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地方企業もチャンス!コンテンツマーケティングの導入説得レシピ

コンテンツマーケティングの企画提案書を作成するだけでなく上司や社長/社内に導入を説得しなければならないのは、なかなか難しい挑戦です。

でもご安心を。

本記事では、納得させるための具体的な方法や、成功するコンテンツマーケティング提案書の作り方を簡単にわかりやすく解説します。
例えば、提案書の構成や必要な要素、集めるデータなど、具体的な例・手順や想定質問に答える方法をぎゅっとまとめました。

これで新人or弱小Web担当者も、自信を持って上司に始める提案ができるはずです。

「というか『コンテンツ』って何?」今さら聞けない基本からこっそり学べます。地方企業こそ伸び代を秘めたマーケティング手法なので、多少の難色は乗り越えませんか?

こんなひとりWeb担当者に

  • 低予算でコンテンツマーケティングを始めたい
  • 現在のブログ運営ではダメそうだが、会社で言い出せない
  • 自分も確たるコンテンツイメージが持てず、不安。

自分の痛い経験からのため、企画の改良がおすすめです(汗)

記事数に頼りすぎないSEOやウェブ運用も支援できるホームページ制作フリーランスです。
HP制作、ブランディングやコンテンツ設計からご相談いただけ、コンテンツマーケティングでの疲弊を抑えられます。

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目次
  1. コンテンツマーケティングとは何か?導入する目的
    1. コンテンツとは?すべてはコンテンツになる。
    2. コンテンツと言える基準
    3. コンテンツマーケティングとSEO対策の違い
  2. コンテンツマーケティングの種類
    1. セリングコンテンツとは何?→販売目的
    2. リンクベイトコンテンツとは流入支援
    3. コンテンツ計画に便利なカスタマージャーニーマップ
    4. 2種類のコンテンツをバランスよく発信しよう
  3. コンテンツマーケティング8つの導入メリット in地方/EC
    1. 長期資産になり高いコスパ
    2. 見込み客が購入者に育つ
    3. 地方から日本全国にPRできる
    4. 顕在客の購入率や既存客のロイヤリティ向上
    5. 商品や自社を伝える情報量を増やせる
    6. 顧客ニーズ発見
    7. 言語化・リサーチ力がつき防御力が高まる
    8. BtoB BtoC両方にリーチできる
  4. コンテンツマーケティング企画が通らない壁の克服方法x10
    1. 広告以外に面倒なコンテンツは必要か?
    2. ランディングページでコンテンツマーケティングやSEOを代用できない
    3. ECサイト・無形商品は集客が弱い
    4. 成果が出るまでの期間は?時間かかるでしょ
    5. 大量にコンテンツ作成する時間がない
    6. コンテンツマーケティングに書けるネタがない
    7. 自社に「専門家」と思われるほどのノウハウがない
    8. 誰がコンテンツ書くの?
    9. 売れているやらなくていい。
    10. 成功者は一握りの大手企業だけでは?
  5. コンテンツマーケティング支援の費用相場が高額な理由
    1. コンテンツ制作には高い専門知識とスキルが求められる
    2. 運用費用が必須
    3. 社内リソースの活用レベルが上がる
  6. コンテンツマーケティングの費用対効果
    1. 比較的費用対効果が高いマーケティング戦略
    2. コンテンツマーケティング効果を評価する指標
    3. 費用対効果の計算例・方法
    4. 数字・売上以外の重要性も訴える
    5. コンテンツマーケティング成功事例を示す
    6. 費用対効果を上げる考え方
    7. 効果出るかは理解度次第
  7. 成功するコンテンツマーケティング設計・作成手順
    1. 現状の確認と競合調査
    2. ペルソナを決める
    3. コンテンツの方向性と発信ツール
    4. コンテンツの目標・KPIを決める
    5. コンテンツ作成を始める
    6. 効果分析と改善(PDCA)
  8. 上司を説得できるコンテンツ企画提案書にまとめる
    1. コンテンツマーケティング企画書の中身
  9. 地方企業こそコンテンツマーケティングを始めようor再入門しませんか?

コンテンツマーケティングとは何か?導入する目的

広告は企業都合。

コンテンツマーケティングとは 図

コンテンツマーケティングとは、見込顧客や既存顧客に対して有益な情報を提供し、信頼関係を築く目的のマーケティング手法です。
消費者にとって何か価値のあるコンテンツを通じて、自社商品やサービスの魅力を伝えます。

では、具体的にどのようなコンテンツが該当するのか説明しましょう。

コンテンツマーケティングとは、簡単に言うと「企業が伝えたい事」と「潜在顧客と既存顧客」をコンテンツで自然とつなぐビジネスマッチング施策です。

消費者は一方的に商品を押し付けられることを嫌うため、コンテンツマーケティングはお客様に寄り添い、有益な情報を先に提供することが求められます。
自分の購買行動を思い出すと、そういった発信に触れているとわかるはず。

ユーザーの85%は広告を無視し、検索結果を重要視

https://insights.newscred.jp/content-marketing-statistics

つまり、消費者が興味を抱き、購買行動につながる可能性を企業側から意図して作る集客方法です。

膨大なコンテンツに溢れる状況下では、コンテンツで「目立つ」同業他社に奪われやすくなっています!

