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ブランディングデザインの売上アップ効果と成功のコツと選び方

ブランディングデザインなんか、必要ですか?売上アップ効果に貢献する?無難なデザインで全員に売りたい」
「よほどダサいデザインじゃなきゃ、正直よくわからん😒安い業者ってだめ?」

デザイン依頼は決め手に欠ける…という企業様へ。

ブランディングは、一般人が意識するでもなく購買行動に影響を与えています。
ただ、誤解も多く💧
そこで「ブランディングデザインによる売上アップ効果」を、成功事例を交え、ご説明します。ぜひ、デザインの重要性を考えたり、相談すべき業者選びのヒントに。

一流品じゃなくても成功できる基本の考え方を「作る・届く・響く」の3視点で分析しました。

記事数に頼りすぎないウェブ運用もできるホームページ制作フリーランスです。

エイプリルデザインでは「ずるい競合に負けない」ブランディングとホームページコンテンツ執筆支援も推奨。無料サイト診断からご相談いただけます。

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目次
  1. ブランディングデザインとは何か
    1. ブランディングの目的
    2. ブランディングの種類一覧
    3. 詐欺とブランディングの違い
    4. ブランディングレベル
  2. ブランディング/ブランド力の4要素
    1. 商品・スタッフの品質
    2. クリエイティブデザインの品質
    3. ブランド価値の発信
    4. 自己実現
  3. ブランディングデザインは低コストで売上アップに貢献!
    1. ブランディングデザインの基本役割と重要性
    2. ブランディングデザインと売上効果の関係
    3. ブランディングと企業価値
    4. ブランディングデザイン制作のポイント
    5. 超美麗デザインじゃなくてOK!
    6. 人材採用に有利
  4. ブランディングデザインの進め方と勝てる考え方
    1. 自社状況の分析
    2. ブランドイメージやコンセプトの構築
    3. デザインの選択
    4. ブランディングとユーザーのタッチポイントを考える
    5. ブランドコンシステンシーの維持
    6. 強いブランディングの作り方
    7. ブランディングのアップデートで売れ続ける
    8. 集めたくなるデザインで購入回数の向上
    9. スタイルガイドを作成する
  5. ブランディングの誤解と注意点 「それ、ブランディングちゃうで」
    1. おしゃれロゴや面白いブランド設定を作る
    2. ダメ商品をよく見せる、売上偏重
    3. 詐欺
    4. やたらサステナぶる
    5. ノウハウ発信する
    6. ブランディングをコンテンツに反映できていない
    7. 良質な商品提供のみで十分
  6. 企業や個人ができるブランディング方法
    1. スモールビジネスがブランド力を高めるには?
    2. ブランディング手段一覧
  7. 失敗しないブランディングデザイン会社の選び方
    1. 低予算なら「コスパクオリティ」なデザインを。
    2. 依頼内容・悩みの可視化
    3. 仮でブランドコンセプトを作ってみる
  8. ブランディングによる売上アップ・サービス成長の成功事例
    1. 商品コンセプト設定は多くの企業が効果実感
    2. ペルソナを変えて成功
    3. 売り場と社員のインナー&アウター共創ブランディング
    4. デザイン変更で売上がアップした商品事例
    5. ポジショニングとデザインで新市場を提案した事例
    6. まるかつ様の愛されSNS事例
    7. SOUSOUのネオ和装開拓
  9. 自社はブランディングが弱い?簡単診断
    1. お客様像がない/弱い
    2. ブランディングと実態が違う
    3. 商品展開が曖昧/他社と酷似
    4. オリジナル商品がない
    5. オリジナル商品が評価されているかわからない
    6. 強みが活かせない/ない
  10. ブランディングデザインの効果まとめとおすすめ本
    1. 「シンプルでいい」ブランディングデザイン依頼の誤解
    2. おすすめブランディング本

ブランディングデザインとは何か

ブランディングデザインとは、ブランドのイメージや印象を形成し、企業のポジショニングを強化する表象化の一種です。
ブランディングに最も重要なのは「差別化力」だと考えます。

