界的なユーザー数
・詐欺商品、信頼性の高い商品の検索しづらさ、配送関係などに、問題が浮上 ・商品が埋もれやすい ・外資系である |
ZOZOTOWN(ゾゾタウン) | ・アパレル専門モール最大手の安定性
・スマートなサイトデザインと検索性 ・安価なファストファッションブランドの台頭で、ZOZOのブランド力に疑問視の声も? ・手数料がかかる |
モール型EC開業の口コミ
“脱ECモール依存”を模索するアパレルが増えている。
「売上が増えても、利益は残らない」。
出店したアパレル幹部の表情は冴えない。
楽天市場

URL:
https://www.rakuten.co.jp/ec/?l-id=PC_common_navi_to_top
言わずと知れた、ショッピングモールの雄。シミュレーションしてみると、概ね月5万程度でしょうか・・・チョット高い.。oO
- 月額出店料:シミュレーション
- 楽天の商品ページづくり、お買物マラソン・・・など定番手法が確立され、販促企画が不安でも、ある程度は運営できそうですね。
メルカリShopsの口コミ
農業(農産物)など小規模事業者の間で密かに利用される、メルカリShops。
自分で作る必要がなく、すぐ開業できるのは便利な反面、ASPカートより、非効率そうな声も聞こえてきます。
- 受注対応系フローが人力寄り?
- デザインやHTMLがカスタマイズできない
まさに、「お手軽でコストがかからない」を目指した結果、地味な作業時間やストレスを増やしてしまっている可能性も。
初動で売れるカートをさっさと用意したい、直近ですぐ売上が欲しいなど割り切って使うぶんにはまだしも、顧客数も増えてくると悩ましいですね。
例えばキャンセル対応の場合、こちらでキャンセル出来ず事務局対応になる。その場合当然商品は発送できずステイなわけなんですが、マーキング機能が無いため己の勘と眼力に頼ってそのキャンセル予定の商品を避けなければならない。
— まるかじり農園 (@MarukajiriF) October 9, 2021
つづく
メルカリShopsの仕様上、文字に色をつけたり、枠を引いたりして見やすくすることはできないのでちょっと伝わりにくかったんですよね。
ただの田舎のトマト農家がEC開始3ヶ月で訳ありトマト1000箱売った話
ネットショップはモールと独自ショッピングカート、どっちが売れる?
小規模な通販はモールから独立し、独自ECサイトに開設すべき?
小規模ECで今ショッピングモールに通販サイトがある場合、ASPショッピングカートに店舗を移転・開設すべきかは、商品やネットショップ運営・集客の考え方次第かと思います。
成功事例・失敗事例もあくまで他社のケースまで。
事前にわかるのは、明らかな固定費の比較くらいだったりする会社も多いためです。
きちんとした独自ネットショップさえ制作・運営できれば、既存のお客様のイメージダウンや利用者の大幅ダウンに関しては、そこまで気にする必要性はなさそうです。
もしかするとモールとカート店舗の併用がいいかも…、などならありそうですが、当方では絶対的な明言はできかねます。
ショッピングモールから小規模店舗が独立するとしたらどう思うか尋ねると、
大手ショッピングモールから小規模店舗が独立したら? エルテックス調査
「返品や交換に柔軟に応じてくれれば使う」
「自分が好きな商品が多ければ使う」
「対応が親身であれば使う」が約9割に。
新規開店なら、どっちで出店すべき?