コンテンツとは?すべてはコンテンツになる。

オンライン展示会、イベント、ブログ、レビュー…全部コンテンツ。

引用:http://www.smartinsights.com/wp-content/uploads/2012/05/content-matrix.jpgより改変。

コンテンツはブログ記事だけではありません。

コンテンツとは、消費者に有益な情報を伝えるためのあらゆる形式を指します。例えば、文章や画像、動画、音声、店舗での案内や体験など。
すべて、消費者と信頼関係を築くために使用されます。

コンテンツは、企業が自社の商品やサービスの価値を消費者に知ってもらうための重要なツールです。

コンテンツと言える基準

コンテンツじゃない:日記/感想文/名言△商品スペック/告知、ダンス・バレエなどハコ全般、ダンスは楽しい(浅い話)、リサーチ0発信。コンテンツと言える:選✔︎有益な発信(選び方、比較など)、商品選択を助ける、面白い発信、事例、インタビュー、ブランドストーリー。

「社交ダンス」や「奈良の炭」そのものを【コンテンツ】と呼ぶのは微妙です。それは「ジャンル名」のような。

広い意味では…な気もしますが、マーケティング上の対話には紛らわしいので、「コンテンツ」扱いできる基準は、【情報】だけでなく【価値】を与えよう、と意図した「何らかの発信」か?としたいところです。

既にコンテンツマーケティングを導入されている地方中小企業でも、改めてご確認を。

以下に「自社が今やってる発信って、コンテンツ?」が比較できる表を作ってみました。

コンテンツ非コンテンツマーケですらない何か
(有益な)ブログ、動画、動画,SNS発信、インフォグラフィック、
オフライン刊行物
・広告、
・SNSのセールや企画告知、
・第三者にわかりにくく顧客に知るメリットのないセミナー/できごとの感想
・SNSのいいね周り/集団でいいねし合う、
・繋がり自慢

コンテンツマーケティングとSEO対策の違い

コンテンツマーケティング、オウンドメディア、SEO対策…違いとは、SEO対策やるか、やらないスタイルかの違いです。

使い分け

  • コンテンツマーケティングとは「コンテンツ」を介した顧客とのコミュニケーション方法
  • コンテンツSEOとは、SEO対策し、検索流入を増やす方法
  • オウンドメディアとは「自社メディア媒体」の総称

つまり、コンテンツマーケティングの一部にコンテンツSEOが、「SEO対策」の一部にコンテンツSEOが居る、と。

コンテンツマーケティングの種類

コンテンツマーケティングの成功において、特に重要な種類が「リンクベイトコンテンツ」と「セリングコンテンツ」の2つです。
今すぐ客”へのセリングコンテンツ、“これから客(潜在顧客)”へのリンクベイトコンテンツ、それぞれ異なる役割と効果を持ちます。

以下に、それぞれの概要と強み、デメリットについて詳しく解説します。

セリングコンテンツとは何?→販売目的

セリングコンテンツとは、直接的に商品やサービスの販売・成約を促す目的のコンテンツを意味します。例えば、

  • 商品ページ、商品ランディングページ
  • 商品特集
  • 料金相場、商品比較、規約ガイド

などが該当します。具体的な解決策や商品の特長をアピールでき、売上貢献しやすくする目的のコンテンツです。

強みとしては、コンバージョン率の向上が期待できる点ですが、一方で過度に売り込み色が強いと、見込み客に嫌われる可能性もあります。

消費者はすぐにものを買わず、価格比較も簡単です。「売らない」コンテンツの必要性はすごく高いです。

世には「潜在顧客」の割合が圧倒的に多く、潜在層向けコンテンツも必要です。

リンクベイトコンテンツとは流入支援

リンクベイトコンテンツとは、他サイトから自然な被リンクを集めることを目的とした、「知りたい」「楽しみたい」など見込み顧客対象のコンテンツです。
例えば、「コンテンツマーケティングの7つの成功事例」や「おすすめSEOツールまとめN選」など、役立つ情報や癒し・エンタメを提供する記事が該当します。

リンクベイトコンテンツのメリットは、商品そのものだと紹介されづらい中でもSNSでの共有や他社ブログでの紹介(被リンク)を通じて拡散されやすく、自社サイトの認知度やSEO効果を高める点です。