例えば、「安いのに高品質、トレンドも押さえた服屋」と言えば*ニクロとなり、*ま*らはちょっと違いますよね。

ブランドイメージがよく浸透すると、こんな強い想起も起きます。

ブランディングの目的

ブランディングデザインは「かわいい」「ラッパのキャラクターで」といった些末なイメージングだけではなく、

  • 認知度
  • 品質・強み
  • 第一想起度
  • 世界観の共通認識
  • ブランドロイヤルティ

について効果的なコミュニケーションを促せるほど緻密にブランドのアイデンティティを設計することで、やっと意味が出るはずです。

コンセプトが顧客に伝わり、全社的に共有されるほど企業の一体感も上がります。

ブランディング力でどんどん理想のお客様が集まり、競争にまきこまれない安定経営もすぐそこです。

ブランディングの種類一覧

ブランディングデザインは「見える場所」と「対象物」によっていくつか種類に分かれます。

アウターブランディング対象:顧客、自社の外側。
効果:自社ブランドがステータスになる。
手法:Web/SNS/広告/パンフ
インナーブランディング対象:社員、自社の内側。
効果:自社での勤務を誇りに思う。自発的な業務関与。
手法:HPや会議・メッセンジャーツールで理念共有/ヒアリング
企業ブランディング会社まるごとブランドと考える。
商品ブランディング一般的な商品の最適化

詐欺とブランディングの違い

ブランディングは、あくまでお店や自分本来の魅力を、お客様に伝えるための技術です。
当然、ないモノまでありそうに演出してしまうと、【虚構ブランディング】になっります。また、詐欺ではないものの、基礎がないと立派なブランディングは恥ずかしい行為。

ただ、顧客の妄想による過剰な期待など、送り手と受け手のミスマッチもあります。

見せ方ミスは先人の失敗事例に学び改善し、顧客側もうまく判断できれば良いですね。

ブランディングレベル

「ブランディングってわかりやすく言うと、ばえ?」

「ブランディングが強い」って、ただのインスタばえやコンセプトをおもしろく、という意味ではないです。

「来てほしいお客様像(ペルソナ)」と「自分の強みや理想」に基づいたブランド作りのこと。
その「ブランド完成度」が高いほどマネされにくくなったり、ターゲットに選ばれやすくなります。

ブランディング思想で土台を作り、飾りにもこだわって「パッと見」で伝える努力をするのです。

ブランディング/ブランド力の4要素

「ブランド力が高い」の評価判断は以下の3つの目線で見ると、何がどのくらいできているか、分析しやすくなります。

  1. 商品・スタッフ
  2. クリエイティブ
  3. ブランド価値の発信
  4. 自己実現

商品・スタッフの品質

会社の理想のお客様に高評価してもらえる、商品やスタッフや活動のクオリティです。
需要に合う魅力ポイントであることが重要。

クリエイティブデザインの品質

Webサイト・パッケージなどのデザインアイテムや、発信クオリティとお客様イメージとの一致感です。過度のデザイン性は不要でも最低ラインはあります。

参考

ハイクオリティなブランドクリエイティブの「情報デザイン」について考察されています。
「安そう・庶民的」と「高そう・良さそう」で見せ方が変わる、という意図も。

また、迷路のようなWebサイト、盛り込みすぎたメッセージ、何が言いたいかわからない発信、だと庶民的アイテムすら、イメージダウンします。

ブランド価値が高いものほど情報が整理されている

ブランド価値が低く商品単価の低いものであればあるほど、ロゴやコピーといった情報が数多くパッケージに施されていて、ブランド価値が高いものほどロゴは最低限の数しか入っておらず、情報はスッキリと整理されています。

http://media.management-club.jp/shikaku-marketing-20180405/

ブランド価値の発信

「伝え続けること」自体がブランディングを浸透させます。
単なる接触頻度にとどまらず、ブランド価値を言語化し、顧客に宣伝しましょう。

ブランド価値の浸透度を推察し、軌道修正すると効果が向上します。

自己実現

スペック以外でも選ぶ理由はたくさん。
その中で、自分のクリエイティブ性を発揮できる、とか、世のためになる取り組み、といったような高次元の欲求を満たすアイテムは、モノ選びにシビアなターゲットにとって、すごく印象的に映ります。

ブランディングデザインは低コストで売上アップに貢献!