売上などはやってみないと・・・という部分はありますが、やはり自社ドメインのネットショップが売上が良いというデータが出ています。
ただし、やはりカート選びやブランド力、通販サイトの運営スキル次第です。
個人的には、「独自ドメインで脱モール」が理想ではあるのかな、と。
50万以上の売上がモール型では16.8%であるのに対し、カート型ではなんと25%を上回る結果に。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000023357.html
EC-CUBEなど、オープンソースのネットショップ開設サービス
システムのコードが無料で公開(「オープンソース」と言います。)され、カートの機能を自由に改変できます。
初期状態でも基本機能はあり、拡張性も高いから、「今のカート、使いにくい」「このままでは」と感じたら、検討のチャンスかもしれません。
ここでは代表的なEC-CUBE(イーシーキューブ)のみご紹介。
EC-CUBEのメリット
- 結構なんでもできる
- 無料でインストールして使うだけなら、初期費用は割と低価格。
- 独自機能を開発したり、オプション的に比較的手軽に追加できたりします。要望次第で思うままのカートが実現。
EC-CUBE選定のデメリット
- 初期状態は機能少なめで、結局は機能拡張が必要になりがちです。
- バージョンアップなど保守が自社負担で、コストが高いです。また、自社で作業すれば自己責任に。
- すべてが手作りに近く、開発・保守など初期費用がかなり高額、その要望も自社で行わないといけません。
- レンタルカート等より開設に時間がかかり、実は大変です。。
- ちょっとした機能追加にも、そのたびコストがかかります。
EC-CUBEの評判・費用
個人的には、よほどの特殊な機能が必要なければ、EC-CUBEよりはASPカート(レンタルカート)で十分かと思います。
仕組みが高度・独自で、Webデザイナーや担当者だけでは、このカートのポテンシャルを活かし切れないような。。
- http://ecsite-compare.com/eccube/
- EC-Cube3を使ってわかった5つの良い点と3つの悪い点
EC-CUBEのショップ構築費用相場
「初期費用」の相場は、小規模サイト(登録商品数10程度)であれば10万円から35万円前後、中規模なサイト(商品登録数50程度)であれば大体50万円、大規模なサイト(登録商品数100以上)であれば60万円から100万円程度です。
https://imitsu.jp/cost/hp-design/article/ec-cube-design
「月額費用」の料金相場は、小規模サイトだと1万円以下、中規模なサイトだと1万円から1万5,000円程度*Orange EC:EC-CUBEとOrange ECの違い(記事が廃止されました)
何とか低リスクでEC-CUBEでネットショップ開業するには
現在は便利なサブスクサービスやプランもあるみたいです。
XServerさまご提供のプランも使えそうな。
「EC-CUBEの細かなアップデートはXserverショップにおまかせ。」と、システム系が弄れない企業様でも開設可能になっているそうです。ただ、カスタマイズやプラグイン導入は別途や自己責任となるかと。
EC-CUBEインテグレートパートナーの例
https://www.ec-cube.net/integrate/partner/partner.php?partner_id=70
EC CUBEでも大丈夫なネットショップ
中規模自社ネットショップで、オリジナルなカスタマイズが必要な時。自社で開発/メンテできるエンジニアがいれば、費用を抑えられるかもしれません。
- 予算が厳しい
- WebやECの知識・経験が浅く、的確な要望を出せない
場合は、レンタルカートが無難です。
オープンソース/独自開発の発注
売上を伸ばしたい、これが本当に不便など、貴店の状況や目的、予算を見ながらリストアップして優先度を一度、整理してみましょう。
機能追加を避けすぎれば、あえてパッケージカートで作るメリットがあまりないですが。。
ご利用中カートで気になる要素が出ても、 要望出しも難しいですよね。
そこで、当方ではできる限り、必要な機能の検討段階から頼っていただけるようなコミュニケーションを心がけ、理想的なカート開設を応援しています。
EC-Cubeの場合
- WordPress設置も可能
- レビュー/オススメ/納品書PDF/ポイント/集計/メルマガは、無料プラグインあり。もちろん、インストールを外注したら有料に)
- 細かいSEOは、有料プラグインなど
- アクセス解析EC対応、クーポン、レイアウトカスタムなど、有料プラグインまたはプログラミングが必要なものが多い
