初心者でも自分でできる最低限のSEO対策と改善手順、まとめました。
「他の初心者ノウハウが入ってこなかった」方こそ必読のやり方を大幅に加筆。
- SEO対策会社に依頼する予算がないor不安
- 記事多いのにアクセス少ない
- 更新しないとアクセス0
でも「できるなら簡単な勉強量で」方に、SEO対策を無料・格安で勉強するやり方や参考サイト・ツールも紹介。
「ブログやっても検索されない」理由は、企業規模でなくSEO対策のやり方が間違っているからかもしれません。
「どんなSEO対策なら簡単にできるのか」知りたい方から挫折者の方まで、入門レベルの解説で学びませんか?
SEO対策には数種類・何百テクもあるんやで。
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SEO対策って自分でできる?【ワードプレスホームページ】
SEO対策は、やり方を学べば誰でもでき、40代でも未経験でも無問題です。
戦略的なコンテンツSEOができるとまだ事業によっては、SEO対策を始めるだけでも相当有利です。
40代、中小目線のブログにできるかもしれません。
ただ、SEO対策をイチからやると、
- ブログをコツコツ書くだけ
- 無効・遠回りな対策や改善をやる
- 小手先テクニックで粘る
- 改善コストが高い
- 最強のノウハウを買ってしまう
方が多く、成果を出すのに苦労します。
多くの企業がSEO対策を始めるかすら迷っていた間に、自力では超難しい時代になった側面も。
SEO対策の簡単なキーワード市場でも、検索された後の効果が低いリスクも高いです。
「SEO対策できていないブログ」との違い
自分でできたつもりでも、SEO対策されて「いない」ブログは、毎日書かないと集客できない【手動集客】なところ。
SEO上位表示できれば、長期間多くのアクセスが見込め、大手サイトと同じ検索結果に並ぶ時も。
「有益なコンテンツ」と人間に評価されれば、何かの紹介に繋がる可能性も期待できます。当方も他社メディアでご紹介頂きました。
「社名」や「地域+ジャンル(例:奈良 ピアノ教室)」など低スキルやブログゼロ記事でも上位表示できる簡単キーワードしかSEOできていない方も、多くの検索市場から潜在客を誘導できます。
つまり、成果の出ない自社運営サイトはSEO対策を入門から学び直すことが必要です。
アメブロで自力SEO対策できる?強いも弱いもやること次第
アメブロでSEO対策するのは、やや難しいです。
ただし、「Googleが2019年、検索結果に出すのを「同一サイトからのページを2件までに制限」され、SEOやりにくくなった」は微妙な説明です。
前半は事実ですが、単純すぎます。
検索されるにはGoogle品質で対策
アメブロでSEO対策するにも、SEO自体がドメインに関わらず総合格闘技なので下がる要因はほぼ、最低限のSEOができていないせいでは……。
と思えるSEOふうの記事も目立ちます。
「Google検索される本気SEO記事」をアメブロで書けば検索上位もできるかもです。
「アメブロで長文は読まないから、検索エンジン向けの長い記事書いてもムダ」かは……断言できない、と。
アメブロ以外で最適なSEO記事が少なければたまに検索上位に上がりますが、それと読者満足・理解度は連動しないです。
アメブロのドメインブランドや競合性に頼った成果に見えます。
また、ゆるくSEO対策されたアメブロ記事で「検索上位だけど検索需要は超少ない…」場合、それで十分か?も検討ポイントです。
アメブロが検索上位に来ない事例
「ピアノ教室 大阪」検索結果。検索上位は全滅、アメブロは中位でもゼロ件。
より需要の少ない「ピアノ教室 大阪市」でもアメブロはアウト。
「アメブロはSEOに弱い、アメブロ以外を使え」は嘘
「アメブロドメイン(独自ドメインじゃない)だからアメブロはSEOが弱い」も説明不良です。
SEO対策ガチったり、簡単なキーワードなら検索に引っかかりうるんですよ、一応。
何ならSNSアカウントも主に「アカ名検索」なら、検索に載せることはできます。
「アメブロはSEOできない証拠がー!」も間違い
「アメブロはSEO対策できない!!」→検索されない記事品質なだけだったり…。