ただし、外部リンクを獲得するほど感情を動かし、応援されるには高品質な内容が必要で、制作時間と労力がかかることがデメリットです💦

「新商品情報の入手経路」はテレビ広告や店頭よりもネット検索が多い

コンテンツマーケティングの基礎

コンテンツ計画に便利なカスタマージャーニーマップ

カスタマージャーニーマップは、顧客が製品やサービスを知り、購入に至るまでの過程を視覚化したマーケティング分析手法です。
これを作成すると、顧客のタッチポイントや行動を詳細に把握し、最適なコンテンツを提供するための具体的なネタ計画が立てやすくなります。

コンテンツマーケティングにおいては、各ステージごとに必要なコンテンツをタイミング良く発信することが鍵です。

お客様の心理状態に応じたコンテンツアイデアで、成約につながる見込み客を育成できます。

購買ステップ別に以下3点から探されてみては?
新規集客には、「準顕在〜潜在顧客」へのアプローチが大切です。

「まるっとわかる!SEOキーワード選定」より

ミニマルなカスタマージャーニーマップ分類

潜在顧客
  • 自社を知らない→会社概要、理念、歴史、商品への基準や思い、魅力
  • 自社商品や分野に興味ない・価値を感じない→興味喚起、比較、メリット教育、購入後の幸せや解決感をPR
  • 悩みを探す→ノウハウ提供
顕在顧客
  • 検討→自社商品を選ばせる
リピーター(既存顧客)
  • 飽きた/忘れた→新コンテンツ投入(使い方提案、相談、コミュニティ、参加型イベント)

*詳細版は関連記事へ。

2種類のコンテンツをバランスよく発信しよう

効果的なコンテンツマーケティングを実現するためには、セリングコンテンツとリンクベイトコンテンツのバランスが重要です。

セリングコンテンツは直接的な収益を生む一方、リンクベイトコンテンツはサイトの信頼性や認知度を高める役割を果たします。適切に組み合わせると、SEO効果とコンバージョン率の向上が期待できます。つまり、双方の特性を理解し、戦略的にコンテンツを発信することが成功の鍵です。

コンテンツマーケティング8つの導入メリット in地方/EC

コンテンツマーケティング導入は、長期的に多くのメリットをもたらす手法です。良いコンテンツを発信するだけで企業は顧客との信頼関係を築きつつ、効率よく集客とブランド価値の向上を図れます。

以下に、地方企業やECサイトにおける具体的なメリットを紹介します。

長期資産になり高いコスパ

コンテンツSEOによりアクセスアップできた事例
(正確にはサーチコンソール内の成果)

コンテンツマーケティング最大のメリットは、作成したコンテンツが資産として蓄積できる点です。

オウンドメディアやブログ記事は、Web上に半永久的に残り、長期間にわたり価値を提供します。

特にコンテンツSEOは上位表示を維持すれば(理屈上は)「自動集客」と称されるほど、利益が安定し売上に繋がる可能性が高いです。

これにより、広告費の削減にもなり、コストパフォーマンスが向上します。

見込み客が購入者に育つ

コンテンツマーケティングは、潜在的な見込み客層が購入者に育つサポートもできます。

定期的に有益な発信をすることで、見込み客の関心を引き続け、徐々に購入意欲を高め、間接的には売上の増加に繋がります。
例えば、社交ダンス教室の事例を考えてみましょう。

「スポーツ/ダンス系の習い事がしたい」ヤマダさん。
最初は習い事をするか、ダンスかすら未定。

まず「ダイエット 習い事」「ダンス 初心者」などと検索して情報収集を始めて自社ページに初アクセスし、ひとまず満足しました。

後日、まだヤマダさんは悩んでいたので、「ダンス 運動音痴」と検索。

また自社コンテンツに訪問し、「運動音痴でも大丈夫かも。」とわかって安心し始め、関連記事や本気のプロデモ、無料で楽しめるステップ動画を色々と読みます。
徐々に「ジムより楽しそう」と無料体験レッスンへ。

体験後のフォローアップメールには、レッスンの様子を撮影した写真や他の生徒の声が含まれ、教室の魅力を再確認できました。

最後に、限定キャンペーンや割引付きメールで、正式にレッスンの申し込みを決意します。

このように、複数のコンテンツを通じて見込み客が段階的に教室への関心を深め、最終的には購入者に育つプロセスが実現されます。

コンテンツ例

地方から日本全国にPRできる

コンテンツマーケティングは、地方に縛られず理想の客層を集められるのも魅力です。

Web発信により、全国、さらには世界中のユーザーにリーチでき、企業の成長や市場の拡大が期待できます。
奈良県内など同地域でも案外、知られていなかったり、購入には至っていない層も多く、機会損失を軽減する効果も。