人は言葉だけでは、情報をパッとイメージできにくい生き物。(口頭説明に「絵(ビジュアル)」を加えるだけで、記憶に6.5倍も残りやすくなる)

グラフィックデザインなら視覚&感情に訴えて商品イメージを瞬時に伝えられます。
たった数秒の印象で命取りなほど、デザインは重要なんです。

ブランディング戦略が上手いと顧客獲得コストは下がり、利益率アップに効果的。

デザインが購入に与える効果を学び、ブランディング発注の成功につなげましょう!

ブランディングデザインの基本役割と重要性

ブランディングデザインは、企業や商品のブランドイメージを伝える重要な手段です。

世のデザインが全て記憶に残るわけではありません。
しかも「キレイ」なデザインでも売上貢献に効果なかった…という企業も山の如く。

ブランド戦略に失敗する理由は、価値を伝える表現を工夫する必要があるからです。

デザイナーはブランドアイデンティティを明確にし、一貫性のあるメッセージを構築すべき。
ロゴデザインやパッケージ、Webサイトなど、細部までブランドの価値観を表現します。

ブランディングデザインと売上効果の関係

ブランディングデザインは、商品やサービスの売上に大影響する要素です。
良いデザインは、商品をより魅力的に感じさせます。

ブランドが伝わらずダサいデザインは信頼されず、価値を低く見せかねません。

例えば、リデザインやサービスデザインの改善により顧客体験が向上し、売上が伸びる事例も多数あります。

デザインパートナーのノウハウを使い、価格競争に負けず心をつかむ効果的なマーケティング戦略を練るべきです。

ブランディングと企業価値

企業価値を高めるのも注目のブランディング効果のひとつです。

顧客の視点から企業価値を考えたり、市場での独自性を持つことで企業価値を向上させます。
世界観の発信でブランドへの愛着を育てることも大切です。

ブランディングは企業イメージや健全な発展にも好影響に。

ブランディングデザイン制作のポイント

企業の成功に近づくブランディングデザインの制作ポイントは、ブランドのコンセプトとターゲットニーズを明らかにすること。

主なブランディングの構成要素は

  • ロゴ
  • ペルソナ
  • ブランド名
  • ブランドカラー
  • 特徴・差別化ポイント
  • コンセプト、ブランド名の由来

となります。

これらブランド設定は矛盾のないよう、慎重にご構築ください。

超美麗デザインじゃなくてOK!

ブランディングというと大袈裟ですが、デザインを一部変えるだけで成約効果アップになるケースも少なくないです。

いきなりブランディングを始めるより手軽なので、自社の課題深刻度を見て、こんなライトなデザイン改善施策も一つの方法かと。

人材採用に有利

ブランディング発信ができていると、優秀な人材の入社意欲を高められるメリットも出てきます。

また、応募時点ですでに一定の自社理解が済んでいるので採用コストも、入社後のギャップも減らせる効果が。

ブランディングデザインの進め方と勝てる考え方

ブランディングデザインの進め方を確認します。

自社状況の分析

ブランディングで最初にやることは環境分析です。
3C・PEST・SWOTなどのマーケティングフレームワークで自社ポジションを可視化します。

見込み客に見つけてもらえるようなキーワードアイデアも沢山出すと、ブランディングコンセプト策定がスムーズです。

ブランドイメージやコンセプトの構築

分析で見えた情報をもとに、誰のどんなニーズを満たす商品を提供するのかや、ポジショニングを設定。
ブランドのコンセプトにまとめます。

インナーブランディング向上も忘れず取り組むことが重要です。
社内組織で企業理念やブランドイメージを共有し、外部にも発信すると、ブランディングが定着しやすくなります。

デザインの選択

具体的なデザインを決めます。ターゲットの興味、地域などを理解することが、適切なデザイン制作のポイントです。
分析やテストからどのデザインが効果的かを確認し、調整することも大切です。