「アメブロSEOは諦めろ」とセミナーで脅されても(?)「アメブロはやめた方が良さげな目的」でない限りSEO成果は、自分次第です。
HTMLタグも使える
アメブロも、検索されるための見出し(H)タグやリストetcは「通常表示」エディタで簡単に設定できるんです。
HTMLモードと知識がないとできないタグは、細かいスタイリングHTMLタグ。
ごりごりのSEO記事を書くには若干面倒かも。
「検索に載せるアメブロ設定」なんかない
「最低限のSEOは、画像のaltタグ、ブログの見出しタグで検索されるように最適化してキーワード意識するだけ!」。
なーんてSEOコンサルもいますが、「alt要素で検索に強くなる」なんて何十年前?いや、そんな時代あったかなw
初心者がSEOキーワード設定するくらいでは、おかしな構成になります。
再三ですがこの感覚でアメブロSEO対策やっても、効果をあまり実感できる気がしないです。
「アメブロSEOに強い」方のノウハウだけだと、2024年のSEOでは勝てないです。
初心者OK!自分でできる簡単SEO対策手順 9ポイントだけ
初心者やSEO迷子は、テクニック少なめなコンテンツ重視のSEO内部対策から始めるのが簡単。
初めてやるSEO対策に最低限必要な手順、
SEO何から始めるべきか
- ブログコンセプト決め
- 知りたいことを考える
- SEOキーワードを選ぶ
- 自社に関わる記事から始める
- SEO競合調査
- SEOライティング
- タイトルとメタディスクリプション
- 公開
- SEO改善
を説明します。
1.SEO的ブログテーマ決め
SEO対策の最初にブログのテーマとカテゴリを決めます。サイト構成が自己流だと、SEOにも運用にも影響するからです。
- メディアコンセプト
- どんなカテゴリ内容・ジャンル数で記事を展開するか
を決め、上図みたいにSEO需要の高いキーワードを使ったカテゴリ名をつけます。
カテゴリ名を後で改善・増減しても良いですがなるべく、初心者なりにジャンル設計してみましょう。
コンセプトに沿った関連記事でアクセス数が上がる
テーマ内で関連する記事をバランスよく公開すると、専門性の整った自社ブログが自然とできます。
なのでゼロ記事時期からジャンル展開を考えることは、SEOとブランド面から有効です。
自社サイトの閲覧者数や一人の訪問回数が増えると、ホームページPV(アクセス数)や集客効率がアップします。
ただ、「完璧なブログ構造じゃないと、SEO対策できないか?」は微妙。
雑記や無関係コンテンツを投入するときの懸念を自分ならどう捉えるか、ですね。
「カテゴリ名さえSEOに良ければ上がる」も甘いので。
2.読者が何を知りたいか考える
キーワードをSEOアプローチから考える前に、自社ブログの提供価値と合う読者の疑問と記事イメージを推測しましょう。
SEO用とコンテンツマーケティングのペルソナ設計は若干違うので、具体的には当方関連記事を読んでください。▼
3.SEOキーワードを選び、検索意図を想像する
見込み客の検索理由により「知りたい」「買いたい」などSEOライティングの型が分かれるので、目的を調べます。
これが「検索意図」です。キーワード選定と検索意図については、この記事へ。
ほか、キーワードごとに「〜〜でもっと、既存の他社記事よりわかるブログないかな……」などと深層心理に対応する意味の「検索意図」もあります。
初期の記事はSEO練習で、程よい検索回数のあるキーワードで記事を大まかに書いていく」もOK。
SEO対策の微妙な記事が増えすぎないうちに、より本質を理解したやり方に変える方が良いですが。
4.自社に関わる記事から作成する
手順1で決めたテーマからまずは1カテゴリの記事を2-3ほど書きます。
カテゴリが沢山あってもそれぞれが中途半端に1-2記事づつだけだと読者も不足感を与え、SEOにも少数精鋭すぎたりするからです。
ただ、「量産することで徐々にSEO評価が上がる」説はちょっと違うんで、適材適量かつSEO高品質な記事だけ揃える考え方が重要になっています。
自社が書くと良いコンテンツで、かつ検索されるキーワードのブログから書き始めましょう。
5.SEO上位ブログの競合調査
SEO対策検討中のキーワードを自分でGoogle検索し、難易度や傾向を調査してください。