顕在客の購入率や既存客のロイヤリティ向上

コンテンツマーケティングは、ニーズが顕在化した見込み客の購入率アップにも、既存客のファン化にも有効です。

ユーザーが抱える具体的な悩みに応えるコンテンツで、顧客の信頼を獲得しやすくなります。
特にSEO、つまり検索経由のユーザーは既に情報を求めているため、コンバージョン率も高くなります。

商品や自社を伝える情報量を増やせる

さらに、ホームページだけでは伝えきれない情報量を発信できるのも、コンテンツマーケティングの魅力です。
似た問い合わせ対応や商品の魅力を何度も説明する手間を減らす副次効果もあり、少ない社内リソースを有効活用しやすく、地方企業や個人店にぴったりです。

詳細な商品・ジャンル説明や豊富な事例を含む記事で、見込み客の疑問を解消し、購入の意思決定を支援します。顧客満足度も向上するでしょう。

顧客ニーズ発見

アクセス解析機能により「コンテンツを測る」材料が増え、お客様の悩みや迷い、課題を発見できます。
広告やデジタル接客にもブランディングにも大いに参考になるデータが貯まるため、便利です。

自分の直感や社内の空気だけで決めていくよりはるかに妥当性の高い仮説が生まれやすいです。

難しく考えず、商品に合う雰囲気やコンテンツで信頼されるポイントを作っていきましょう。

言語化・リサーチ力がつき防御力が高まる

運用の過程で、競合調査や事実関係の精査、価値観の検討といったリサーチ力が身に付き、自社の強みや差別化ポイントを明確に言語化でき、マーケティング戦略や欺瞞を見抜く力が精緻になります。

また、これらのスキルは他のビジネス領域にも応用でき、情報の取捨選択や判断力が向上し、本質思考に。
結果、競合他社の動きや市場の変化に対しても迅速に対応できる力が高まります。

このように、コンテンツマーケティングは企業全体の知識とスキルの向上にも貢献します。

BtoB BtoC両方にリーチできる

BtoBとBtoC両方をターゲットに実行することも可能です。
どんなコンテンツなら兼用できるか、どんな時に作り分けるか?といった詳細はご依頼によりますが。

コンテンツマーケティング企画が通らない壁の克服方法x10

新しいコンテンツマーケティングの企画を立案する際、上司や社内関係者から懐疑的な意見に直面することが多いです。
しかし、そのポイントを事前に理解し、適切な対策を講じれば、企画の承認を得る確率が高まります。

現状がうまくいかないなら、「何か」を変える、始める必要性は上がっているので、決断すべき時でしょう。

以下に、よくある疑念とその克服方法を具体的に説明します。

広告以外に面倒なコンテンツは必要か?

上司から「費用をかけたおしゃれなホームページや広告だけで十分では?」という意見が……。

しかし、広告は一時的な集客効果しか期待できず、資産として残りません。
一方で、コンテンツマーケティングを導入すればSEO効果やブランド価値の向上に寄与し、結果として低コストな集客が可能です。

より深めるなら、広告もコンテンツマーケティングコストもどちらも上がっているものの、スキマ市場の発掘や既存市場への潜り込みがアイデア次第になる点で、コンテンツマーケティングの方が自由度高いんです。

広告も業者や自分のスキル等で、効果0になるパターンも。

広告より将来のコスパが良く、予算が少ない企業こそコンテンツに注力すべき、と強調しましょう。

広告費は最低でも「15・30万円、理想は100万円」が相場のようです。

ランディングページでコンテンツマーケティングやSEOを代用できない

ランディングページ(LP)でコンテンツマーケティングは不要にはなりません。

ランディングページ(LP)は、主にリスティング広告などのクリック先として設定され、特定のコンバージョン目的を持つ単一のページです。
セールス色が強く、縦長1枚で1ページ完結が多いため、広告からのアクセスを効率的に獲得するために企業がよく使います。

しかし、SEO対策や「LPだけ」の集客は難しいのです。

ランディングページがSEOに弱い理由は以下。

LPがコンテンツマーケティングに弱い5大理由

  1. コンテンツのテキスト量が少ない
  2. 狙えるキーワード数が少ない
  3. 画像比率が多すぎる
  4. 被リンクを集めにい
  5. サイト回遊されず取りこぼすリスク

仮にランディングページが検索上位になっても、回遊性が低すぎて成約が賭けになったり、検索エンジンの評価も画像情報より、プレーンなテキストがまだ有利です。

マーケティング戦略効果を出すためには、ランディングページとコンテンツマーケティングの両方を組み合わせて活用すると必要です。

ECサイト・無形商品は集客が弱い

特にECサイトや無形サービスは、実店舗より自社サイトへの強い導線が必要です。
独自ドメインECサイトでは、ショッピングモールの集客力を代用する施策が、より望まれます。