文章とデザインのトンマナを考え、Webサイトでも広告でも迷わないブランド像を作ります。

ブランディングとユーザーのタッチポイントを考える

ブランドとユーザーのタッチポイントを設計します。

タッチポイントにはWebサイトや店舗、サービスなど複数の要素が含まれます。
想定人物が自然な流れでブランドを知り、好意・理解を進めて購入する媒体への対策が優先です。

すべてのタッチポイントでデザインやメッセージを揃えれば、顧客にブランディング内容が伝わります。

ブランドコンシステンシーの維持

企業の一貫したブランドイメージ提供は、信頼やブランド価値を高める重要な要素。

ブランディング戦略を明確にし、会社全体で価値観やメッセージを共有することが必要です。
ぶれないブランドアイデンティティやオンラインコミュニケーションの方法を考えておきます。

強いブランディングの作り方

顧客からほんとうに評価されているブランドの魅力をよく知り、ぜひクリエイティブやライティングに使うべき。

例えば、「斬新なデザイン」が会社側の売りでも、消費者は自社ブランドだと「キレイに**できるから」選ぶ…というパターンは多いです。

ブランディングのアップデートで売れ続ける

ブランドの成長や市場の変化に応じたブランド設定・戦略アップデートも抜かりなく。
色あせない世界観を保てます。

集めたくなるデザインで購入回数の向上

作りっぱなしのデザインだは低コストですが、年中いつも同じ印象に。

そこで、必ず中身を変えずともターゲットやイベントごとに特別パッケージを作ると、「衝動買い」や「ご褒美購入」を促せます。

限定デザインは、新鮮な気持ちで楽しめる販促術です。

例えば、何種類も味がある食品で、集める楽しみがデザインされていると「揃えたい」「シェアしたい(ばえ)」など拡散に貢献してくれそうです。

スタイルガイドを作成する

ブランディングデザインが現場のSNS担当などの間でズレないよう、カラーリング・文章トーン・テイストなどのブランドルールを明文化しておきます。

広告依頼など外部連携も便利なので、おすすめ。

ブランディングの誤解と注意点 「それ、ブランディングちゃうで」

ブランディングデザインはちゃんと活用すれば、強力なビジネス成長に役立ちます。
でも昨今、謎コンサルの影響だか「形だけブランディング」に手を出す企業が増えた気が。

ここではブランディングの勘違いや、やってはいけないブランドコミュニケーションを解説します。

おしゃれロゴや面白いブランド設定を作る

デザインや面白コンセプトの作成はブランディングの一手段であって、最終目的じゃないです。
議論が見てくれに引っ張られたら、本質を欠いています。

ダメ商品をよく見せる、売上偏重

「売るためなら、メディア掲載のためなら」といった売上主義は厳禁。

例えば、ブランディングで【農薬まみれの野菜】をあたかも【無農薬で育てた安心野菜】のようにイメージアップさせることはやりません。

そういう場合、まずは商品改善が優先。
必要ないものを脅し、なだめ、購入させるのはブランディングじゃなく普通に詐欺ですw

詐欺

起業家むけにエセ心理学やふわスピなどマルチ講座ビジネスが流行っています。

どんなに巨大な組織で有名な○○○心理学も、ただのマインド教義。中身が薄いビジネスも、あまりブランディングすべきものではないです。

やたらサステナぶる

ソーシャルグッドな取り組みはイメージアップの一種です。
ですが、「とってつけたブランディングごっこ」は顧客にバレバレ。

また環境・人権問題や団体の複雑な利害や欺瞞も知られてきています。
外国人や弱者の活用も、上っ面だと「体のいい低コスト採用」と疑われるかも。

「情弱層にさえ好印象なら、十分」な企業でなければ、前提まで踏み込んでよく考えてから取り入れるべき時期な気が。

おまけに、慈善活動は大抵は「自社のメイン事業を代弁する何か」というより付加価値の部類では?
自社ポジションを考える苦労をするより真っ先に虹色マークをかかげたくなったら、貴社も昨今のマーケティングの犠牲者とも言えます。