例えば、そのキーワードが自社に使える検索意図じゃなかったり、100%不可能な空気だったり…?をまず考えます。
で、「そのキーワードで何をどうやってSEO対策すればいいかよく調べる」までが、SEOの競合調査です。
当方も今も使うリサーチ手法が、「検索結果からの実際のライバル記事の研究」と「コンテンツの見せ方や書き方の知識」。
「良いポイントは参考に、課題点は自社ブログで解決してあげる」がまずは重要です。
あとはキレイで見やすいブログの見せ方も覚えましょう。
分析するまでもなく、美しいブログは資産価値が上がります。
ガワのサイトデザインよりじっくり見られるのが「中央の記事エリア」。なので、プロデザイン依頼してもブログ運用者が残念だと悩ましい状態に……。
特に、技能としてのデザインより機能と効果、素人/素材臭の少ないちょうど良いデザインスキルが必要です。
6.検索意図に合う構成でSEOライティングする
H2→H3の順番で、記事見出しを決めて、ブログの基礎構成を作ります。
SEOブログはしっかりした長編記事がほとんどなので、やるべきステップです。
また、「独自トピックの追加」や「要・不要ジャッジ」etcもやります。
見出しは、今回の対策キーワードを入れつつ、オリジナル性を。
ただ、冗長なのも、なんちゃって対策も無意味です。
NG見出し例:
「SEOのやり方の秘訣の方法、SEO対策の基本、入門、入門、基礎、基礎的な」
上は明らかにダメな例ですが、他にも検証ポイントは複数あります。
いざ自分で書くと、妙な対策をやりがちです。
見出しができたらh3本文とh2直下の冒頭文、最後に記事の書き出し文を書き上げます。
でも「強調タグを仕込むと検索上位に上がりやすくなる♡」とか信じてる人は根本の理解不足。
7.タイトルとメタディスクリプション(要約)を設定する
本文のSEOライティングが終わったら、記事を総括できるようなタイトルとメタディスクリプションタグを設定しましょう。
メタディスクリプションとは検索画面に出る要約文のことで、順位が上がるものではなくタイトルで表しにくい記事のポイントをアピールできます。
ただ、メタディスクリプションは検索結果の抜粋文に必ずしも使われないので、本文にも力を入れるべきです。
SEO対策のスキルアップを始める入門施策一覧
前項の大まかなSEO対策に対するプラス施策をナビゲートします。
SEO担当者や体制を決める
誰がSEO・ブログ運用をやるかを決め、担当者の目標確認や意識のすり合わせを行います。
なおSEO対策初心者だけでなく「チョットSEOできる」場合も知識不足が考えられ、教育の整備もおすすめです。
3クリックルールは古い?
3クリックルールとは「Webサイトの重要or末端ページには入口から3クリックで到達させよう!」という、サイト構造のユーザビリティ原則のこと。
「でも階層浅く作るのは限界あるし、数字に根拠ないよ?」との見解もあるようです。
当方としては、無闇な深いサイト構造は確実にNGです。
迷子にならないサイトはGoogleに検索されやすくなります。
HTMLタグとサイト構造をGoogleに優しく
検索エンジンが「これは見出し2」「ここはテーブル」「カテゴリAにはちゃんとAの記事がある」と理解できる書き方でなければなりません。
基本的なHTMLタグを使いこなし、記事構成を明示しましょう。
また、サイト構造もクロールしやすい設計で作ります。
検索体験(UX)の最適化
検索後の自社ブログUXを向上させます。
- スマホ対応
- 見やすいページ(*リンク先参照)
- 重くない表示
- 期待を超える記事
ページスピード改善方法
1.HTML・CSS・JSを軽くする
ホームページの中身、コード量を減らす対策です。
無駄な、使っていないスタイルやファイルの最適化を行います。多くの無料ブログでは対応できません。
2.画像ファイルサイズを軽くする
何メガ・何百キロバイトもある画像ファイルは、Webでそのまま使ってはダメ。大きめの画像目安でせめて200KB、ごく小さなアイコン画像なら数KBほどに軽くすべきです。
画像の軽量化はTinyPNGやアドビ製画像ソフトの「Web用保存」などでできます。
記事を増やす
最初に決めたカテゴリの記事やハブになるフリーページを増やすと一記事では取れないSEOキーワードが網羅できます。