・・・伸びているとはいえ、EC化率は5.79%です。つまり約95%は、いまだにリアル店舗を利用している。

ECで買わない人はいても、リアルで買わない人はいない――オムニチャネルの誤解を解く

成果が出るまでの期間は?時間かかるでしょ

コンテンツマーケティングは成果が出るまでに時間がかかる点を上司に理解してもらう必要があります。

通常、検索順位だけなら1か月もしないうちに上がることもあるほどですが、適切な流入獲得や収益という目線だと、1年程度で成果が出始めることが多いです。
「ある意味数年はうまくいかない」との見解も。

効果に時間がかかる理由

一つのコンテンツを見ただけでは成約しづらく、接触を重ねるほど、コンバージョン(目標達成)しやすい見込み客が増えます。
これは「単純接触効果」という信頼構築の心理学が原因です。

即効性はありません。

この試行錯誤やリアルに反映されるまでの期間を具体的に説明し、長期的な視野での投資価値を強調しましょう。

SEO対策でもSNSでも時間はかかります。

執筆自体も手間がかかる

何をどう書いてもコンテンツマーケティングに成功するわけではないです。

ライトな記事でも執筆時間は最速1日〜4日くらい。コンテンツの目標によっては、さらに多くの期間がかかります。

優秀なライターさんでもやはり、コンビニ感覚とはいかないでしょう

大量にコンテンツ作成する時間がない

SEOはページ数や特定の企業依存じゃない事例。

低品質コンテンツのやみくもな大量投下は不要です。なぜなら、高品質なコンテンツと比べて成功率が低いから。

「良いコンテンツ」ほど、リライトコストも下がるので、スタッフのスキルアップがコスパと密接に結びつきます。

地方企業・個人事業こそコンテンツマーケティングすべき!スモールビジネスならではの強みを生かせば、大チャンス。

コンテンツマーケティングに書けるネタがない

「書けるネタがない、どんなことを発信すればいいの?」という意見は、コンテンツマーケティングを始める際によく聞かれるものです。しかし、顧客のニーズや業界の最新情報をリサーチすることで、常に新しいネタを見つけられます。

例えば、キーワード調査ツールを使ったり、FAQの解答や業界トレンドの紹介など、多岐にわたるコンテンツを作成することが可能です。

詳細は「最強のブログネタ一覧」。

自社ターゲット受けし、意義もありそうなコンテンツマーケティング戦略提案を上司に伝えるのもGood。

ターゲットは・・・だから、●●なコンテンツが刺さると思います。例えば「〜」というブログも自社商品むきです。

コンテンツのターゲットとコンセプト説明

好みやライフスタイルを既定する「コンテンツのペルソナ像(顧客像)とニーズ」を提案前に詰めておきます。

>>詳細は「ペルソナ」にて。

ペルソナが明確だと、コンテンツ案も見えやすいはず。
記事タイトルで具体的に示すと、目標にすべきオウンドメディア像が伝わるかと。

コンテンツ共通の体験を方針にまとめる

できる限り、SNS・ブログ問わず発信ツール全体で共通するコンテンツマーケティング導入方針を定めておくと、webでもオフラインでも、書くコンテンツに確信を持ちやすいです。

うまく書けない

自社に「専門家」と思われるほどのノウハウがない

良質なコンテンツマーケティングにより、業界の専門家として認識され、競合他社との差別化が可能です。

ウチは突出した強みもなく、競合並みのブログは書けない……」との懸念。

本当に魅力のない商品やサービスであれば、その見直しが急務です。
「そんなはずはない」なら、コンテンツの品質や独自性について誤解がある可能性もあります。

そもそもブログやSNSでの差別化は、検索エンジンと読者を対象に、複合的な価値を少しずつ引き上げるものです。
自社の優位性を見つけるのも、顧客の声や社内の気づきを紐解くことで明らかになります。

これって、商品開発・改善も同様ではないかと。

つまり、始める前から安易に導入を見送るほどの理由にはなりにくいのです。

誰がコンテンツ書くの?