ノウハウ発信する

かなり誤解されますが、「情報発信」自体はブランディングではないです。なぜなら

  • 社交ダンスがおすすめな理由
  • 初心者にも簡単
  • ポアントの立ち方

云々はあくまで「ジャンル」アピールであり、自社ならではのコツや購入理由の説明を含まないコンテンツがほとんどだからです。

特に見込み客の悩み解決になっていすらない、情報発信「ふう」のそれっぽいコンテンツが巷に溢れています。
「今日のネタ」を埋めるためだけの発信は、最もブランディングから遠い存在です。

ブランディングをコンテンツに反映できていない

ブランディングで売上を上げるためにお客様を逃すトラップは様々。

  • 怪しい
  • 敷居が高い
  • 期待感がない
  • 幸せになれそうじゃない
  • ホームページが分かりにくい
  • 自分向きっぽくないデザイン、文章

デザイン要素はブランド全般のクリエイティブから細部の不具合にいたるまで、売上を左右するんです。
離脱させないブランディングデザインや文章は、クリエイターの能力によって違いの出る部分でもあります。

思ったブランディングが実コンテンツでも実施できたかは、常にチェックすべきです。

参考

良質な商品提供のみで十分

社歴の長い会社や店舗様の「商品は自慢の品だから、ブランディングなんか何もする必要はない」という発想。

知人や近場だけに売れればいいなら、あながち間違ってないかもですが、ブランドの伝わるWebサイトや特徴のない店構えの時点で新興勢力に負けやすくなってはいます。
下手すると、良品を売っているつもりがセレクトが広すぎて店内でモノが探しづらく、選定基準も適当っぽく、実は「ブランディングの雑な店」と思われているかも。

企業や個人ができるブランディング方法

「ブランディング相談って、お高いんでしょ…?」

中小企業こそリソース・予算を考えつつ、ブランディング方法を使い分けるべき。
徐々ブランド施策のランクを上げると、低リスクに伸ばしやすいかと考えます。

スモールビジネスがブランド力を高めるには?

簡単に大手・競合他社をマネる施策はブランディングリスクしかないです。
ポジション戦略を生かして、少しでも選ぶべき市場を見つけるべき。

ブランド戦略の実践は大変ですが、ただの集客や広告だけではビジネスを伸ばす限界があります。

ブランディング手段一覧

ロゴ・ホームページ・パッケージデザイン ブランドを表すロゴ類を作る。高コストだが、効果が持続する。
キャッチコピー・セールスライティング ペンでブランド強化。文章で価値が伝わるように。
コンテンツマーケティング ブログ・SNSでアクセスを集め、売上につなげる。低コストで効果が長持ち。
【図解あり】コンテンツマーケティングとは何か?簡単に。
サービス再編・向上 接客や業務フローなどのサービス改善。
工夫と地道な努力により「唯一無二」が積み上がる。目立たない強みほど、競合がマネしづらくなる期待も。
ブランディング広告/意見広告 ブランド思想や認知拡大目的の広告。新聞・雑誌などSNSでは届かない層のタッチポイントに。

ブランディング広告と意見広告の例

シャボン玉石けん、無添加の重要性にハッとする広告

広告と店舗ディスプレイの掛け合わせで、自社ブランド最大のPR点を訴えています。

「シャボン玉スノール」のキャンペーン「真実は裏に。」がブロンズを受賞した。商品裏面の成分表示を消費者に確認してもらい、無添加の洗濯せっけんブランドとして、差異化を図ることを目的に実施。売り場では商品を裏返してディスプレイし、テレビCM、新聞広告と連動して、違いを訴えた。

https://www.advertimes.com/20140428/article155365/

失敗しないブランディングデザイン会社の選び方

「自社のブランディングを相談すべき、費用の小額なデザインやコンサル会社ってどこが良い?」

ブランディングについては業者側も誤解だらけなので、まずはまともな思考の業者を探すのが最優先です。
「世界観ブランディング❤️」系のゆるふわフリーランスはまず除外が賢明。

中小・スタートアップ企業や個人事業主が小規模事業者狙いの変なブランディング会社に依頼せずに済む、適度なブランディング会社の選び方を解説します。

低予算なら「コスパクオリティ」なデザインを。

"コスパクオリティ"なデザイン(自作の造語です・汗)で、売上の穴を塞ぎましょう。
何も凄い有名なデザイン事務所に依頼せずとも、悩みを低コストで適度に解決できるブランディング会社やフリーランスはいます。