ブログテーマに関心を持つ人が自社サイトを何度も参考にすると、ジャンルでの存在感が高まるはず。
「記事を増やすとだんだんSEO評価が上がる」の欺瞞
自社のSEO方針に無関係なキーワードのページがムダな上、高いSEOスキルが要る市場が増えました。
なのでどんな記事を作って行くか、その記事を増やす意味、など洞察力が必須です。
でも、「とにかくSEO対策ページだけでサイトを固めないと……」思想も融通のきかないサイトになるだけ。
日記やポエムは昔から全く役立ちませんが、「顧客目線で求められるコンテンツ」を充実させましょう。
更新頻度とSEOの関係はね。
SEO対策の一環で、毎日更新をすすめるコンサルがまだ居ます。
Googleも読者も、(文字通り)更新頻度を求めているわけなく、本当に重要なのは新鮮な情報やサイト改善に真摯に向き合うブログです。
古い情報は現状に沿ってアップデートする等、さまざまな対応が期待されます。
まず、「毎日記事書いて、かつSEO対策高品質で、見込み客が求めるものが書ける」運用すら難しいのでは。
簡単に書ける記事だとSEO対策とは言えないです。
「検索上位に上がっているのは、毎日更新されているサイト」とは限らないことは自明。
内部リンクを張り巡らす
Googleはリンクが命。「自社ブログ内の関連記事への内部リンク」を中心に「あわせて読みたいページ」にリンクを設定しましょう。
するとGoogleがリンクを辿って自社ブログのジャンルやページ同士の関連性をより認識でき、読者へのサイト案内効果も高まります。
直感でリンク繋げるだけでは、SEOにも人間にも逆効果。関連性の高い記事リンクに留めます。
直帰率・回遊率とSEOの関係
ホームページの回遊率とは、一人の訪問者がサイト内を色々と見て回った割合です。
「一記事で離脱するより、何ページも見てもらえるホームページはきっと有益だろう」と判断できます。
直帰率は、自社サイトを1ページ見て引き返す割合。
もちろん、サイト改善で直帰率を下げたり回遊率を上げるメリットはゼロではないです。
一応、回遊率を上げるとSEO効果が高まる論調にもなっています。
でもユーザー心理は複雑なので、記事改善策として常に適切かはまちまち。
よって、今回のサイト課題におけるリライトポイントなのかを見極めてください。
記事を補う外部リンクを張る
時には外部リンクも有効活用を。
「外部リンクはSEOリンク評価を外に流し、見込み客を他社に紹介してしまうなんて……」は誤解。
「有益な外部データや記事」を紹介する方が、読者の理解や信頼を得られるときも。
不都合な他社ページの紹介を避けても怪しく見え、自社記事で物足りなければ再検索されるだけです。
「必要な外部リンクがない、十分な悩み解決のできる記事」には設置不要ですが。
リンク切れ・情報アプデ注意
内部リンクや外部リンクは途中でURL変わったり、サイト消失も考えられます。適宜、リンクチェックをやりましょう。
また、情報が古くなったり、深まったりすれば紹介方法やリンク先をより良いものに変えてください。
メンテを楽にするリンク切れチェッカーを4つ紹介。どのツールでも、修正作業は自力です。
ワードプレスのリンク監視プラグイン
ワードプレスでリンク切れを自動監視できるプラグインが「Broken Link Checker」。
プラグイン検索から「Broken Link Checker」をインストール、有効化するだけです。
プラグインなしでデッドリンク発見
ワードプレスサイトじゃない、余計なプラグイン入れたくないetc…ならオンラインツールが便利です。
「リンクチェッカー(リンク切れチェックツール) 」もお手軽ツールです。
また、「Google Search Consoleのページ インデックス登録レポート」(インデックス作成>ページ)も404ページを確認できますが、当方は主に他ツールを使っています。
SNS流入を増やす
SNS運用はSEO初心者が気軽にできる外部対策で、「SNS言及も、SEO評価になる説」に合わせた施策になります。
対策方法は
- 自社サイトや記事ページへのSNSボタン設置
- シェアしたくなる記事の作成
- SNS有効活用
- SNSライティング
の4つです。
「SEOとSNSは両輪」か?