ブログやSNSのコンテンツ作成は、専任のWeb担当者がいなくても始めることができます。社内の知識を共有し、複数のメンバーで分担して、一人当たりの負担を軽減する方法も。

また、外部の専門家の活用も検討すると良いでしょう。

無理しない運営体制として、どんなやり方があるかを提案します。

完全内製のメリット/デメリット

完全内製のコンテンツマーケティングはうまくいけば、最も低コストな反面、かなり難易度高いです。逆にコストが上がる恐れも。

  • 情報発信レベルが低く、ありふれた内容や意見
  • 中途半端な知識で満足
  • 企業目線が強い
  • Web担当者の自由度が低すぎる
  • 改善できない

完全外注のメリット/デメリット

優良ライターに依頼すれば、自社でできない高度な記事を簡単に発信できます。

代わりに予算がかさんだり、発注ミスマッチや自社顧客のイメージと違うコンテンツとなる場合も。
多少のコンテンツマーケティング力をつけた後、部分活用がおすすめです。

個人事業や零細企業で「サービスと人物」がほぼ同等の場合は記事を書くことを外部の人間に投げるのは本当にやめた方がいいと思います。

1文字1円や2円で、あなたの内にある価値あるコンテンツを引き出して・・・なんてことはないでしょう。

「コンテンツ戦国時代で生き残るんだ!」という覚悟を…

ブログ記事を代行に書かせるな!

両者を軽減する「伴走支援型」

「コンテンツマーケティングの伴走支援型」とはコンテンツサポートを受けつつ、自走できるようになるやり方。
自力は不安だが、ゆくゆくは内製化してコスト削減を望む企業におすすめです。

売れているやらなくていい。

「うまくいっており、忙しい。商品も良いし。」

現在売れている商品やサービスがあっても、コンテンツマーケティングが不要ではありません。
既存顧客の維持や新規顧客の獲得に加え、価格競争を避けたブランド価値の向上にもつながります。

リアルに……ホームページ開設だけに頼った集客は、数年以上経つとビジネスに悪影響することも。「それでもWeb運用を避けたい」というご要望はわからなくもないのですが。

成長中の地方企業にこそおすすめのマーケティング戦略です。

困窮する前に始める方が、余裕を持って取り組めます。

成功者は一握りの大手企業だけでは?

「成功するのは知名度がすごい大手企業だけ」
「有名コンテンツマーケティング業者に依頼するしか、効果ないのでは?」

以下の調査から、正しいやり方でコンテンツマーケティングを始めた企業は結果が出ています。

相談先と期待値を間違えなければ、地方企業でも「予算やリソースに応じた手の届く成功」には近づくはず。

大手企業が始めているからこそ、やらざるを得ない(?)側面も。

コンテンツマーケティング、コストが月額30万円以上は28%、うち67.9%が「成果が出ている」

2番じゃダメですか?

強者でない当方が常々考えていることですが、本当に身の丈で記事を書こうとすると、やや劣化版になりそうな市場やネタってありますよね。

そんな時は、「無理して書かない」強豪に合わせない戦略も一つです。
コンテンツがどんどん飽和する中で、過度に知ったかぶりで競合に迎合せず、自社サイズのランキングやポジションを得ることに重きをおく、という考え方。「淑女のマーケティング」といえます。

とはいえ、初心者には真意をご理解いただきにくそうですが。

どういう意味かは、ご相談いただいた方に

コンテンツマーケティング支援の費用相場が高額な理由

コンテンツマーケティング費用相場は、なぜ高いのか?

支援コストについて理解してもらうことは、上司や経営陣を説得する際に非常に重要です。

コンテンツ制作には高い専門知識とスキルが求められる

質の高いコンテンツを作成するためには、リサーチ、ライティング、デザイン、SEO対策など、様々なスキルが必要です。
専門の業者に依頼することで、高いクオリティを維持できます。

運用費用が必須

初期費用だけでなく、定期的な更新や改善作業が必要で、そのリソースも必ず確保してください。
コンテンツの質を保ちつつ、最新の情報を提供し続けることで衰退を抑えます。

長期的には安定した集客と高いROIを実現できるため、初期投資の価値は十分にあります。

社内リソースの活用レベルが上がる

自社で全てのコンテンツマーケティングを賄う場合、Web担当者の負担が増加し、他の重要な業務に支障をきたす可能性があります。
外部の専門業者に依頼することで、質の高いコンテンツ水準を早く理解でき、結果的にコストパフォーマンスが向上するのです。

コンテンツマーケティング相場一覧

  • 某コンテンツマーケティング支援会社:月額60万円~
  • 某Web制作会社のコンテンツ制作:1記事60万円~
  • 某社のメディア構築関連初期費用:**0万円〜
  • (格安以外の)記事作成代行:1本数万〜10万円程(某社モデルケースで月15~20万円程)。

コンテンツマーケティングの費用対効果

コンテンツマーケティングの導入を検討する際、その費用対効果(ROI)を明確に示すことは極めて重要です。
上司や社内関係者を説得するためには、具体的な指標や計算方法を用い、予想される利益やコスト削減効果を理解してもらう必要があります(😭)。