軽めなデザイン力でも、信頼アップや購入・リピートに有効です。

ただ、確かに安さ理由で選ぶと、売上も微妙でブランドの寿命も縮まります。
予算の少ない企業でも、中品質のクリエイターを選ぶのがおすすめです。

依頼内容・悩みの可視化

自社ブランドが何でどう困っているか、悩みではなくとも気になる動きなどをなるべく明文化しておきます。

ヒアリングスキル次第でどうにかなる部分もございますが、やはり相談の準備が周到な企業様とはコミュニケーションがとりやすく、作業コストが下がる可能性も出てきます。

仮でブランドコンセプトを作ってみる

現時点で新ブランディングに求める期待を表すブランド設定を仮で作ってみるのもGood。
ご依頼後に別なペルソナ提案をすることもありますが、社内の理想像が明らかなのもありがたいです。

ブランディングによる売上アップ・サービス成長の成功事例

ブランディングデザインによる売上アップ施策の成功事例をご紹介。

商品コンセプト設定は多くの企業が効果実感

サンプル数は少なめですが「増収企業の約8割が、商品コンセプトを決めることで商品売り上げに影響することが分かった。」との調査結果が出ています。

いきなり「集客・発信・SEOしよう!」の前に商品戦略も重要だと伺える事例(データ)です。
私が本物のブランディングかは不明ですが、成熟期の企業さまでも社内だけでブランド作りや強み、課題発見…は難しいように感じました。

ペルソナを変えて成功

サバチップス「SABACHi」は「子どもや高齢者に良い」という声を拾い、訴求ポイントを変更。
見事読みがハマり、ヒット商品が生まれました。

売り場と社員のインナー&アウター共創ブランディング

スーパー「サミット」では専門店並の売り場と面白い販促方法も許容する自由な職場作りの両輪で、内外ともにブランディング強化を達成。

白紙のチラシで客数が3割アップ。売上も平日の過去最高に。社員が『ここまでやっていい』と、ワクワクするアイデアが出るように。社員は『ここまでやるのが変化なんだ』と気づいた。まさにターニングポイントでした。

楽しくなければスーパーじゃない!買い物でワクワクさせる…リアル店舗の逆襲 サミット社長・竹野浩樹

デザイン変更で売上がアップした商品事例

デザインが直接、売上アップに貢献する事例だってもちろんあります。

デリケートなお悩み商材を多く扱っているので、持ち歩いていても恥ずかしくない、お客さまが「可愛い!」と思えるパッケージに特徴があります。
とはいえ見かけ倒しではなく、オーガニック原料を使うなど「本物」にこだわっています。

「明治 ザ・チョコレート」にみる競合排除のパッケージ戦略

1ヶ月で2年分を売り上げたあきたこまち新パッケージ

ポジショニングとデザインで新市場を提案した事例

成功事例、かは不明ですが「ギフト用のおしゃれな卵」と今までになかった市場を開拓。
高額な商品も、贈答品なら買う言い訳にもなり、また、自分用にも関心を持つきっかけにもなりそうな。

上記のブランディングデザイン成功事例で見ると、
・ペルソナの明確なブランドを作ること
・時代に合わせてリデザイン
・品質にこだわる

が大成功するポイントと言えそうですね。

まるかつ様の愛されSNS事例

商品特徴が弱くても、信頼・好き・期待できる人から買いたい…という「ヒト消費」ブランディングも効果的です。

上手なお店は、施策の発想力で多角的に選ぶ理由をうまく作っています。

無料食堂などの企画やお茶目なSNS発信で、奈良の人気飲食店「まるかつ」様。
一般的なブランディングより「人」のPRで、人気と認知を得ています。

http://naramaga.in/node/393

SOUSOUのネオ和装開拓

SOUSOUは『新しい日本文化の創造』がコンセプトの、京都の和モダンアパレルブランド。

伝統的な素材や技法に洋装の気軽感を掛け合わせたモノ作りで人気です。
やはりブランド設定だけ工夫するより、独自で堅固なブランディングがステキ。

自社はブランディングが弱い?簡単診断

「自社・個人事業がなんかうまくいかない」……。
これってブランディング不足?