実は、「SNSをやれば検索上位に上がる」は証明されていません。
Twitterからのリンクもnofollowという「外部リンクにSEO評価を流さない」HTML要素つきで、直接のSEO効果は出ない仕組みです。
インスタなんか、投稿にリンクすら貼れません。
よって「SEOとSNSは両輪、SNSもちゃんと運用しよう」とか指導するコンサルは……教えてくれないよ♪
でも【指名検索・認知度・紹介/コラボ機会】のアップには有効です。
余力なくてもSNSをやるべきか
SNS運用の是非と注力の加減は、サイト反応を見ながら「自社がどう運用リソースを使っていくと良いか」で決めてください。
「SEOもSNSも運用力が高いインフルエンサー」風の企業・個人がイメージ通りに評価されているかは様々なので、ご安心を。
新記事をアップするごとに自分でSNSシェアすると検索上がる?
まぁ一応、新記事のSNS自己シェアはやっておくといい施策です。
…でも、低スキル・軽めなSNS運用では誤差レベル、有名企業すらも検索流入が大半で、検索上位との関連は曖昧。
SNS連携に苦悩するよりも、記事品質そのものの向上が重要です。
正直、SNSがまじでただの呟きでも放置でも、アクセスはGoogleから勝手にくるのが「ちゃんと検索される」ブログだから。
仮に効果があっても地味なもの。
被リンク数は何個必要?
被リンクとは「他ドメインのサイト」に貼られた「自分のサイトへのリンク」のことで「被リンク数の多いホームページは、SEOで上位表示に有利」だそうです。
ただ、「リンク元が低品質・怪しいサイト・自作自演・サイトテーマと関連性が低い」場合は確実に無意味。
被リンクの効果・被リンク数を何個得るかより、重要な問題はいくつもあります。
当サイトの「外部メディア紹介事例」のように、信頼できる優良サイトからのナチュラルなリンクを目指しましょう。
トップページのSEOはほどほど
SEO対策がやりにくいトップページはブランディング重視です。
ただ、最低限のSEOライティングはやっておいた方が。
トップページでやるSEO対策例
- 指名検索への対応(社名やサイト名で検索に引っかかる)
- 業種がわかるSEOライティング
- 離脱を防ぐUSPライティング
SEO対応ガイドラインが無料・格安で勉強できるWebサイトと本
「SEOどうやるとよいかわからない」初心者や「SEO知識が不安な」Web担当者が読んでおきたい参考サイトや本をご案内します。
SEOライティングを勉強し、上位表示の感覚を体験ください。
- 公式/一次情報
- 二次情報
- 低品質情報(伝言ゲームでズレ・抜け)
- 誘導情報
と、情報源によって学びが大違い。
「SEO初心者を抜けるには知らないとヤバい」基本を知るサイトばかりなので、定期的にチェックしましょう。
現代もSEO対策の微妙な会社が多いです。
そこが、知識がないと簡単に効果の出る範囲で終わる理由なんでしょうね。
SEOの仕組み
当方もSEOノウハウ記事は、複数書いています。この記事例は上記Google公式の仕組みの解説バージョンです。
Google 検索セントラル ブログ
Google 検索セントラル ブログはGoole公式の情報源。
「初心者にわかりやすい」ってサイトじゃないものの、真偽確かな最新情報として有力です。
検索エンジンスターターガイド
Goole検索セントラル内でとくに必読の「SEO対策の始め方」指南書ページなので、最低1読を。
SEOラボ
SEOトピック網羅タイプのSEOサイトです。分析情報も出ている点が特徴的ながら、一般的なSEO記事も多め。
海外SEO情報ブログ
アルゴリズム変動情報や中上級SEO担当者向けのコンテンツが数千記事もある、有名SEOブログです。新鮮なSEO知見ならここ。
ボーディー | 中小企業の内製SEO(検索エンジン最適化)を支援
「SEOコンサルタント住 太陽氏が中小企業による内製SEO情報を掲載」しています。