以下に、コンテンツマーケティングの費用対効果を示すためのポイントをまとめました。

有効なアクションプランは簡単にはわかりませんが、PDCAの積み重ねで達成しうるものです。

比較的費用対効果が高いマーケティング戦略

コンテンツマーケティングは、広告などの単発施策より費用対効果は高いとされます。

有料広告は広告費がかかり続ける一方で、コンテンツマーケティングは資産として残る点が魅力です。
例えば、自社のWebサイトに良質なコンテンツを追加すると、SEO効果が高まり、自然検索からの流入が増加します。

コンテンツマーケティング効果を評価する指標

コンテンツマーケティングの効果を測定するためには、適切な指標を設定することが重要です。

PV数(ページビュー数)やUU数(ユニークユーザー数)どれだけの人がコンテンツを閲覧しているか。
セッション数や滞在時間、直帰率コンテンツがユーザーにどれだけ興味を持たれているかを評価。
コンバージョン率コンテンツを閲覧したユーザーがどれだけアクション(問い合わせ、資料請求、購入など)に繋がったか
検索順位や被リンク数SEO対策効果の基本データ。

これらのデータを定期的にモニタリングし、必要に応じて改善策を講じることで、効果的なコンテンツマーケティングを実現できます。

費用対効果の計算例・方法

具体的な費用対効果の計算例を示すことで、より相手の理解を深めます。代表的な費用対効果の計算方法は下表です。

ROI計算式利益 ÷ 投資額 × 100
総利益計算式(LTV × 新規顧客数) – (CPA × 新規顧客数)

例えば、ある中小企業が年間300万円をコンテンツマーケティングに投資し、結果、年間売上が500万円増加した場合、費用対効果は200÷300万円 × 100 = 67%。

他の指標として、LTV(顧客生涯価値)も考慮すると、コンテンツマーケティングにより新規顧客を10人獲得し、1人当たりの顧客獲得単価が3万円、LTVが50,000円であった場合、総利益は(5万円 × 10人) – (3万円 × 10人) = 20万円となります。

SEO対策において1コンテンツの貢献度をシミュレーションするには、「平均コンバージョン率xキーワード検索数」の計算式で算出可能です。詳細は以下記事。

数字・売上以外の重要性も訴える

さらに、コンテンツマーケティングの費用対効果を評価する際には、短期的な成果だけでなく、長期的な視点も重要です。
例えば、SEO対策により検索順位が向上しアクセス数が増加することで、安定した集客効果が期待できます。

スキルやコンテンツ力、外部要因、市場やその理解にも左右されるため、たとえ数値上は微妙になったとしても、業者やWeb担当者に安易に悪い評価をするのは危険です。

また、コンテンツマーケティングの成果は数字だけで測りくいです。

試算どおりな効果は出辛くなったかも

売上やアクセス数など分析しやすい数字の良し悪しだけ見ると、実はブランド価値を上げていたり、顧客へのリマインダーや態度変容に役立っているコンテンツを「無意味」と切り捨てかねません。

「SEO指標や読者にとって酷いコンテンツでもない、トピックなども妥当そう。」な時の停滞は精査がカギになります。

コンテンツマーケティング成功事例を示す

コンテンツマーケティングの成功とは何かを知っていただくため、他社の成功事例を伝えてみましょう。
注意点は、ふつうにリサーチすると有名企業の事例が多いことです。

費用対効果を上げる考え方

コンテンツマーケティングの費用対効果を最大化する思考ポイントで、以下の要素も考慮してください。

コンテンツコスパの高め方

  1. SEO対策の強化(リライト、サイト改善)
  2. エンゲージメントを高める(ファン化、リピーターの増加や口コミ効果)
  3. チームの最適化(ノウハウ共有、研修)

効果出るかは理解度次第

コンテンツマーケティングの費用対効果は、市場によっては悪化してはきました。

ゆえにコンテンツ設計から作成・分析、ビジネスセンスや雑学力など幅広いスキルがより求められます。

自社ブログの効果が振るわない理由を多方面から検証し、成功率を高めるべきです。

成功するコンテンツマーケティング設計・作成手順

コンテンツマーケティングの成功には、計画的なサイト設計とアプローチが必要です。
コンテンツマーケティングを効果的に実施するための基本的な手順について本稿で説明します。

初心者Web担当者がどう戦略を練り、準備・実行すべきかを理解できます。

コンテンツマーケティングの流れ

  1. 現状の確認・競合調査
  2. ペルソナ設定
  3. コンテンツの方向性と発信ツール選定
  4. 目標・KPIを決める
  5. コンテンツ作成を始める
  6. 効果分析と改善(PDCA)

現状の確認と競合調査

まず、現状の把握と分析が必要です。自社の強みや弱み、競合他社の状況、市場のトレンドなどを総合的に分析します。

ホームページやSNS運用、オフライン、商品の課題や改善点を明確にし、コンテンツマーケティング戦略を立てるための基礎資料をまとめましょう。
例えば、以下のような課題が出ている企業は多いです。