オリジナルのショッピングカートシステムを独自構築で作るなら注意が必要

独自開発カートとは、なんでもできる、フルオーダーメイド方式でネットショップ構築の最上級。
(4)オープンソースと同じく、貴社独自のカート開設が可能。メリットなども似てきます。
オーダーメイドカート構築のメリット
- 独自機能を開発したり、オプション的に比較的手軽に追加でき、デザインやシステムなど、思うままのカートが作れます。
デメリット
- 保守が自社負担で、コストが高い。
- 要望出し、開発期間を要するので、他カートより開設に時間が必要です。
- 外部業者に構築依頼すると非常に高額な上、仕様決定も自社で行わないといけません。
独自開発ショッピングカートは、こんなショップに
大規模な自社ネットショップで、上記1〜4のカートを使用し、ある程度の売上を上げてきたものの、物足りない点がクリアになってきた。そこで、もっと思うようなECシステムやカスタマイズが必要な時に。事業拡大を目指し、競合ECから一歩リードしたい・・・
そんな、ステップアップ向け。カスタマイズや保守に十分な予算が充てられる企業様に。
ECの効果と利便性を上げる、ショッピングカートにつけたいオプション機能例
効果的なネットショップを作成する機能は、オプション契約するか、自分で設定やプラグインを追加します。
カートやプランによって扱いが様々なので、比較のさい、合わせてチェックしてください。
ソーシャルログイン/他社ID決済
独自ドメイン通販の初期集客の壁に、「会員登録への抵抗感」があります。
そこで注目されるのが楽天、Amazon、SNSなど大手既存サービスでのログイン/決済です。
Amazon Payとは~特徴&メリットから実店舗に広がるID決済の可能性
この記事では以下ソーシャルログインを比較してみました。
- 楽天ペイ
- AmazonPay
導入/構築費用
カラーミーショップ | AmazonPay•月額2,000円+4%、楽天ペイ•月額2,000円+5% |
---|---|
MakeShop* | AmazonPay•月額3,000円+4%、楽天ペイ•月額2,000円+5% |
Futureshop | *、楽天ペイ•月額3,000円 |
ネットショップ開業/始め方でおすすめの本まとめ
開業方法や起業初期に絞ったネットショップ本を集めてみました。
2021年発売で比較的新しいネットショップ起業本。ショップ開設ツールで人気のあのカラーミーショップによる解説で、情報の網羅性と安全性が期待できます。目次を見ると
- 開店準備
- 0円開店(無料開店)するまでの流れ
- 開店前の注意点
- 宣伝、集客方法
- ウェブショップ運営
と開業のイロハを、低価格でコンパクトに掲載いただいているようです。
ネットショップの主なビジネスモデルを体系的に解説。自分のネット販売スタイルを言語化し、適した戦略やツールを探す思考整理に役立つと思います。
「企業の新人ECサイト担当者」を想定した業務範囲の例と、社内コミュニケーションがイメージできる一冊。
通販サイト立ち上げ初心者向きの本。
後悔しないネットショップ開業 ショッピングカートの比較/選び方/必要なものまとめ

手数料の安いカートがいいけど、売れない通販サイトも困る・・・・
「コスパ良く、作成も簡単でおしゃれ、なんでも売れるショッピングカート」はございません。
既成カート(1〜3)も一長一短。商品特性・業態なども考えると、要るもの、オーバースペックなもの、など変わってしまうからです。
自分の好きなカートで開店すれば表面的コストは削減できますが、システム移行が難しいことも。
お悩み別カート選定復習
- 自作で大丈夫そう(操作の簡単なbase、Shopifyなど推奨):個人経営ショップを手軽にor副業用。売上/ブランディングなど程々でOK。
- プロ依頼&有料ショッピングカート(2)おすすめ:一般的な商品展開orこれから商品数が増えそう、事業拡大目的。
「最近はShopifyが流行っているので、乗り換えないと…」など、焦らず正しい知識で判断を。
「箱だけ」売りたい制作者かどうかはご注意ください。
自作との違いを明確に。
ただ、「Shopifyやbaseでテンプレ導入しただけ」に近い微妙なネットショップ制作なら、業者に頼むメリットは薄そうです。
プロ発注は、今後を見据えた機能/ショッピングカートの選び方、ブランドの方向性、見せ方など細かく相談できるのがメリットかと思います。
当方では、ブランディングやペルソナ設計、商品ラインナップ方針、(事例の引用で出てきたようなライトな改善含め)ECサイトの文章ライティング支援から可能。目的や用途に合うご提案を心がけています。
*本記事では、単品通販、定期購入などの特殊通販は除外しました。