ネットではあまり見なくなりましたが、長年コンテンツを積み上げられてきた老舗SEOメディアです。
SEO対策が初心者・社内でできる必読書籍 厳選3冊
SEO対策初心者の参考に最適な基本のテクニック本をご紹介します。
何のひねりもないですが、SEOを始めるときは歴史・定番感ある書籍が今でもおすすめです。
「EEATがー」とか知ったかぶる前に必読。
Webマーケティング・SEOライティング入門の決定版。
人気ブログの書籍で、ハードボイルドなドラマで褪せないSEOの考え方、コンテンツマーケティングの基礎が理解できます。
基本的なSEO対策をざっと網羅している辞書感覚の教本です。
ブログ運用を始めた後に読んでみると、眠くなく理解できるかと。
最新知識やリアルな深い考え方はあまり含まれません。
自分のSEO分析力を磨く
生のSEO対策記事をたくさん見て工夫ポイントを分析するスキルをつけることでも、コンテンツSEOのノウハウが向上できます。
「競合ブログは大手だから権威性あって自分みたいな個人や会社では検索されるようにならないな。」などはまだ何も分析していません。
自分でできるSEO対策改善とよくやるセルフチェック方法
SEO対策は公開後も自分でやることがあります。SEO上級者すら、自分の記事を公開時点ではまだ、満点にはできません。
具体的には、アクセス解析や課題分析、アクセスの少ない記事のリライトやブログ改善を継続して行うのです。
ブログやWebページのSEO評価を書き換える改善方法とセルフチェックポイントやツールを紹介します。
Google Search ConsoleのSEO向上術
「Google Search Console」は最優先の無料で使えるSEOチェックツール。
エラーチェックや自社サイトがどんなキーワードで検索されているかのデータが分かります。
インデックス登録(URL検査) | 新記事を速やかに認識させる・ページ更新・検索エンジンの巡回確認 |
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検索パフォーマンス | 流入キーワード・ページ・検索回数・クリック率・順位変動 |
インデックス作成 | エラー・404チェック |
主にこれらの指標を確認し、順位や成績の悪い記事やキーワードを改善するのが基本です。
Pagespeed Insightsで表示速度を改善
「ページ速度が遅いとSEO下がる」に対応する、表示速度の問題点を調べるツール。
検証URLを入れ、図内グラフの警告をなるべくグリーンに変えるよう、課題を見つけます。
Pagespeed Insightsの主な改善箇所
- FCP:ページ表示時間を減らす
- CLS:予期しないレイアウトシフト=表示領域を指定
- 適切なサイズの画像:画像の軽量化・圧縮
- 使用していないJavaScriptを削除:スクリプト内の余計な記述だけなくす
Ahrefs
「Ahrefs」ならインストールなしでネットでリンク切れチェック・ドメインパワー・検索順位のついているキーワードがわかります。
深い競合分析などメイン機能は有料です。
ウーバーサジェスト
キーワードボリュームの調査で有名なウーバーサジェストも、サイトヘルプ機能が充実。ドメイン概要/キーワード順位/被リンクデータがわかります。
有料機能のほうが多いです。
MEO(Googleマイビジネス)対策も自分でやりたい
飲食店や教室など実店舗には、一応Googleマップへの登録もおすすめ。
「SEOは勉強きつそう。MEOなら簡単に検索されやすくない?」の方へ。
上位表示をコントロールしにくく、Google Mapで検索されるのは顕在客ばかりです。
Google map対応だけでなく、多彩なニーズから集客するにはSEO対策もやるべきことです。
なお当方は「マイビジネスを全否定する系」・「自分のSEOスキルが危ういからMEOを抱き合わせる系」どちらでもございません。
自分でやると難しいSEO対策って何?コンサルに有料相談?