  • 自社が希望する客層・サービスでない or ターゲットやコンセプトがあいまい
  • 既存顧客(リピーター)がほとんど、口コミが増えない/ない
  • 指名検索や顕在顧客層のみ
  • 同業者の状況

自社商品の露出や吸引力が減ってきていることや「ホームページ集客目標との乖離ポイント」、まだ獲得できていない市場の大きさや魅力を主張してみます。

現在自社サイトは月間**PVで、現状では一般的な平均コンバージョン率が1%、実測コンバージョン率が0.001%。このままでは、月1件のお問い合せ獲得も厳しいです。

ペルソナを決める

次に、ターゲットとなるペルソナを設定します。ペルソナは、想定される顧客像を具体的に描くことで、よりターゲットに響くコンテンツを作成するための重要な手法です。
ペルソナ設定には、年齢、性別、職業、趣味、関心事などの詳細な属性情報が必要です。詳細な設定方法については、関連記事をご参照ください。

コンテンツの方向性と発信ツール

コンテンツの方向性と発信ツールを決定します。コンセプトは、ブランドのメッセージやトーンを統一するために重要です。

発信ツールについては、ターゲットがどのメディアを利用しているかを考慮して選定します。

例えば、若年層向けにはインスタ・TikTock、中高年や複雑な商品にはブログなどです。それぞれのSNSやブログCMS選定については以下へ。

コンテンツの目標・KPIを決める

KPI(重要業績評価指標)を設定することで、コンテンツマーケティングの成果(何がどうなったら成功?)を測定しやすくなります。
まずはつたない目標設定でもOKです。

例えば、ウェブサイトのアクセス数やコンバージョン率、SNSのエンゲージメント率などが考えられます。定量的な指標を設定し、定期モニタリングすることで、戦略の効果を評価し、必要に応じて調整を行います。

KPIは、「事業拡大のようなより根本的な目的達成(KGI)の手前の目標」です。

コンテンツマーケティング評価指標参考

コンテンツ作成を始める

SEO対策や視覚的な魅力、ターゲットへの訴求力を意識し、実際にコンテンツを制作します。

品質の高いコンテンツで顧客の信頼を獲得し、ブランド価値を高めましょう

効果分析と改善(PDCA)

最後は、コンテンツマーケティングの効果分析と改善です。定期的にKPIを確認し、目標達成状況を評価します。

データ分析で改善点を見つけ出し、既存&次回のコンテンツ制作に反映さ、効果を高め続けるよう注意してください。
例えば、A/Bテストや投稿ごとの貢献度比較を行うことで、最適なコンテンツや配信方法を見つけられます。

上司を説得できるコンテンツ企画提案書にまとめる

以上を企画書にまとめるのも良いです。コンテンツマーケティングの企画書を上司に承認してもらうためには、いくつかの重要要素を押さえる必要があります。

例えばこんな資料を作成してください。
以下は画像の都合上、かなりミニマムに縮めた提案書例です。自社に迫っている課題や実際に作成すると良さげなコンテンツのイメージが伝わるものに洗練させてください。

コンテンツマーケティング企画書の中身

コンテンツマーケティング企画書概要

企画書の掲載項目例5つ

  1. 始めるべき理由/課題/背景
  2. コンテンツマーケティングの目的
  3. 企画提案の内容アイデアや計画、ペルソナ像
  4. 成功時の効果
  5. 外注・コンサル費用や社内リソースの最適活用方法

上司が最も関心を持つのは、コンテンツ企画の実現可能性とROIです。理想は予算対効果を計算し、明確な利益を示すと提案の説得力を高めます。
一方で、先述のように「数値依存の注意点」も併記すべきかもしれません。

最後に、上司の不安や疑問を払拭するための準備を怠らないことです。

予想される質問に対する回答やリスク管理の方法を事前に考え、提案書にしっかりと作り込めば、上司を説得し、承認を得る強力な武器となります。

参考記事

企業がSNSマーケティングを始めるにあたって社内説得する方法
業者ではなく本当のパートナーになる。運営堂 森野誠之氏に聞く地方Webマーケターの役割

地方企業こそコンテンツマーケティングを始めようor再入門しませんか?

コンテンツマーケティングとは、集客以外にもメリットが多い、自己ブランディングです。
いまビジネスで困っていなくても、リスク回避しつつ、数字だけではない貴重な気づきが得られます。

コンテンツマーケティングにおける売上効果の試算・保証は難しいですが、現状維持が安全なわけでもありません。

地方企業こそ、まだ市場が比較的参入しやすく、手頃な予算から運営できる施策です。

すでに失敗して慎重になっている方は、コンテンツや戦略、動線1つ1つの質をしっかり高めましょう。

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