認知度や好感度に不安をもつビジネス事業主にむけ、簡易診断をご用意。

ブランド力NG簡単チェックリスト

  1. お客様像がない/弱い
  2. ブランディングと実態が違う
  3. 商品展開が曖昧/他社と酷似
  4. オリジナル商品がない
  5. オリジナル商品が評価されているかわからない
  6. 強みが活かせない/ない

お客様像がない/弱い

ターゲット説明が「女性向け、30代」くらいで終わる会社はペルソナ設計がされていません。
非現実な人物設定やアラが多いペルソナも再考が必要です。

ブランディングと実態が違う

コピーやブランディングデザインが一人歩きしているかも…なら、違和感を無視しない方が解決は早いです。

例えば、「絵本のようなWebサイトを見て訪れたら、お店は世界観なかった。。。」
など、お客様にがっかりされるイメージです。

商品展開が曖昧/他社と酷似

何でも屋状態や他社とラインナップが酷似している店舗は価格競争に弱いです。

オリジナル商品がない

ネットショップで「仕入れアイテム」を主力にしてしまうと、自分のお店から買う理由が弱いため、できるだけ独自商品を考えるのがおすすめです。

「仕入れサイトで選ぶ」はスモールビジネスには、価格や利便性で不利になります。

また、本家サイト以上の説明も難しいから余計に。

それでも仕入れ品で…なら、「独自のセレクトが魅力」のお店で「自分のお店である理由」と「独自コンテンツ充実」を強化すべきでしょう。
ファッション通販や人気業界はセレクトショップ型も多く、もうお店作りが難しいかもしれません。

オリジナル商品が評価されているかわからない

「面白ければ集客できるだろう」と顧客にあまり求められていない新商品を連発……する会社はリサーチと顧客満足度調査から始めましょう。

ただ、「他社とは違うから買う」ではなく「他者とは違って、何かが魅力だから買う」という基本をおさえることが重要です。

強みが活かせない/ない

自店イメージを店や販促アイテムに反映できていないか、考え切れなかった場合、見込み客にも既存顧客にも伝わっていません。

ブランディング不明なままデザインだけ……では「理想のお客様や依頼内容」とはつながれないでしょう。

ブランディングデザインの効果まとめとおすすめ本

「少しでも高い価値を、多くの人に」届けるブランディングデザインのノウハウと情熱により、自社も売上改善できるかもしれません。

ブランド戦略が成功すれば、わりと低予算でも

  • 価格競争脱出で売上安定
  • 広告費用は減り、効果はアップ
  • ロイヤルティ向上で偏愛ブランドに
  • 「ごっこ」じゃない差別化で人が集まる

効果が期待できます。

デザインの力を信じるか、信じないかはあなた次第です🕶

「シンプルでいい」ブランディングデザイン依頼の誤解

ブランディングを軽く考えて、適当にシンプルなデザインを依頼。
結果、デザイン=ただのコスト(orファッション)感覚に。

基本的にはブランディングを社内だけで決めてかからない方が、より良い提案ができる可能性が高いです。

また、「シンプル」も表現は多様なためシンプル=簡単でデザイン価値も安くなるわけにも行きません。

「依頼デザインが意図あるシンプルか」ノンデザイナーが見抜くのは、難しいですが。

「ビジネスや商品の方向性や発信がわからない、改善できない」状態が長引くなら、ご相談に最適な時期に見えます。

・ユーザーは“問題解決疲れ”
・企業は“スペック競争疲れ”

ブランディングが全てを解決するとは思わないけど、恐怖訴求して刈り取る手法や機能性訴求で秀でる手法の継続性には疑問を持ってる。

企業は人格を持って「好き!愛してる」に向き合うのが大切。 Tweet

— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san)

お客様候補にとってフィット感を感じてもらえるよう持っていければ幸いです。

全デザインに重大な意味があるか?は絶対的ではないですが。

おすすめブランディング本

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