自分では難しい(脱落者が多い?)SEO対策は厳しい基準・テクニカル対策・情報精査です。
コンテンツマーケディングに近い、誰でもやりやすい施策だけで運営するのも手ですが、検索エンジンには(思いあふれるだけでは)伝わりにくくなります。
SEO有料サービスに相談するまでのガイドラインを解説します。
1.厳しいSEO評価基準のクリア
競合ブログのコピペ劣化版で存在価値やアクセスのない記事は、SEO評価も上がらないリスクが高いです。
「自分のテキトーな理解でSEOっぽい記事を書けば上がるのね。SEO対策ノウハウも無料で学べたし、大丈夫だ」は甘いかも。
Googleは元から品質思考を謳っている上、何度も人間に有用なサイトを高評価するためのアルゴリズム改訂「Googleアップデート」をやっています。
SEOの本質が理解できないブログはこの変化に弱く、順位が下がっても改善方法が分かりません。(とにかく有名ブログのせいにするなど・汗)
A.パンダアップデートと B.ペンギンアップデート |
A.低品質サイト下げ、B.スパムや低品質リンク下げ。現在は定番化。 |
---|---|
ヘルプフルコンテンツアップデート | 読者に役立つ本物のコンテンツを評価。 |
一般論でのSEO評価基準一覧
- テクニカル:表示速度、重複コンテンツ、更新性/最新性、URLのキーワード、SEO向きのカテゴリ設計、スパム判定
- ドメイン:ドメインパワー・信頼性、ドメイン名
- 検索体験:独自性、網羅性、ユーザビリティ、役立つ、直帰率、検索結果からのクリック率
- 内部対策:タイトル・見出し・本文のSEOライティング
- 外部リンク:リンク先の適切さ
- ページの外部評価:被リンクとリンクサイト側のスパム有無、Web言及数
- 自社SNS:テーマ性、影響力?(不透明)
- 指名検索
2.高度なSEO内部対策
SEOにおいて勝手に「やらなくて良い」「できない」で終わってしまうのがデザイン・プログラミング施策です。
「SEO対策はコーディングもプログラムも不要」な作業も多いものの、素人さんがあまりやれていない重要な内部対策がちょっとわかるとベターかも。例えば
- デザイン・レイアウトの改善
- ホームページ土台デザイン部分の変更(管理ツールで不可能or良い改善策がわからない場合)
- 余分なCSSの最適化(問題大な場合)
- HTML/CSSの問題修正
です。この辺の問題が深刻化していない運営サイトなら、何度も気にすることはないかもですが。
3.正しいSEO情報収集
老舗SEOメディアは膨大なノウハウブログを抱える反面、どこから見始めるべきか迷います。
でも、「少ない勉強で最大の効果を」とたどり着く「コンパクトに教えてくれるブログ」は、スキマだらけかも。
SEO対策の「せめてもうちょっと」正しい進め方を学ぶ重要性は高まりました。
情報が雑な理由は
- 必要な勉強量の増大
- わざと薄い記事にすると、自分の有料コンサルに流しやすい
- 本人も「SEO完全に理解した」気分
- 収益化重視
の4つが考えられます。歴史的に有益なブログもありますが。
4.レッドオーシャンSEO
大手サイトが総取りしているレッドオーシャン分野のSEOは激ムズです。
「そもそも自社はその人気キーワードを狙うべきか」「いや、本当にSEOムリなのか?」など決めるには知識が必要。
SEO基準の捉え方
上記の有名なSEO評価基準にも、検証力が重要です。
「やっぱ自力でSEO難しい」方は有料SEO詐欺についても当方記事などで、防御知識をつけて相談・依頼を!
素人目に「すごい」記事書けるSEOコンサルが信頼できる、とは限りません。
一方、本記事もまだSEO超入門なので自分のSEOスキルも過信は厳禁。
まずは自力SEO対策の進め方を使い倒す
自力でやるSEO対策の成果や作業期間は、理解力により違います。記事を読んでも
- 見出しや画像に漠然とキーワード仕込む
- 被リンクや滞在時間を気にする
- 記事の量産
といった力技SEO対策では変な努力と相応の成果しか得られません。
今は「お役立ち記事」「簡単そうな検索市場」すら、 競合性によっては高い戦略必須です。
良質な知識があったら逆に、「思ったほどやらなくてよかった」ことも……。
- 強豪ブログと同じようなメディア・キーワードは小さい会社だとムリ?
- すぐには不安にならないコンテンツにしておきたい
と疑問や懸念の見えてきた方も、「とてもじゃないが本記事をマスターできない、不安、面倒」な方も、ご相談ください。